劇場公開日 2025年6月6日

国宝のレビュー・感想・評価

全2352件中、881~900件目を表示

4.5役者さん方の演技に思いを馳せてしまいます…。

2025年7月27日
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鑑賞方法:映画館

映画を観終わった後、まず思ったことは
「役者さん方のこの演技を観ることが出来て幸せだ」でした。

元々演技に定評のある俳優さん女優さん方。
私はファンと呼べる程ではありませんが、大好きな方ばかりでした。
作品も演技も評判がとても高いですし、凄いものが見られるのだろうとは思っていましたが、
す……凄すぎるだろ……………。
今まで何作品も見てきた俳優さん方でしたが、皆さん初めて見る顔をしていました。
演技だけでもチケ代安いわ!と思うくらい。
なんなら私はこの人達の演技を観に来たんだなと感じました。

ストーリーは理解できる面と理解できない面が半々くらいでした。
長いなとは思いませんでしたが、
己の体調次第で感想が変わりそうだなと思いました。
泣けはしなかったですが、熱い演技には来るものがありました。
やっぱり俳優さん方の凄さなんだよな…。

私は役者を目指していた時期がありました。
役を考えれば考えるほど、
自分の演技と向き合い突き詰めるほど、
深く辛く苦しくなるのが役者というものだと思っています。
時代背景は違くとも、感情としてはリアルだと思いました。
彼らがしたことは置いといて…ですけど。

あと、(若干ネタバレ…?)
確か1964年から始まりましたよね…?65年でしたっけ…?
東京オリンピックの時代から始まるのがなんとも考え深かったです。

それから、
歌舞伎は観たことが無いのですが、観に行きたいと興味を持つ機会をいただけたことも嬉しかったです。

「めっちゃ面白い!」「分かりやすいストーリー性」
な作品ではありませんが、
「この作品を映画館で観れて良かった」と思える作品でした。

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yum

5.0懐石料理をいただいた後のような満足感

2025年7月27日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

知的

最近はVODで観ることが多くなった映画ですが、この映画は映画館で観て大正解でした。
役者さんは本当に頑張っていて、素人目には本当の歌舞伎役者かと見間違うような歌舞伎の舞台を見せていました。
主人公が何度も天国から地獄を見せられる、どきどきするストーリー展開。
美しい映像美。
全てが素晴らしくて、近来まれにみる傑作だと思います。
2025年7月20日に映画館で2回目鑑賞。
映画館で2回観た映画は初めてです。
2回目は小説を読んだ後に観たので、1回目観たときによく分からなかったシーンの答え合わせをする感じで鑑賞しました。

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KAZddo

2.0ハマらなかった

2025年7月27日
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斬新

映像、音、歌舞伎の舞台という素晴らしさは十分に表現されていて、最初は息を呑んで観ていました。

ただ、ストーリーがやや薄く感じ、また男女の相関図が、ん?と思うほどだらしく進んでいったので、主役2人の苦悩などが薄れて見えてしまった。

昔の天才たちは愛人が多くいるような様子は耳にするので、時代を感じさせるそういったコンセプトなのかもしれないが、苦悩、対立、歌舞伎という世界の大変さなど、美しいものが汚れて見えてしまったと個人的に感じました。(きれい事ばかりじゃないことはわかりますけどね。)
感動的なところばかりじゃないにしても、もう少し別の波乱万丈な描き方ができなかったものかなと感じてしまいました。

日本人でありながら歌舞伎のことはあまり詳しくないので言える立場ではないですが、こういったことを歌舞伎の裏の真実と思われないために、歌舞伎役者の俳優さんたちはあまり多くは出演していないのではないかと思いました。
実際出ていたらフィクションとはわかっているが、リアルに感じて少々イメージがよろしくなくなりそう...

皆さんの評価ほどはハマりませんでしたが、美しい一面もあったので見なくて良かったとは思いません。
一度見たら良いかな。

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ゆゆ

4.5邦画の最高傑作

2025年7月27日
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映画好き

4.5余韻が抜けない

2025年7月27日
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芸に魅了され血に翻弄された世界の話し。
描かれてる時代ゆえなのか、題材がそうさせるのか。人間臭く、でも美しい。
配信されたものを自宅で見るよりも映画館で集中してみた方がこの凄さを感じられるのではと思う。
俳優陣が素晴らしくこの世界にどっぷりはまってしまった。しばらく余韻が抜けそうに無い。

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とうまこ

5.0女形も男形も美しい

2025年7月27日
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泣ける

知的

癒される

人生の機微を上手く表現した、日本らしい作品だと思いました。息子2人(高校生、大学生)が別々で、公開後すぐに観に行って「深い」「モヤモヤする」と感情が動いたのを聞き、国宝ごっこしてるのに混ぜて欲しく(笑)、また井口さんが主題歌は観るしかない!と思い、楽しみに映画館へ。主役のお二人がとてもお綺麗で、他の俳優さん達の演技にも引き込まれます。歌舞伎や着物の映像も綺麗で、音楽も良かったです。長崎と大阪が自分には馴染み深いので、余計楽しめました。血筋が人生を左右する事は自分達の人生に置き換えて観れる作品だと思いました。あっという間に終わりました。

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るるこ

5.0吉沢亮の滲み出る感情の表現が素晴らしい!

2025年7月27日
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知的

ヤクザの息子に生まれ、親を早くに亡くし、単身で歌舞伎の世界に入る喜久雄。日本の伝統芸能として、血筋を大事にする世界では、才能があってもー才能があるが故かもしれないー何度も何度も挫折と憤りを味わう。歌舞伎界を追われて、場末のホテルの屋上で舞い踊る姿が、未だ目に焼き付いている。

いろんな苦難を乗り越えて、国宝とまでなるが、突如として内縁の妻との間にもうけた娘がカメラマンとして現れる。一瞬、歩んできた人生、犠牲にした者たち、後悔が頭によぎるが、それがあったこそ今がある、と噛み締める感じが、吉沢亮の演技に現れる。深い!

国宝になったからには後戻りはできない。歌舞伎会を背負い、前に進んむ決意がみなぎるラストは、またもや感極まった。

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うさぎ

4.5伝統芸能の血筋は重い

2025年7月27日
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鑑賞方法:映画館

悪魔と取引してでも成り上がりたいと思わなければ歌舞伎のお家の伝承に割って入るのは至難の業なんだろう。
それでも兄弟弟子として育った実子と養子の関係は本人の胸の内も葛藤が入り乱れていたのだろう。
映画として吉沢亮と横浜流星の歌舞伎の所作には恐れ入った。
舞台の映像と言いストーリーと言い、圧巻の3時間は時間を感じさせず見入ってしまった。
個人的には封切り直後の1番大きなスクリーンで上映中に行かなかったのは悔やんでます。

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梅じんの相棒

5.0誰のファンでもありませんが…

2025年7月27日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

驚く

斬新

吉沢亮や横浜流星等のイケメン俳優に対して「かっこいいよねー?」と中高年のおば様がキャーキャー言っているのがうっとおしくてどちらも正直苦手で全く観る気ゼロだったのですが、夫がどうしても観たいと言うのでお付き合いで観賞。結果、とても素晴らしかったです。鬼気迫る黒川想矢、吉沢亮の演技は圧巻。吉沢亮はまさにハマリ役で彼以外にあの妖艶な美しさは出せないでしょう。吉沢さんは主演男優賞、黒川くんは新人賞は確実では?吉田修一×李相日監督の相性の良さも鉄板だし、映像美、エンディングの井口理の歌声すべて相まって完璧な作品となっています。あと、田中泯さんの異彩を放つ存在感に引きこまれ、森七菜のベッドシーンがさらっとあったのにはちょっとびっくりしました。ストーリーは、血族でないものが代役、そして上方歌舞伎一門の跡を継ぐ、のエピソードになんだか片岡愛之助を連想してしまいました。

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魔法少女

3.5歌舞伎の魅力発見!

2025年7月27日
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知的

歌舞伎の魅力を発見!とはならず自分に嫌悪。
日本の伝統美を心から楽しめない自分に残念です。
二人の役者さんの意気込みはとても感じました。
3時間は少し長かったです。
吉沢亮さん、好きです🥰

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サマースノー

2.0きくお子役さんの顔から横浜さんがきくおかと。

2025年7月27日
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鑑賞方法:映画館

良いという世間の評判のみの情報から前情報なしで鑑賞しました。
子役さんのシーンは丹波屋の息子がきくおを受け入れて仲良く修行をするほのぼのシーンに心が温かく観ていました。成長して役者が変わった後、子役きくおの顔が横浜さんに似ていたので、しばらく逆と気づかずに混乱しました。。
このあとは冗長なシーンが多いなと感じてしまったのが残念で中盤が締まればもう少し短くなった?ただキャストの皆さんが熱く演じられているのは感じました。
シネコンではなくスクリーンの大きな映画館で観ると違ったのかな?わたしとは少し感覚が違ったのかな?という感想です。

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シロシロ

4.5圧倒的な美しさ

2025年7月27日
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泣ける

冒頭の雪の長崎シーンから、ラストの舞台の鷺娘のシーンまで、とにかく美しい
主人公ふたりの女形の早替えでぱっと赤い衣装になるところなど、おおっ、という感じ
芸に生きる執念は、きれいなだけではなく、時に醜く、空恐ろしささえ感じる
化粧が落ち、ぼろぼろになって舞うシーンもある
けれどそれすら美しく感じる
「それでいいの それでもやるの」万菊の言葉が心に残る
役者がみな役にハマり、時に役が乗り移ったよう
見てない方はぜひ、やはり映画館のスクリーンでの鑑賞がおすすめです

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なお

2.5国宝

2025年7月27日
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単純

たった一年ちょっとで見事な舞をされた二人。 横浜流星さんと吉沢亮さん逆の役の方が イメージだったけど 本当に歌舞伎を世界にアピールするには十分な仕上がりだっと思います。ただ 鑑賞後 余韻があり もう一度 あの場面は どういうことだったのかなあなんて思って幾度となく見る映画がありますが、そういう類ではない気がします。十分過ぎるほどの説明がされていた映画でした。3時間 結構長く感じました。個人的な好みですが....

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けっちゃん

4.5不器用な男の子

2025年7月27日
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良いところ
不器用な男同士の強い友情
歌舞伎の良さが伝わる

?なところ
誰かが亡くなる度になんか起こるのは都合がいいような

3時間弱の長編ながら合間に挟まる、と言うかしっかりと歌舞伎の演目が披露されるので惹きつけられるので長く感じなかった。なにより1番の見せ場だけをみせてくれるので、しっかり歌舞伎を堪能したような満足感と裏方から見た表現者の緊張感がすごく心地よい。あれは観客というよりも関係者の応援する目線になってた。歌舞伎を見たくなった、という時点でこの映画は成功していると思う。

父親、師匠、女型、友がそれぞれ亡くなる度に誰かの人生が変わっていく、のだけどなんか劇的過ぎて都合がいいイベントにしか見えなくなってた。それぞれに必然性も理由もあるのは分かるけどね。

ところでホテルの舞台裏に来た連中はほぼ純粋に犯罪なんだけどあのホテル大丈夫か?あと酔っ払ってロクでもないことやる人間は酒のせいではなくただそう言う人間なだけ。

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木花咲耶

4.0音楽と語り、技芸

2025年7月27日
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鑑賞方法:映画館

知的

幸せ

驚く

ここ数年で1番の邦画と評判の国宝、ようやく観ることができました!吉沢亮さんの演技が凄すぎて、それを観る映画になってます。セリフを詩のようにリズミカルに語る。声としぐさの連動、それによる感情表現。曽根崎心中お初の情。歌舞伎の魅力が伝わってくる。

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TT

4.0恐ろしく美しい不気味な化け物

aさん
2025年7月27日
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a

3.0大河ドラマのような映画でした。

2025年7月26日
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ちょっと、週刊少年ジャンプの三原則「友情、努力、勝利」の歌舞伎界版みたいだと思ってしまいました。渡辺謙さんの役どころが現役の歌舞伎役者でも良かったと思います。彼が歌舞伎役者には余り思えませんでした。もっと、本物の歌舞伎役者を配役しても良かったのではないでしょうか。人間国宝役の田中泯さんにはゾクゾクしました。凄い存在感でした。寺島しのぶさんが役柄というより半分以上リアルとリンクさせて演じているのかなあと思いながら観ました。吉沢亮さんと横浜流星さんの演技は悪くなかったので、他の出演作品も見てみたくなりました。

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璃桜

4.0ただただ、とにかく綺麗…その美しさに見惚れ溺れる…そんな作品

2025年7月26日
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泣ける

驚く

きっかけ
6月初旬に公開されたこちらの映画。7月下旬になっても、1日何回も上映されていたので気になり鑑賞しました。

あらすじ
任侠の家に産まれた喜久雄は、昔から歌舞伎の女形に魅了され自分も演じる側に。
ある日、喜久雄の父親は別のヤクザに○されてしまう。
そんな折、喜久雄の親父と親交のあった歌舞伎で有名な二代目花井半次郎が親父代わりとなる。
花井半次郎には喜久雄と同い年の息子俊介がおり、俊介もまた、二代目の息子なのでおのずと歌舞伎に興じる身。
喜久雄と俊介の出会う事から、お互いの成長と歌舞伎の栄誉衰退までを描かれています。

結論
ホンマ初めての感情でした。タイトルでもお伝えしたように、映像、ストーリー、演技や仕草が全て綺麗すぎその綺麗さにただただ溺れて3時間が終わっていきました…いやぁ~圧巻…

歌舞伎も出ている役者も全然知らない(無知なんです。悪気はないんです。ごめんなさい。)のに、見終わった後、こんなに見入る事になったからホンマに驚きました!!
皆さんも是非ご自身で体験してもらいたいです!!

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HEBE1010

2.5歌舞伎世界を垣間見る

2025年7月26日
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斬新

歌舞伎の世界を描いた小説が原作で任侠の家庭で生まれ歌舞伎役者の養子となり、兄弟との確執を描いた作品。
主役の吉沢氏などの女型の演技が光り脇を固める養父の渡辺氏の安定感は素晴らしい。歌舞伎の世界を描写する珍しい作品で、監督の意気込みが伝わります。日本人であるのに殆どの人が歌舞伎をしらないが私もその一人です。映画では稽古など日本の伝統を視聴できるので目新しさもあり興味深い。歌舞伎役者の養子として育ち歌舞伎役者と成長していくのだが、歌舞伎役者である養父の跡取りを養子にしたことで兄弟の確執が生まれる。人間関係のもつれが主人公の人生を翻弄することになるが、歌舞伎役者で生きることの苦悩や悲哀が描かれています。舞台で歌舞伎公演をする男優は女型をしているが、かなりの稽古を積んで撮影をしたのではないか。女型を演じている伝統を映画で初見したが、男性が化粧して着物で踊る姿は見入ってしまう。女性の仕草をし女性と見間違えるほどの
演技で、歌舞伎の奥深さを感じました。女型は女性が踊ることを禁止したようで、男性を女性に似せて演舞させたのが始まりだそうです。
映画を通じ日本の伝統を知る機会にもなり、口コミで評判が高いのも頷けます。舞台で踊るシーンは見所なので時間を割いて描写しています。監督の歌舞伎への愛着が伝わる作品でした。

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eagihado

4.0歌舞伎という美しい伝統芸能を再認識。

2025年7月26日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

驚く

癒される

映像が美しく、歌舞伎という伝統芸能の素晴らしさを再認識しました。
ただストーリーとしては、主人公への思い入れは少し消化不良な感じでした。

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Koba-chan
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