劇場公開日 2025年6月6日

国宝のレビュー・感想・評価

全2133件中、801~820件目を表示

3.5「国宝」のタイトル

2025年6月23日
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sora78aoi

4.5舞台上の女形の優美さに圧倒されました

2025年6月22日
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原作未読。ストーリーは喜久雄という人物がひたむきに日本芸能へ注力した人生を描いた作品です。
舞台上の演者は俳優さんであることを忘れてしまうほど優美な動きで、一長一短でできるものではないことは一目瞭然であり、素晴らしかったです。

印象に残ったシーンは数多くありましたが、わたしは人間国宝の万菊と菊久雄の初対面のシーンが印象的でした。菊久雄を手招きする万菊の手の動き、声色とカメラワークに只者では無さが現れていて背筋がひやりとしました。

作中音声は息遣いまで鮮明に拾われていて、俳優さんの、それこそ心技体すべての演技を注いで作られた作品だと感じ幾度となく胸が熱くなりました。

予告で国宝を知って以来、観る事を楽しみにしていました。しかし3時間の超大作を暫く観ていなかったため若干ひるんでいましたが、実際観たら体感2時間。ずっと惹き込まれていました。ストーリーもカメラワークも、衣装も演技も素晴らしく記憶に残る作品でした。観て良かったです。

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ぽん

4.5圧巻。

2025年6月22日
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1年半稽古が必要だったというのもわかる、歌舞伎俳優としての、「女形」としての、舞踊、演技。
3時間も必要なのか?と半信半疑で観に行ったけど、3時間あっという間どころか、もっとくれ、もっと見せてくれという気持ちで映画館を後にした。

「血筋」と「才能」というシンプルにして永遠のテーマのような題材を予告で見せていたが、そもそも予告の部分は本作の半分にも満たないのでは?それくらい、後半の展開はうねりにうねっていた。

少年・喜久雄を演じた黒川想矢がどこかで観たことがあると思ったら『怪物』の主人公だったとは。冒頭、彼の女形が魅力的で、惹きつけられた。

花井半二郎(渡辺謙)の稽古シーンのパワーが凄い。
吉沢亮、横浜流星の二人それぞれの舞踊の違いがあって面白かった。
吉沢亮の「死ぬる覚悟が…」のシーン、あの声、良かったなぁ。
また彼のダークサイド的な一面を本作で見られるとは思いもしなかった。
そして、田中泯の圧倒的な強さ。素の会話のシーンのほうが多かったが、そこが強かった。(あのバァさん、いやジィさんか、と言われていたところは笑った)

これは、シネマ歌舞伎の需要が増えるだろうなぁ……いやいやそもそも歌舞伎ファンが増えるだろう。

撮影がソフィアン・エル・ファニという外国の方だった。「Pachinko パチンコ」で李監督と仕事をした縁で本作に参加していたらしい。気になっていたドラマだったので、「Pachinko パチンコ」を観てみたい。

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orokamono

4.0演技力を観る映画

2025年6月22日
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難しい

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いよ

4.5凄い作品観させてもらいました。 歌舞伎の事は全くの素人ですがこの作...

2025年6月22日
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凄い作品観させてもらいました。
歌舞伎の事は全くの素人ですがこの作品のおかげで実際の歌舞伎を観に行きたくなる衝動に駆られます!歌舞伎の魅力とその裏の厳しい稽古、作品の完成度が高すぎて放心状態になりました。
主演の2人もどれだけ努力したか、泣きそうになりました。それ以外の男性軍も皆さん素晴らしい演技でしたが女性軍はうーん、役柄のせいもあるのかイマイチ。寺島しのぶは良かったです。

李監督やっぱり好きだなぁ。3時間近い作品を飽きる事なく夢中にさせる強弱の上手さ、息を呑む映像美、見事でした。

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コチョ

4.5これやでって言う映画

2025年6月22日
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泣ける

興奮

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こん

4.5歌舞伎を観たような…

2025年6月21日
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泣ける

歌舞伎は好きで観に行きます。
原作も面白くて繰り返し読みました。
吉沢さんも横浜さんも歌舞伎役者には見えませんが、すごいお稽古をされたであろうことが伝わってきました。
本物の劇場やお衣装、大道具や義太夫・常磐津などの音楽もあって、歌舞伎を観たあとのような満足感です。

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mina

4.5原作のタイトルだが『国宝』には違和感がある。と言いつつ、じゃあ何が相応しいのかは解らない

2025年6月21日
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いや、驚いた。
ビッグネームの渡辺謙はともかく、以前から吉沢亮と横浜流星の上手さは知ってはいたが、ここまでとは。
この映像づくりに、凄まじい情熱と鍛錬を注ぎ込んだことがわかる。
日本映画も、最近はものすごいものを観せてくれる。

なまじ歌舞伎ファンじゃないほうが楽しめるのかもしれない。何でもそうだが、特定の領域にマニアックな人たちは、その領域が映画化されると、作品の出来自体よりも見当違いなディテールやらご自身の違和感やらでディスりがち。それはちょっと見苦しい。

しかし僕のような「素人」からすると細かいことなんか気にならない。むしろ、本当のようなウソを見せるべき壮大な「物語」というのは、まさにこういうものなんだろうと驚嘆至極である。
二転三転する物語の脚本も巧みだし、演出も優れていると思う。カメラワークも良い。

金曜平日昼からの部でほぼ満席。
ただし、ここ渋谷のTOHOシネマズは今いち劇場環境が良くない(ドアのすぐ外が通路だったり売店が狭くて異常に混んだりする)ので、改めて日比谷で観てみたいとも思うが、さすがに丸々3時間というのが昨日の『地獄の黙示録ファイナルカット』に続いて満腹感が半端ない。

とは言え、この作品もやっぱり映画館の大スクリーンと良質な大音響でないと堪能できないだろう。

喜久雄、俊介の少年時代を演じた黒川想矢、越山敬達がともかく見事だった。その後の成長した姿である吉沢や横浜に自然に繋がるほど良かった。
てっきり歌舞伎界のあまり有名ではない御曹司を使っているのかと思ったが(それほど所作がすごい)、まるきり未経験者、というより役者とモデル。それも15歳と16歳とは。
僕はほとんど事前情報を見ずに観に行くし、顔をぱっと見てすぐに名前や出演作がわかるタイプではないのだが(「どこかで見たことがある」程度w)、そうか、黒川は『怪物』の、越山は『ぼくのお日さま』の主人公だったか。
黒川も越山も、前作では内向的な子どもを演じていたので印象ががらりと変わってしまい、まったくわからなかった。

ところでこの作品はカンヌで上映されたらしいが、どうも向こうではあまり高い評価を受けていないように漏れ聞こえる。
恐らくエキゾチシズム(ゲイシャ、フジヤマのレベル)で通じたかもしれないけれど、日本人のわれわれが知る歌舞伎界の「世襲」「血」という凄絶でおどろおどろしい呪縛がこの映画の大きなモチーフなので、そんなことは欧米人にはまったくわからないだろうし、到底この作品の深みには触れられない。

それがわかるとすれば、たぶんマッカーサーの副官だった「歌舞伎を救った男」フォービオン・バワーズと、稀代の日本通ドナルド・キーンくらいだろう。

(2025.7.4追記)
フォービオン・バワーズについては、Wikipediaでは「歌舞伎を救っていない」「マッカーサーの副官ではなかった」という近年の批判的評価が記されている。フェアな判断のために追記しておきます。
なお、Wikipediaの日本語ページのURLをコピーするとこの映画.comの投稿フォーマットで弾かれる文字が含まれるため、リンクを張りません。

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LukeRacewalker

4.5呪いだ

2025年6月20日
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怖い

呪いだよ
魅せられてしまったらどうしようもない
恋人とか家族なんかは視野にも入らない
人生の全てを捧げないと到達できない物
芸の道は魔物のような魅力があるんだろう

選ばれた人間だけが挑戦できる高み
羨ましくもあり、恐ろしくもある

同じく、この作品に挑戦した2人も見事でした
大スターだった田村正和のように自分はテレビだけの俳優と身の丈を語っていたが、あれは例外
ほとんどの役者は、あえて舞台に挑戦する
自分を追い込んでいくストイックさがある
役者としてやりがいのある仕事だったでしょう
見事成し遂げましたね
きっと、今頃はエクスタシーに震えているんだろうな

田中泯の舞踏が怪しく、美しかった
歌舞伎風にアレンジしたのだろうが、カメラワークでなんとか誤魔化した吉沢亮のラストの歌舞伎とは、やはりものが違った
あれ、同じ演目だったと思ったけど(違ったらごめん)、さすがに対比すると本物の舞踏家は違う
天才ですね
血が優先する歌舞伎界の人間国宝を孤高のダンサーの彼が演じたのも興味深い
言っときますが、吉沢亮は素晴らしかった
ただ、田中泯が凄すぎて、凡庸に見えただけ

そして横浜流星
映画だから仕方ないけど、最後のシーンは化粧がとれて顔がぐちゃぐちゃすぎる
あんな歌舞伎はないでしょう(笑)
2人とも良かったけど、歌舞伎役者としては吉沢亮が主役で正解でしょう

とても見応えのある作品でした
さすが、男の世界、歌舞伎を題材にした作品というか
高畑充希の行動も、サラッと流し、寺島しのぶも見上愛も森七菜も、まるで背景のように通り過ぎて行った
このあたりは、時代錯誤映画というか、コンプライアンスなんか無視の狂気の作品です

まあ、最近は子煩悩な中村獅童なんて、少し前には考えられない面を見せる歌舞伎界ですけどね

少年時代の喜久雄を演じた、黒川想矢って、怪物に出てた子やね
いい感じに成長していましたね
序盤の女形の演技、可愛かった

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nakaji

3.5期待したほどではなかった

2025年6月20日
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笑える

知的

評判が良かったので見に行ってみたけれど、期待したほどではありませんでした。映像は嫌いだったり、演技だったりは良かったと思います。甘いものは控えようと思いました。泣くシーンだろうと思ったけれど、いまいち泣かなかった。

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たくわん

4.0これは 彼らじゃないと もたない!

2025年6月19日
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泣ける

ドキドキ

吉沢亮の顔が スクリーンいっぱいに 映し出されて まぁ
なんと美しい顔立ち!
それに 負けず劣らず 横浜流星の 凛とした 美しい姿
この 2人でないと この3時間は たぶん 持たなかったのでは?
死にものぐるいに 芸を磨いても 結局は 受け継がれていく血統 血筋。
その もの悲しさを 美しい横顔で 演じた 吉沢亮。
ぱっと出て いつの間にか 居なくなるイケメン俳優とは この映画で
完全に差をつけてしまいました。
美しさばかり 目立ってしまいがちですが これで 本格的な俳優の座を
勝ちとったのでは?

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miwa

4.5血統と実力

2025年6月19日
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鴈治郎さんの指導で歌舞伎もシーンは見応え十分。
吉田亮くんに横浜流星くんが忙しい中、真摯に踊りのお稽古にお芝居を練習されたんだろうと感心しました。
艶っぽい女形に、現役の歌舞伎座若手役者も刺激をもらったと想像しました。

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jiemom

4.5とんでもない

2025年6月18日
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驚く

ドキドキ

とんでもないものを観たというのか直後の感想
少しの時間席を立てませんでした

劇場の真ん中の席で見たのですが、舞台を観ている観客のように、歌舞伎のシーンが見れたのは嬉しかった。真ん中側の席おすすめです!

あと3時間長いと思って、食べ物、飲み物たくさん買うのは、おすすめできません。余ります

歌舞伎の舞台シーン等、実話のような感じがする映画ですが、再現ドラマではないので、あそこが実際の歌舞伎と違う!ここが原作と違う!等と観るのは、勿体ないです

評判は高いし、素晴らしい映画と私は思いますが、みんなが良いと言ってるからと言う視点で観るのも、みんな良いと言ってるけど、足りない所がある、描ききれてない部分があると言う視点で観るのも、この映画の魅力を狭めてしまうかも。

良い意味で先入観をいかに無くして観ることが出来るか?がポイントの作品です

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JIMMY

5.0全キャスティングが素晴らしかった

2025年6月18日
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ポール

4.0三十代最後の夜に

2025年6月17日
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夜風が生あたたかい
気分は、、わるくない
浮遊感
まだ映画の中にいるみたい

三時間

現実にいなかったのに
いつもの景色に存在感が宿る
リアリティとフィクションが行ったり来たり
五感が研ぎ澄まされているのがわかる

生きるってなんだろう
満たされてない
漠然とした不安
油断すると顔を覆ってしまう

なのに

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HIDE

5.0映画の力を感じた。

2025年6月17日
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泣ける

興奮

知的

映画っていいものだなと思いました。現代のトップ俳優が最高の努力を重ねた先端を見せてもらった、国宝という歌舞伎の世界を、現代劇などのクリエイティビティの国宝を目指そうという意気で作り上げた傑作かと思われました。これを文章で作り上げた原作の吉田修一氏も神業かなと思われます。一方でこれは映画という形を使って、知られざる世界をわかりやすく提示する映像技術の基本的な機能を生かした作品とも思われました。多くの仕事や行き方を考える道しるべのように受け止めることもできるかなどと思います。

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ほー

4.5よく撮れたな

2025年6月17日
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おかゆ

5.0唯一無二な作品

2025年6月16日
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知的

斬新

年間映画40本位、歌舞伎は5本位観ます

映画と歌舞伎が両方楽しめた今まで経験したことが無い
エンターテイメントを体験した感じ。(しっかり映画ですw)

皆さん言うようにどの役者さんも本当に素晴らしい…
がそれをまとめて創り上げた 李相日 監督、今までのどの作品も素晴らしいが真の芸術を観せてもらました。

エンディングの坂本美雨× 井口理の化学反応にもやられた!

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HIROKICHI2

4.0血統書付きコーギーと保護された野良狐

2025年6月16日
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関西の方

4.5東野幸治さん絶賛につき鑑賞 結論からいうと原作も読んでなく歌舞伎も...

2025年6月16日
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興奮

東野幸治さん絶賛につき鑑賞
結論からいうと原作も読んでなく歌舞伎もよく知らないけど十分楽しめます
とにかく見応えがあった

冒頭の永瀬正敏をスクリーンでみるのはションベン・ライダー以来でしたが
本当にいい役者さんになったなぁと宮澤エマも徳次や喜久雄、春江役の子役たちも少ししか
登場しませんでしたが強烈にインパクトに残りました

歌舞伎を知らないので吉沢亮さんや横浜流星さんの歌舞伎のシーンの仕上がりや出来不出来はわかりませんが本編にいくつかでる歌舞伎のシーンよりラストの藤娘の歌舞伎のシーンが段違いの出来、これだけで成功なんじゃないでしょうか?

3時間という長丁場とはいえ細かな部分ではいくつか端折っているところもあり
原作を知らないと各キャラクターの心情の変化など解説が必要になってくる部分もあり、特に春江の選択や彰子のその後、スキャンダルは誰が流したのかどうやって復帰したのか・・
見る人がある程度追いつけない部分もあります
個人的には徳次のその後や春江や彰子、竹野あたりのキャラクターや心情の変化を細かく見たかったなというのがあります

とにかく余韻が凄いので本編終わっても誰も席を立たないです
原作を読みたくなる、歌舞伎を知りたくなる映画 大成功です

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m
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