国宝のレビュー・感想・評価
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喜久雄(吉沢亮)に感情移入してみると…
歌舞伎シーンの迫力は凄い!歌舞伎がもう少し知ってれば もっと楽しめた気がした!
喜久雄の立場で考えると 根性と覚悟が凄い!
普通は、真似出来無いだろうと思うからこそ 感情移入して見て欲し映画 ストーリー的には予想がつきやすいけど…
吉沢と横山の歌舞伎の凄さを表現しているとこが凄い! もう凄いしか言葉が出ない(笑)
思わず目頭が熱くなった
その他の俳優さんも凄く圧倒される!
良い映画!
でも
期待しすぎて…(笑)
お芝居、舞台のようでした
こんなに心打ち震える映像体験が、わずか2000円
Show must go on...
一生懸命生きるということ
期待しすぎた、かも。
夏休み前で話題を集める映画が少ない中、友人の評価や、映画.comアクセスランキングでそこそこ人気があったこの映画を鑑賞。内容が悪いってわけじゃなく、期待しすぎて観たから、この評価になったのかもしれない。
見終わったあと、この作品のモデル(実在の人物や会社や社会背景など)を考えてしまう。坂東玉三郎や片岡愛之助のこととか、映画に絡めて深読みしたくなる。そして、松竹じゃなく東宝が、他の監督ではなく李相日監督で、作った作品だからこの切り口になるのか、と。そういう意味では、歌舞伎のことを少し知識を入れて観ると、面白味が増すかも。
2代目花井半二郎役は、渡辺謙ではなく椎名桔平だと、より、しっくりくるかもしれない。
単調に続く
カメラがずっと寄ってるしグラグラ動くしで、
歌舞伎の舞台の面白さを全く感じなかった。撮影で演技の受け手の顔をアップで撮影する。その顔で前の場面がどう評価されてるかを説明する。それの繰り返しがずーっと続く。説明演技が多すぎて見ているのが苦しかった。音楽もここでそんなわかりやすいピアノが鳴る?と、気持ちが下がってきた。
歌舞伎舞台の演目をいくら鍛錬して作り上げても、画面いっぱいに顔が映ることで、国宝感は見えなかった。義足になったあとの曽根崎心中での観客一同が一斉に全員が拍手するところなど、「はたしてそうか?」と疑問だった。涙と汗でぐちゃぐちゃに化粧が取れ、いわゆる見苦しさある舞台を全員が全員好感を持って受け入れるだろうか?賛否両論ある客席であってしかるべきで、それを大いにこえる2人の心の中の交感がみえてくるのがよかったと思うのだけど。ラストの鷺娘、もっと全体を見たかった。歌舞伎の俳優の人が脇をもっとゴリゴリに固めて、その中で違う出自の俳優・吉沢亮がどう魅せていくかということになっても面白かっただろうなぁ。と、思いました。
それはおいておいて、、
吉沢亮はとても良かった。鬼気迫る振る舞いや、演目の演技など素晴らしかった。
全てが見事
素晴らしい❗️ 美しい❗️
主人公二人と田中泯の女形の妖艶な姿にうっとりする三時間です。歌舞伎の踊りにオーケストラの音楽がドンピシャに合っていました。
少年喜久雄が雪の降る料亭の中庭で、実父立花権五郎の暗殺現場を目撃するシーン、喜久雄の顔のアップと同時に
ガラスに映り込む実父の最期のカットが映画的で素晴らしかったです。
また、祇園のお茶屋でバヤリースオレンジをグラスに注いでもらうシーン。昔は、バヤリースオレンジは高級なジュースでした。思わずニンマリとしました。
また、田中 泯の手まねきの所作の妖艶さにドキッとさせられました。
さらに、歌舞伎の世界に恋焦がれても、歌舞伎役者にはなれない寺島しのぶの情念の演技も見ものです。
「演技に感動しました」
悪魔との取り引き、、、
まず言えるのは、役者陣の演技の素晴らしさ。
圧巻。歌舞伎の世界に惹き込まれる、、、、。
歌舞伎の練習に真摯に取り組んできたことがよくわかる。吉沢亮、横浜流星が女形でここまで色気が出せるとは!
カメラワークもよく、ストーリーも深く全てを話せば長くなるだろうが、歌舞伎や2人の主人公を主軸に良くまとめられている。
喜久雄と俊介の友情や羨望、絡み合って別々の方向を歩んだ2人の感情が、すごい伝わってくる、、、、
まぁ、ドロドロ・ギスギスが苦手なので終わり方が、良かったけれど苦しいところも多々あった。何より、彰子ちゃんが可哀想すぎる、、。だからこそ、最後の綾乃の言葉。
血筋があったがライバルに役を取られ心が折れるが、ついてきてくれた女性と結ばれ役者に復帰するも病気になってしまった俊介。ヤクザというしがらみはあるも努力し才能で役者になるも、そのしがらみから上手くいかず、女性も振り回し全てを切り捨てて国宝となる喜久雄。どちらの人生が良かったのか、どう行けばよかったのか、これが正解なのか。考えさせられる。
悪魔との取り引き。全てとの引き換えに芸を得る。
プロフェッショナルって大変なのね。
初見はレビューも感想も見ない方が絶対良い。
役者、映像美、撮り方、本当によかった。ストーリーも歌舞伎を除けば大衆が見やすいものであると思います。特にストーリーの流れはとてもよかった。喜久雄が血を求めるあまり落ちぶれて、竹野によって引っ張りだされ復活する一連が特に。
この映画は良くも悪くも役者ありき。絶対に一度観て損はない。
私は歌舞伎の知識がない。歌舞伎の上手い下手も全くわからない。ただ、それでも退屈しなかったのは圧倒的に顔がよかったからだ。あの綺麗さがなかったら私のような人間が見たらだれていたと思います。監督が顔で選んだ、という言葉はちゃんと選考理由の1つでしょう。役名のない役者さんや、一瞬の出番しかない役者さんでも演技が上手いので人間ドラマのストーリーがちゃんと面白い。
これは多分歌舞伎知識のない人間だからこその気になった点だと思う。
最後の娘とのシーンの会話の説得力が描写不足のしわ寄せになったのがもったいなかった。
喜久雄のせいで女性陣がどう不幸になったのかもう少し描いてほしかった。その雑な扱いが現わしているといえば納得はできるけれど、見たかった気持ちが大きい。
その割に渡辺一家の描写は丁寧だったので喜久雄はずっと余所者で厄介者という印象が抜けなかった。多分、芸に秀でていない私は喜久雄にも俊介にも共感できないので、母親の方で共感したかったのだと思う。しかしずっと嫌な印象しかないので墓参りの寺島しのぶの怒りの演技も、今まで我慢してたのを吐き出したかのような演技が、ずっといびってたのに?になってしまった。多分喜久雄が友達でもこの母親は陰口言ってるんだろうな、で終わったのが残念。もう少し母親の出番が少なかったら勝手に想像して共感できたと思う。描写のバランスって難しいんだなと。
ただ歌舞伎の知識があれば演目で補ってた部分かもしれないとも感じた。原作をちゃんと読んでからもう一度映画を見ると違った感想になるかもしれない。
よく役者さんは演じたと思うし、吉沢亮さんの台詞に頼らずとも目や表情で伝えてくる演技がとてもよかった。わかってはいたが田中泯さんは別格の存在感で喋るだけで空気が変わるし、三浦貴大さんと森七菜さんも好きな役者になった。少年時代を演じた役者さんも永瀬さの好演も印象的だった。
俳優さん達はみんな素晴らしくて演技を見るだけでも価値がある。
気になる点はあれど観てよかったし、ストーリーも面白かった。何度も観たいと思わせる圧倒的に「美しい」映画だった。
歌舞伎版明日のジョー、ゴッドファーザーもしくは
素晴らしい大力作で、絢爛豪華。誰かの投稿にもあったが、確かに2時間×2の前後編にしたら、もっと分かり易く観客に納得感のある作品になったかもしれないが、3時間弱全く飽きさせず、歌舞伎役者の数奇な一代記を一気に完結させたのは大変立派だと思う。おそらく来年初めの映画賞も数多く受賞するであろう大作と思います。また、何よりもロングランヒットし、多くの方が映画館を訪れるだろうことは何よりも喜ばしい限りです。ただ、この作品に勝手に100点満点で点数をつけるなら89点です。80点でキネ旬ベストテンに入るかも、85点でベストテン確実、90点でトップかも、95点で自分がトップと考える作品と勝手に考えています。
足りないとしたら、何となく、本作は明日のジョーのような感じしたからかも。キクオがジョーで、トシオが力石(根性のない力石ですが)、二代半二郎が段平(端正なおじさんですが)の感じがしてしょうがなかったからかも。挫折するとドサ回りに落ちるところも何となく。幼い娘に芸のために悪魔に魂を売ったと語るが、その内面には深くは入らない。勿論それでも良いが、もっとあそこから、もう一段恐ろしい芸の闇を描いても良かったのでは。原作未読のため、ないものねだりかもしれません。最後のインタビューで順風満帆と問われ笑ったが。
でもゴッドファーザー的な家族の愛憎劇でもあり、タイガー&ドラゴンの様に歌舞伎演目と話の内容が、かなりシンクロしつつ、でも下品にはならず、堂々たる大河作品に良くまとめたと思います。
国宝?
凄まじい映画
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