劇場公開日 2025年6月6日

国宝のレビュー・感想・評価

全2141件中、681~700件目を表示

5.0タイトルなし(ネタバレ)

2025年6月16日
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ゆっこ

5.0圧倒的な作品

2025年6月16日
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泣ける

楽しい

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ささき

5.0一つことに身を捧げるということ

2025年6月15日
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鑑賞方法:映画館

興奮

幸せ

驚く

東一郎と半弥、喜久雄と俊介。今だったらDVレベルのシゴキだが、本気で教え込もうとしたら、こうならざるを得ない面はあるのだろうな。言葉も柔らかく、小突くことも許されない中で、厳しい芸事の世界観をどう伝えていくのか、本当に今の世の中は難しいよな。

それより何より、吉沢亮と横浜流星、二人の芝居に釘付け。子役も良かったけれど、やはり東一郎と半弥、芸そのものと血筋と。この対立軸、振り子が左右に振れる中で、ドン底に叩き落とされ、泥水を啜り、一度は腐ってしまったとしても。それでも、這いつくばって前へ進み、もう一度立ち上がる。陽の光を浴びる。芸人の性、一つ事に心血を注ぐ、その有り様に心奪われた。神様、悪魔との取引、我々は差し出せるものを持っているのか。全て差し出して手に入れたいものが明確にあるだろうか。

曽根崎心中、半弥の手足、もう先がないことを察してから終幕まで、人間の儚さ、それ故の美しさ、搾り出し表現する力強さ。魂が震えて止まらない。

ラスト国宝となり挑む鷺娘。東一郎は何を思い舞ったのだろう。

そして劇場を出た今。観客たちは何を思い、それぞれの人生を舞うのだろうか。

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Nori

5.0◇血に焼き付けられた「演技」

2025年6月15日
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興奮

 人間国宝は、日本の文化財保護法に基づいて重要無形文化財の保持者として認定された人物を指す通称です。芸能、工芸技術等の無形の「わざ」を体得している人。

 日本文化における「わざ」は身体の中に刻み込まれている所作の上に成り立っているように感じます。それは長い年月の試行錯誤と切磋琢磨によって何重にも折り返され積み重ねられた身体のリズム。

 身体のリズムを形作るのは血です。血の流れの中に、「わざ」の動きの一つ一つが書き込まれて記録され巧みに再現されるのです。

 歌舞伎界を巡る二人の役者の人生の浮き沈みを人間喜劇さながらに描くこの作品。秀逸なのは、幼い頃からずっと芸を鍛錬してきた歌舞伎役者のごとく、しなやかに動く身体の美しさです。

 身体に刻み込まれた歌舞伎の動きを役者として身体の血に染み込ませて演じているように感じました。もはや演じているというよりは演技そのものが憑依しているようでした。

 身体の奥に感じる血のリズムが共鳴し始めるとき、感動の渦が深淵からじわりじわりと湧き上がってくるのを止められませんでした。

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私の右手は左利き

5.0作り手たちの熱量に圧倒される作品

2025年6月15日
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泣ける

ドキドキ

映像の美しさ、胸を打たれるストーリー、そして作り手たちの熱量に圧倒される作品。もし喜久雄が身近にいたら、彼に人生をめちゃくちゃにされる人は多いだろう。芸を突き詰めることが人生の第一優先事項で、人に対する情が薄いように見える。だから彼のそばにいることに疲れたり、諦めたりして、離れていく人(女性)は多いけれども、そのことに対しても喜久雄は激しい感情を表したりはしない。
でも、何も感じていないサイコパスのような人という印象は不思議とない。
それは彼の生い立ちや成長過程が丁寧に描かれ、様々な困難や理不尽に苦しんだり失望したりしながら「芸の他には何もいらない」と心に決めた姿、実父や師匠の生き様を目に焼きつけた姿を見ているから、喜久雄はそういう覚悟を持って生きている人なのだろう、と感じさせるのだと思う。
それでも身近な人にとっては、彼は紛れもなく身勝手であるはずだ。けれども、そうまでして彼が追い求めるものが「歌舞伎」の芸であることが、殊更私たち日本人にとっては、その重みを共通の理解としているからこそ、その身勝手さを受け入れてしまう。芸の肥やしなどという言葉が受け入れられない昨今であっても、この作品を見て喜久雄に悪感情を抱く人は少ないのではないだろうか。
ほとんど誰も、彼のようには生きられない。歌舞伎界の御曹司である俊介でさえも。だからこそ喜久雄は国宝になりえたのだ、ということが、説得力をもつ。
そこに真実味を与える脚本や美術なども素晴らしいのだけれど、やっぱり主演の吉沢亮、ライバル役であり盟友役である横浜流星をはじめ、役者陣が本当に素晴らしい。歌舞伎の稽古の中で「その役を生きていないから、そんな表現になるんだ」という趣旨の台詞が何度か出てくるのだけれども、まさにこの映画の俳優陣は、この役を生きたのだと思う。

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rie

5.0名作と呼ばれる作品が誕生しました。

2025年6月15日
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幸せ

驚く

斬新

おそらく今後
この映画は長く語られる名作として残るでしょう。

歌舞伎の事はよく分かりませんが

役者魂を存分に感じました。

おそらく
映画館に来ていた
沢山の
横浜流星ファンの人達にも
しっかりと届いたと思います。

世界に通用する作品ですね。

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れいん 【観る前にレビューは見ない派】

5.0圧倒されて泣いたのは初めて

2025年6月15日
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泣ける

興奮

知的

なんと女形が似合う二人!見てみたい、という軽い気持ちで見に行ったのに。この感動を伝えたくて書いています。
可哀想とか、切ないとかでなく、ただただ圧倒されて涙が溢れるなんて初体験です。たぶんテレビではこうならないと思う。映画館のスクリーンで観ないとこの素晴らしさが伝わらない。
歌舞伎について知識がない人に演目を示して分かりやすくしてくれているのも嬉しい。
菊ちゃんが生涯追い求めたキラキラしたものを、もう一度観返したいと思う映画です。

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伊助

5.0圧倒的役者力

2025年6月15日
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興奮

幸せ

驚く

3時間程ある長い映画ですが、おしりは痛いがまだ観ていたいと思わせる映画でした。上映中何度もゾクゾクする感じがありました。とにかく日本人みんなに観て欲しいですね。これは上映期間中にまた来ると思います

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tak

4.5今期一番の映画

2025年6月14日
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興奮

ドキドキ

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ふとん

4.0芸に魂を捧げた役者の覚悟とすごみ

2025年6月14日
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興奮

驚く

斬新

偶然長崎の任侠の親分の息子立花喜久雄の演技を見て惚れこみ女形の歌舞伎役者として弟子に迎えた歌舞伎役者の花井半二郎(渡辺謙)。
彼の跡取り息子花井俊介と共に日々の厳しい修行に堪えながら互いにライバルとして芸の精進に切磋琢磨していたが、ある事を転機に彼らの関係に変化が――

厳しい修行に不満を述べながらも跡取り息子としてその血筋で将来を約束された俊介。
天性の芸の才能を見出されて自分の居場所はここにしかない、と芸を磨き続ける喜久雄。
2人の踊りの所作1つにもわずかな差が感じられるのがすごい。
時に友として時に芸のライバルとして彼らの関係は少しずつ変化しながら成長していく。

自らの魂を悪魔に売ったかのごとく芸の精進のために他のすべてをささげる役者の狂気とすごみ。
その分家庭をはじめ多くの物を犠牲にしてしまう。
そんな覚悟のこもった舞台だからこそ人々を魅了してやまないのだろう。
芸に賭ける覚悟と生き様に息を吞んでしまう、そんな凄みを感じる作品でした。

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映画ファンさすせそ

4.5恩讐の彼方に

2025年6月14日
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泣ける

怖い

難しい

「歌舞伎が憎くて憎くてしょうがないでしょう。それでいいの。それでもやるの。それがアタシたち役者というものでしょう」

吉田修一の同名小説を映像化。任侠の子に生まれながら女形としての天賦の才を見出された喜久雄(演:吉沢亮)は、抗争で両親を失った後、歌舞伎役者・二代目花井半次郎(演:渡辺謙)に引き取られる。半次郎の子・俊介(演:横浜流星)と共に歌舞伎の道に進み、歌舞伎役者として頭角を現していくふたりだったが...。
特報を目にした時から、どうしても「さらば、わが愛/覇王別姫」(1993)が脳裡にチラついて仕方がなく、気乗りがしないまま公開1週目での鑑賞を避けてしまった。しかしその後の各方面での声に押されてようやく重い腰を上げたのである。
結局終始圧倒され続けた175分だった。人によっては既に今年No.1に推す声もあるようだが、自分にはこの時点で今年No.1かどうかは分からない。しかし上位に食い込むのは間違いないだろう。単なる家柄と資質の話かと思いきや、喜久雄と俊介それぞれに「生まれの呪い」が降りかかる。約半世紀の物語が展開されるが、その間外部の政治的に出来事は一切物語に影響を及ぼさない。運命を狂わせるのは常に「梨園」という独自の世界である。この小さくも底が見えないブラックホールがふたりに情け容赦なく襲いかかる展開は我が国の文化でしか描けないのではないだろうか。
前半は二代目花井半次郎が物語を牽引するが、半次郎亡き後半は、生前の半次郎の功罪に喜久雄と俊介がひたすら翻弄される。後半は時間の進み方がブツ切りで駆け足気味だった点はやや気になったが、それでも終盤の「曾根崎心中」と「鷺娘」には思わず息を呑んだ。
歌舞伎というものは十七世紀、上方で大流行した。風紀の乱れを懸念した幕府によって女性が舞台に上がることが禁じられ、以来男性が女性を演じる「女形」が誕生する。役のために男性が女性の魂を宿すため、女形にはある種の性倒錯に近い状態が付き纏う。一流の女形は舞台のみならず、日頃の所作や言葉遣いに至るまで女性となるのである。舞台で至上の風景を目にするために悪魔と取引をした喜久雄は、演目を終えて真っ白になった。このまま吉沢亮もろともどこか遠くの世界に連れて行きそうな真っ白な雪に...。
あかん、うまいこと言われへんな...。

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ストレンジラヴ

4.0ひとつを極める覚悟

2025年6月13日
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歌舞伎界で芸道を極めるのは血筋か、才能か?というメインのテーマで、歌舞伎界のプリンス俊介と、ヤクザの息子出身の喜久雄の二人の親友、ライバルの壮絶な人生を描く話。
若手実力派の吉沢亮(喜久雄)と横浜流星(俊介)が二人を熱演。クライマックスの曾根崎心中の演技には圧倒されました。脇役も堅実でリアル梨園の女将さんの寺島しのぶさんなど、にくい配役。ドロドロなドラマを盛り上げてます。渡辺謙さんも珍しく情けない姿。

歌舞伎の華やかな演目を多数長尺でやるのも見所。主演二人の舞台もすごい。

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mz

5.0美しい映画、キャストの本気が伝わる

2025年6月13日
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泣ける

斬新

ドキドキ

全キャストが本気で取り組むと、こうもリアリティのある映像が撮れるものかと感動です
もちろん吉沢亮や横浜流星の演技は素晴らしいのですが、田中泯と黒川想矢が入ると一気に説得力が上がると感じました
歌舞伎って興味を持っても、ギリギリで躊躇して見に行かないんだけど、これ見たらまずはライブビューイングから始めてみたい。東宝さん責任とって対応してもらえないでしょうか?
中村鴈治郎や寺島しのぶも貢献してそう!
大事なシーンの映像美と音楽で何回も何回も感情を揺さぶられる!
これは大作です!

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Zakky

4.5演技が凄い

2025年6月13日
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見応えのある濃密な3時間でした。
最近の邦画のお涙頂戴作品とは一線を画してました。
演技も凄い。
前半は満点でしたが後半イマイチでこの点数です。
原作も読んでみようと思います。

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やまぼうし

5.0この映画こそ国宝

2025年6月13日
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voice

4.0

2025年6月12日
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泣ける

悲しい

ドキドキ

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テレビだいすき

4.5余韻に浸ってます

2025年6月12日
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泣ける

知的

ドキドキ

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白十字

4.5歌舞伎

2025年6月12日
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楽しい

興奮

ドキドキ

歌舞伎を知らない人間が歌舞伎を観たらどうなるの?
って感じで観に行きました。
二人の侍の物語、陰と陽が描かれていて、凄かった。
とにかく、凄かったです。

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nya3nyan

2.5歌舞伎のお稽古頑張らはったんやね

2025年6月11日
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という感想しかないかな

三時間という長丁場があっという間に過ぎる事もなく
きっちり三時間分の体力を消耗させらたけど

正直な所、特に残るモノはなかった

50年分の人生を描くには三時間じゃ足りんだろ?

原作の小説知らんけど多分もっと丁寧に書いてあるんじゃないのかな?

Netflixとかで12話ぐらいのドラマでやった方が良いとは思うけど

南座使ったりとかマジの歌舞伎のスタッフ使ったりで金掛かり過ぎるから無理なのかもな

そういう意味では実に映画らしいダイナミックな映像ではあったし

役者さんの演技も良かったと思う

でも歌舞伎の演目の説明とかはもう少しあってもよかったんじゃないかな?

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龍神

5.0今年のアカデミー賞獲得間違いなし!!

2025年6月11日
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知的

ドキドキ

歌舞伎の知識全くない映画キングダム大好き女がイケメン2人を大スクリーンで拝みたいだけで観に行きました。3時間の作品か〜長いな〜って始まる前は思っていましたが始まると3時間あっ!と言う間に過ぎました。とにかく役者達が豪華で役に合ってて皆上手い!特に渡辺謙&寺島しのぶの配役は大正解ですね。梨園を知ってる寺島しのぶだからこそかもし出せた空気があった。そして国宝級イケメンのお二方にアッパレ!!!魂抜かれました。吉沢亮この作品でアカデミー賞主演男優賞絶対獲ると思う。おめでとう。(←先に言っておく)平日昼間に行っていつも割りと空いてる映画館が結構席埋まっていてご年配の方が多い印象でした。歌舞伎好きな方も観に来てるのかな?今まで歌舞伎に全く興味なかったけどこの映画をきっかけに歌舞伎観てみたいと思いました。歌舞伎がある日本に生まれて日本人で良かったと思った。米安くなりますように。
あっ!最後に配役について1つだけ言わせて!あの高畑充希ちゃん役別の魔性っ気ある女性に演じて欲しかった。高畑充希ちゃん嫌いじゃないよ。でも何故にあの役高畑充希ちゃん??ってちょっと思った。

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律猫
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