劇場公開日 2025年6月6日

国宝のレビュー・感想・評価

全1372件中、241~260件目を表示

5.0頼むから

2025年6月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

さいっこうに良かった。
この映画自体がまさに国宝だった。
吉沢亮さんや横浜流星さんの女形はもちろん、
子役たちや、女性陣、師匠、音楽、カメラワーク、
照明、すべてにおいて最高だった。
中でも田中泯さん演じる人間国宝 万菊がすごかった。
すごすぎて、こわかった。

歌舞伎の、物凄くしーんとしたシーンで、
国宝級の腹が鳴ったのが恥ずかしかった。

頼むから飯は食ってけ。

コメントする 1件)
共感した! 21件)
ともや

4.0とても良かったんだけど

2025年6月22日
iPhoneアプリから投稿

既に高評価の映画で私も心を掴まれ、涙を堪える事がやっとだったので、素直に褒めたいんですが、あの時間内に収める事が前提ならば、脚本、台本はあれ以上を求める事は酷というか、無理ゲーだと思います。
元々の原作がおそらくもっと膨大な情報量だった事は容易に想像がつくほど、映画の脚本はどこを削るか、という作業が大変だったと思います。所々でストーリーの連続性に飛躍があり違和感をいくつか感じました。特に3代目花井半ニ郎が闇堕ちしていく部分は時系列に沿って組み立てた方が自然だし、その後、小野川万菊の計らい?があったからなのか、よくわからんけど再び復帰して半弥と共演することになったとか、すみません、時間を考えると最大限配慮している事がよーくわかるのですが、私は二部作にしてもよかったかな?と思いました。歌舞伎のシーンをふんだんに味わって欲しい、という作り手側の意図はとても伝わったのですが、ストーリーを楽しみたい気持ちがあったので意見を言わしていただきました。
かなり贅沢な悩みなので、映画の出来は素晴らしいので堪能出来ると思います。

コメントする (0件)
共感した! 21件)
ユタカ

2.5凄い映画。でも・・危ない。

2025年6月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

驚く

良し悪しではなく、ただ凄い映画です。
役者の方々、関わる人の思いはわかりましたが、個人的には危ない映画だと思いました。

30代前後の人が見るなら気をつけてみるべきだし、価値観をおかしくしてしまうことにもなりかねない極端な映画でした。

若者は、この生き方から刺激を受けてこのような生き方や思想に没入してしまうかもしれません。

ただ、人の人生は負けることのほうが多いし、人生は長く様々な喜怒哀楽で生きていく。
追求した究極系の作品ですが、もっと普通の生き方を多くの人はするわけで、負けに慣れていくことが人生になってくる。

慣れることは悪いことではなく、そのワビサビが人生であり、だからこそ生きていけるわけで、ここまですべてを捨てた生き方は、私は好きにはなれないなと思うし、見た人が感化されて同調圧力的におかしな方向になっている印象を受けたし、怖いなと思います。

すごい映画ですが、感想とレビューは冷静になるべきものだなと思いました。

コメントする (0件)
共感した! 21件)
bass11

5.0すごいものを観た

2025年6月15日
スマートフォンから投稿

興奮

知的

驚く

なかなかこれを超える映画はないかもしれない。久しぶりにザ・映画、大人の映画をみた。俳優たちの演技は少年時代も含め圧巻の一言。特に後半の二人の演舞、最後の一人の舞は歌舞伎への強い想いが画面からあふれていて壮絶。歌舞伎の素人が国宝の舞を披露するのは相当な覚悟と努力があってのこと、歌舞伎界と俳優へのリスペクトを感じる。3時間の大作だが観ていて疲労感がない。なんならもっと観ていたかった。映画評の評価の高さが納得できる、人にぜひお勧めしたくなる傑作だったと思う。吉沢亮さんの件でお蔵入りにならなくて本当に良かった。

コメントする (0件)
共感した! 21件)
つぶまろ

5.0凄まじいものを見せられた I witnessed something incredible.

2025年6月14日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

知的

予告編だけ見て観に行こうと思い観た。

芸の世界の華やかさと裏腹の業の深さ
その魅力に引き込まれっぱなしだった。

吉沢亮さん演じる喜久雄の状況で
芸を生涯の仕事とすることはどういうことか
光の部分と闇の部分が巧みに描かれていて
3代目桂米朝が桂米團治師匠から聞かされた
「芸人になる以上、末路哀れは覚悟の前」
を思い出す場面もあった。

劇中で使用された演目が
物語の起点、始まりと終わり、継承を
意味するように配置されているのにも
唸ってしまった。

演者が舞台から見る風景の画角も絶妙で、
そのリアルさに鳥肌がたった。

道成寺、曽根崎心中は
多少なりとも別の形で関わりがあったので
背景を知らないわけではなかった。

でもそんな事関係なく、
2回出てきた劇中の曽根崎心中では
違う意味で涙が止まらなかった。

1回目は横浜流星さん演じる俊ぼんの心持ちで、
ライバルに対する感動と嫉妬、挫折がないまぜになって
2回目は、俊ぼんと喜久雄の
二人の気持ちが痛いほど伝わってきて
涙が止まらなかった。

特に2回目の曽根崎心中の実際の台詞と
二人の状況が重なりすぎて、
気持ちが揺さぶられっぱなしだった。
虚構とリアルが重なった稀有な瞬間を映像化している
数少ない名シーンだと思う。
個人的には
歌舞伎の台詞にリアルタイムで心を揺さぶられたのは
初めてかも知れない。

終劇後、流れた主題歌、
どんな女性歌手が歌っているのだろうと注視していたら
King Gnuの井口理さん!?
歌舞伎の女形を意識したのか?
と最後の最後まで、気持ち揺さぶられ
唸されっぱなしぱなしだった。

素晴らしい映画、物語でした。
原作も読んでみよう。

I decided to watch the film after just seeing the trailer.

The dazzling world of traditional performance art is deeply entwined with profound human struggles. I was captivated by its allure from beginning to end.

Through Yoshizawa Ryo’s portrayal of Kikuo, the film masterfully illustrates both the light and shadow of dedicating one’s life to the arts.
There were moments that reminded me of what the third-generation Katsura Beicho once heard from Katsura Yonedanji:
“If you’re going to be a performer, you must be prepared for a sorrowful end.”

The play used within the film were placed in such a way as to signify the story’s beginning, end, and legacy — a structure that left me deeply impressed.

The visual perspective of the stage from the performer’s point of view was strikingly realistic — it gave me goosebumps.

I already had some familiarity with Dōjōji and Sonezaki Shinjū from past encounters, so I wasn’t entirely unaware of their background.
But honestly, that didn’t matter — even without that context, I couldn’t stop crying during the two Sonezaki Shinjū scenes in the film.

The first time, I was overwhelmed by the inner turmoil of Shunbon, played by Yokohama Ryusei —
his awe and envy toward a rival, and the sting of defeat all blending together.
The second time, I was completely moved by both Shunbō and Kikuo —
their feelings came through with such painful clarity that I couldn’t stop crying.

Especially during that second Sonezaki Shinjū scene, the overlap between the actual lines from the play and the two characters’ circumstances was so intense,
it shook me to the core.
It was one of those rare moments where fiction and reality merged — and the film captured it with stunning precision.
I think this was the first time I’ve ever been so emotionally stirred by kabuki dialogue in real time.

And after the story ended, the theme song started playing —
I was curious which female singer it was… and it turned out to be Satoru Iguchi from King Gnu!?
Was he channeling the essence of a kabuki onnagata (female-role actor)?
Right up to the very end, I was emotionally shaken and deeply impressed.

It was a truly magnificent film and story.
I definitely want to read the original novel now.

コメントする (0件)
共感した! 21件)
新米エヴァンゲリスト

5.0あっという間の3時間体験だった〜☺

2025年6月13日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

既に観てた方々からの反応を受けてどうにも音にこだわって観たかったけど同日公開のリロ・アンド・スティッチに押され、なかなか良シアターでの上映が見つからず……109シネマズプレ新行くことに(ちょいお高いけど)。でも結果それが良かったなー。包み込まれた音響体験での没入感がマジで凄かった!!平日限定クラスA500円OFFキャンペーンに感謝感謝💜

さて、本編。
原作は未読。でもストーリーとしてはトレイラーで観てたものがほぼ全て。どちらかと言うとDon't Think, Feel.的な作風。
その感じまくってた中での雑感やえを以下に箇条書き👇️
(雑感)
◎喜久雄の少年時代を演じた男の子の色気凄い
→怪物に出てた子なんだ。是枝さん苦手だけど観てみるかな。
◎永瀬正敏が見せたかった父の姿は何だったのか…
→すんでのところで殺られちまったけど、本来喜久雄に何を見せようとしていたの??
◎宮澤エマ、極妻決定✨
→元から上手いけど色気も増してきて最高かよっ!
◎吉沢亮は上手いけど流星の方が心に残ったなー
→複雑な感情のバリエーションはしゅん坊のが多かった気がするな
◎森七菜、ただただ可哀想
→好きだからという理由だけでお嬢さんの立場を捨てて駆け落ち。喜久雄と一緒にはなれたものの、結局喜久雄の大切な後ろ盾にもなれなきゃ芸の肥やしにもなれてない。ただただ可哀想。ってか、そもそも喜久雄の何が好きだったの??
◎藤駒はわきまえてるイイオンナ!
→この映画の中で一番漢らしい🌀美しく慎ましやかでいて、なおかつカッコイイ!藤駒万歳🙌
◎田中泯さん演じる万菊さん、とにかくスゲーです
→声だけ聞いてたときは美輪明宏かと思ってましたww
◎春江、なぜ梨園に受け入れられた?(最大の謎)
→任侠出身の喜久雄が紋々背負ってるのとは訳が違う、好きな男に合わせてタトゥー感覚で入墨彫っちゃう痛女。それでも献身的に支えるのであればまだ分かるけど、自分が必要とされたら男を乗り換える承認欲求強女。同じ部屋で御曹司と部屋子の2人喰い。御曹司の逃亡の片棒担ぐ。マジで何してんの?
シレッと戻って『梨園の妻』の座にちゃっかり収まったのは跡取り息子を産んだから。寺島しのぶ女将さんも喜久雄で入れ墨耐性できちゃったから息子の嫁が背中におっきな入れ墨あっても気にならなくなってんのかなw
ま、そんなイカれ女でも受け入れざるを得ないほど『歌舞伎の血』は絶対ってことなのねー、きっと。(半弥の死後は絶対にお姑さんとぶつかるだろーな)

あれこれ好き勝手に書いたけど、素敵な映画だったなー。
芸の道を突き進むとこうなるのね、とザワつきました。
ちょっと残念だったのはあれだけ本編中でしっかりと歌舞伎の演目をタイトル表示してた割にパンフにその説明がなかったこと……。ネット時代だから自分で調べろってことかな?一方でパンフはインタビュー記事とかめちゃんこ充実してて読み応えあり!

そして思い出した落語の演目『中村仲蔵』。
久々に歌舞伎にも行きたいし、立川志の輔さんの中村仲蔵聴きたくなったー。

コメントする 3件)
共感した! 21件)
らまんば

3.0期待しすぎたかな

2025年6月12日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

前評判が良すぎて。吉沢亮と横浜流星がこんなに歌舞伎の稽古をしました、すごいですよね、がんばりました!!というのはとても伝わるし実際すごい。渡辺謙も田中泯も素晴らしかったしキャストに文句はない。
ただストーリーはなんの意外性もないというか、まあそれをすればそうなるでしょうねの連続でラストに向けての展開のカタルシス的な物は何も無く。
「そもそもそういう映画じゃないから」と言われればそうなのかもしれないけど、じゃあ映画として観る意味は?
ただただ「吉沢亮と横浜流星が歌舞伎に挑戦!」っていうドキュメントを見せられて終わったみたいだった。そういう目で観ると歌舞伎シーンでアップが多すぎたり変にBGM被せてくるのが邪魔に感じるし……

SNSではこの映画褒めないと今後文化人を名乗れないのか?と思うくらい褒めちぎりポストだけが流れてくるのも若干白けてしまう理由かも。

コメントする 1件)
共感した! 21件)
ai

5.0物凄い映画を見た。

2025年6月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

歌舞伎の名家に生まれた俊介と、拾われた者でありながら歌舞伎の才能に恵まれた喜久雄。

同い年で性格も異なる2人の間には友情があった。

これは2人が歌舞伎俳優として切磋琢磨する絆の話かと思った。

けどこれは一人の人間が人間国宝と呼ばれるまでの人生を描いた壮大な映画だと思った。

いやむしろ悪魔との契約に身を投げ打ってでも歌舞伎の高みに昇りたいとする1人の人間の狂気の物語とも思えた。

歌舞伎について全くの素人であるが、この映画の行く末から1秒たりとも目が離せなかった。

この凄みをどう表現したらいいかわからない。

何が凄いのかが鑑賞した直後ではわからない。

でも確実にこれは凄い映画だと感じる。

3時間があっという間の大作です。

コメントする (0件)
共感した! 21件)
てつ

4.5 久々に大作感のある邦画を観た気がする。歌舞伎の撮り方も工夫が凝ら...

2025年6月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 久々に大作感のある邦画を観た気がする。歌舞伎の撮り方も工夫が凝らされていて、楽屋や舞台裏、舞台上でも黒子の動きなどにカメラが向いていて、単なる歌舞伎のダイジェスト、にならないようにしている。結果、普通の歌舞伎公演では目に映らない、役者の内面の激情が二重写しになったような、それだからこそ一層絢爛豪華な舞台をスクリーンに出現させていて、このテーマをわざわざ映画化した意味に納得がいく。ただ、二人のライバルの話にするのか、主人公の芸道一代記にするのか、はどっちかに絞った方が良かったかもしれない。それほどに結末一歩前の「曾根崎心中」は見事なドラマの結実だった。有名な、縁の下でお初の足を徳兵衛が抱きしめるシーンに、こんな新たな文脈を加えるとは…。田中泯が「手招き」の動作一つで主役2人の全編通しての熱演に拮抗しているのは、さすがに年季が違う。

コメントする (0件)
共感した! 21件)
sugsyu

5.0最高かつ渾身の演技

2025年6月11日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

私の中では、今年ナンバーワン。
吉沢と横浜の渾身の演技、舞台での演技中はハラハラして苦しくなるほど。
展開も意外性の連続、原作の小説も読んで、さらに心理に入りたく思った。

コメントする (0件)
共感した! 21件)
nyaowan

3.5前時代的すぎる描き方

2025年6月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

演技も、演出も素晴らしかった。
特に舞台上から客席に向かってのカメラワークや大ゼリからの映像はそれこそ「見たことのない景色」を味わえるような珠玉の映像体験だったかと思います。
(撮影が余りにもよすぎて後から調べたらアデルのソフィアン・エル・ファニさんだったんですね)

その分、なんの新しさも工夫もない脚色にがっかりしました。
このマチズモ全開の作品を2025年に映像化する意味とはなんだったのでしょうか。
ラストのカメラマンのセリフ、私には精一杯の嫌味に聞こえてしまったのですが、彼のスッキリしたような面持ちとその後の集大成かのような演技から想像するに、これはハッピーエンドの物語なのでしょうが、果たして。

男性社会である梨園を描くなと言ってるわけではなく見せ方の問題で、あまりにも前時代的な描き方すぎて(女性、性的マイノリティ、サービス職業従事者など特に)、繰り返しになりますが今この時代に映像化する意味が理解できませんでした。
日本の映画界が、この作品に日本アカデミー賞を獲らせるような価値観ではないことを祈るばかりです。

キャストの方々は一人残らず素晴らしかったと思います。
私は歌舞伎に明るくないので演目のシーンにはただただ圧倒されるのみだったのですが、三浦貴大さんの竹野は東一郎だけに見えてる妖精か何かだったのかな?ってくらい容姿が変わらなくてちょっとツボってしまいました。
「こちら側」の目線でいつも誰かを心配しているようで、かといって馴れ合いすぎず、だけどちゃんと誠意のある役柄でとてもよかったです。

コメントする 3件)
共感した! 21件)
98

4.5凄まじい芸の道への執念

2025年6月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

うん。凄かった。

芸の道という狂気の嵐の中で生きた喜久雄と俊介。
二人で切磋琢磨して極めた世界、でも選ばれるのはいつもどちらか一人だけ。
悪魔と契約したのは喜久雄か、それとも血より芸を選んだ師匠なのか。
どんなに運命から見放されたように見えても尚、逃れられないその凄まじい芸の頂点への執念に胸を掴まれたし、泣けた。

今日気づいたけど、歌舞伎役者って性別も年齢も演じるのね。
花の妖精の女の子も、ベテランの男性の先生が演じているのに何とも可憐で色っぽいので、なんか違和感なく受け入れてたけど、考えてみたらすごい技術だよな!!

そして映画観ながらずっと『ダンス・ダンス・ダンスール』(ジョージ朝倉・作)が脳裏にチラつきました。
あの喜久雄が感じてたダイヤモンドダストみたいなキラキラは、潤平が感じてたアレだと思う。
多分選ばれし人しかみられない世界なんだろうなぁ。
自分を追い込んで芸の道を極めた人だけがみられるキラキラなのかもしれない。

原作を上だけ読んでから参戦。
子ども時代は二人とも勝ち気で男の子らしい感性を持ってたと思う。二人にしかわからない、厳しい日々のお稽古を通して友情とも家族愛とも言える関係が、成長とともにすごくドラマチックに描かれていて面白かった。
お互いが永遠のライバルで、大好きで大嫌いの誰よりも強い絆の二人。
彼らの生き方は、どっちも美しかったし、可哀想だったし、同じくらいしんどかったと思う。

しかし壮大な愛と友情と何より狂おしい芸の道であった。
俳優さん、全員素晴らしかった。何というか説得力があったわ。
たっぷり堪能させていただきました。

コメントする 4件)
共感した! 21件)
icco

4.075点

2025年6月11日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

知的

映画評価:75点

【才能と血筋】

古ければ、古いほど血筋が優遇され、
令和の時代とは相反している。

勿論、才能なんかがなくても
努力すれば、それなりのものは完成する。
だけど、成り上がってくるやつらは
才能と努力と運を持っている。

じゃあ、それに対抗するには
血筋やら、家柄やら、環境や権力を使って圧力をかけるしか勝ち目なんかない。

今回のストーリーは、
歌舞伎を舞台にした
純粋な若者二人によるものでしたが。

それでも、
才能に嫉妬したり、
血筋に嫉妬したりしている。

文化やら、伝統を重んじる世界だからこその
ジレンマなのかもしれないですね。

でも、それは今回どうでもいい!
そんな事よりも大切な事は主役の二人が一生懸命、そして真摯に練習したんだと感じられた事。

そこに心震わせたし、感動した。
ストーリーも渋くて良かったけど、
主役二人の真剣さに勝るもの無し!

興味なかったですが、
歌舞伎を見に行きたくなりました。

そう思わせた時点で、
この作品は素晴らしかったということです。

人間国宝とは、
その努力と才能を人生かけてきた
運が味方した人なんですね。

本当に凄いです。
尊敬しました。
主役の二人を尊敬しました。

ただ、ストーリーとしては、
3時間あっても足りてないと感じるくらい
どこかにありそうな設定で、そこまで凄くはなかったです。ですのでストーリーへの過度な期待はやめましょう。

両雄の勇姿を見る作品だと思って頂ければ、
ガッカリしないと思います!

ps.前情報を見ずに映画館に行ったものですから、
これは……ノンフィクション?と錯覚しかけました。

【2025.6.11観賞】

コメントする (0件)
共感した! 21件)
まぁと@名作探検家

4.0渾身の一作とはこれ

2025年6月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

脚本、監督、出演者、スタッフ、全てに渾身の一作でした。原作者も「100年に1本の壮大な芸道映画」と激賞してるとの事。
歌舞伎の世界の厳しさを垣間見れた事と、芸を含めて様々な歴史や想いを後世に引き継ぐ意味を色々と考えてしまいました。
ラスト近くが少々慌ただしく唐突な感じもしましたが吉沢亮と横浜流星の家族と師弟関係も見応えがあり3時間の長さは全く感じませんでした。
ですが上映前は水分を控えて体調万全で見るのをお勧めします。

コメントする (0件)
共感した! 21件)
Yoji

5.0圧巻の175分

2025年6月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

全てが、素晴らしかった。歌舞伎のシーンは、本物の歌舞伎と全く遜色なく美しい。そして、映像が本当に綺麗。吉沢亮と横浜流星の女形の所作も美しく、この二人だから完成した映画なのでは、と感じる。ストーリーも重厚で、退屈する暇はない。近年観た中で、映像・ストーリー・演技の3つとも、ピカイチ。

コメントする 1件)
共感した! 21件)
ぽん

5.0演技の力が凄すぎる

2025年6月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

凄かった。作品そのものがバケモノの様な作品。
とにかく演技がすごい。役者達の演技力、演技と演技のぶつかり合いで成り立っている映画。

吉沢亮さん、横浜流星さん、渡辺謙さんは歌舞伎役者を演じ、実際の歌舞伎の代表的な演目を映画の中でいくつも演じるという、歌舞伎をやってきていない人間がするにはとても難しいであろう所作や演技をされていて、さらに舞台裏での心情や葛藤の演技が凄すぎて、何度も何度も泣いてしまいました。(悲しみではなく感動)
特に、2人の運命が大きく動くきっかけとなる舞台の、出番前のお化粧のシーンは、、、1番の見どころかも知れません。震えました。

そして、子役も凄かった。
私が子を持つ母だからなのかも知れませんが、主演2人の少年時代を演じた越山敬達くん、黒川想矢くんも勿論良かったけれど、1番はあの女の子!
映画公式のHPに名前が出ていないので、芸名も役名も記載できないのですが… 出番はほんの数場面。合計で10分も写ったかどうか。それなのに、とても印象に残る演技/役所でした。表情(目の演技)が凄すぎた。

約3時間の長い映画でしたが、途中で席を立つ事なく最後まで食い入る様に観てきました。
私は、ラスト30分くらいは感動しっぱなしでずっと泣いてしまい、映画館を出る時には目が赤く腫れていました。(泣きすぎ)

歌舞伎については生で観劇したことは無いし、演目タイトルに聞き覚えはあるもののほぼ知識無し状態で観ましたが、それでも十分に楽しめました。
歌舞伎の演目内容を理解していると、更に理解が深まって楽しめる作品なのだと思います。
この作品をきっかけに、本物の歌舞伎を観に行きたくなる人も増えるのでは無いかな?と思います。

因みに…
東宝配給の映画と言えばエンタメ性の強い商業映画が主戦場だと思っているのですが、今作は歌舞伎という題材なので自然と年齢層が高め(シニア料金率高め)になりそうな客層なうえ、上映時間175分という1日あたりの上映回数が必然的に少なくなる作品。興行金額も観客動員数も、このキャストで作る映画にしては「コスパが悪い」作品と言えるでしょう。
なので、「配給会社間違えて覚えてたかな?松竹配給?」と、思わずエンドロールのクレジットを最後まで確認してしまいました。本作は間違いなく、東宝が本気で作った日本古来の演芸、エンタメ、本気の日本映画でした。(偏見強すぎてすみません)

コメントする (0件)
共感した! 21件)
ちびメガネ

5.0逃げられない宿命

2025年6月10日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

才能と言う逃げられない"宿命"を背負い生まれた者
世襲制の梨園に産まれ、逃げられない"宿命"を背負わされる者

苦しみ、もがき、あがき、逃げ出し、それでも宿命に引き寄せられて、舞台の上で命を燃やして生きる2人の役者の壮絶な人生

2人の見る景色

凄いものをみせられた

コメントする (0件)
共感した! 21件)
TRINITY

5.0『道』と愛と友情と打算の人生を描いた素晴らしい傑作

2025年6月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

知的

・ヤクザの子が歌舞伎の世界を歩んでいく人生の話。
・まずストーリーが素晴らしい、師匠への尊敬、幼馴染との友情、継子ならではの気遣いと気まずさ、それら多様な愛憎・仁義を良くも悪くも洗い流す年月の儚さ、そしてそんな儚い諸行無常の世の中でも歌舞伎を極めるという道をひたすら進む主人公の生き様。
本当によくできていると思う。
・次に背景描写が素晴らしい。70年代から2010年代までそれぞれの時代の匂いを感じる背景とモブの時代描写が本当に現実味を表してる。
・最後に役者の演技が素晴らしい。
とにかく歌舞伎が上手くなりたいという主人公役の吉沢亮。
ボンボンであり裏切り者であり親友である幼馴染役の横浜流星。
大役者であり一門の長である師匠役の渡辺謙。
そしてそれらを取り巻く女性たち。

・どれもこれも本当に素晴らしかった。
曽根崎心中のシーンは一度目は圧倒され、二度目は涙が出た。

・ただ一つ、この映画は歌舞伎の演目を簡単に知っておいたほうがいい。
公式サイトに演目の簡単な説明があるからそれだけ読んでから映画を見たほうがより楽しめると思う。
なお簡単に説明すると、
連獅子は獅子の親子が張り合う演目、二人藤娘は藤の精が化けた2人の娘がもどかしい恋心を語る演目、(二人)道成寺は女の霊による恨みの演目。
そして曽根崎心中は、男が嵌められ、それに憤った遊女が相手方に殴り込みに行き、縁の下に隠れていた男に心中する覚悟はあるかと問う演目

コメントする (0件)
共感した! 21件)
たこつぼ

5.0国宝は2025年の代表作

2025年6月9日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

知的

ドキドキ

映画国宝は俳優の演技、製作のレベルが別格に高く歴代邦画史に残る大作だと思う。歌舞伎役者として全身全霊で生きる吉沢亮さんと横浜流星さんの渾身の演技は本当に素晴らしく感動した。国宝の万菊演じる田中泯さんの存在感、母の葛藤が滲み出る寺島しのぶさんも流石だった。美しいバケモノを観せてもらえた!

コメントする (0件)
共感した! 21件)
みほ

4.0舞台の演目だけなら星5つ

2025年6月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

驚く

1人間国宝にまでなった歌舞伎役者の半生を描く。

2任侠だった父の死後、遺児、吉澤亮は父と興行上の縁があった大阪歌舞伎の名跡、渡辺のもと歌舞伎の世界に入る。同世代であった渡辺の息子、横浜流星とともに厳しい修業をしながら二人は女形として頭角を現す。そうした中、渡辺が事故に遭い、代役が立つこととなった。本来なら血筋のある横浜となるところ、芸の力やなりの美しさで吉澤が選ばれた。そして・・・。

3 本作は、一般社会と異なる歌舞伎の特異な事柄の中でドラマが展開していく。一つ目 は、歌舞伎の閉鎖的な世襲制度。親から子に芸や名跡が引き継がれる。吉澤は流れに棹さしハレーションを起こす。二つ目は歌舞伎役者を巡る女性関係。10代からお茶屋に通い、女遊びは芸の肥やしと割り切る。そして隠し子。三つ目は歌舞伎の源流にある蔑まされる立場。劇場では役者の看板が掲げられ誉めそやされるが、元を辿ればどさ回りで糊口をしのぐ。劇中、吉澤が歌舞伎から一時期離れ、女性とともに車で地方を巡る旅は、泥水を啜るような現代の道行き、河原乞食の姿であった。四つ目は女形の存在。男社会の歌舞伎で女形は、なりや仕種、声音で女に化ける。老骨の万菊は化物と思われながら手と目線の演技には女が宿った。女形の芸に対する不作法な客の反応に吉澤の心が荒ぶ。

4 長尺な映画であるがドラマの合間に挿入される吉澤と横浜の舞台の演目や楽屋で化粧する場面が素晴らしく、最後まで引き込まれた。音曲や囃子の臨場感や演者の完成度が高く、演目の神髄に魅了された。特に横浜が女形を演じた曽根崎心中は鬼気迫るものがあり、ラストの鷺娘の吉澤は神業であった。鷺娘では、雪の中に倒れた吉澤の目にはあの日の父と同じ景色が写り、心で対話した。一方、ドラマではシレッと省略されてしまったところがあるのは残念。親の仇討ちで襲撃した後始末や舞台の代役を決めるときの渡辺の煩悶、女形の頂点になった万菊、田中が成れの果てになるまで。これらはどうだったんだろうか?

5 主人公以外では、家を守ろうとする寺島の存在感は渡辺以上に大きく、横浜と吉澤を支えた女性達の一途さに感心し、二人の子役のキャスティングに拍手した。

コメントする (0件)
共感した! 21件)
コショワイ
PR U-NEXTなら
映画チケットがいつでも1,500円!

詳細は遷移先をご確認ください。