劇場公開日 2025年6月6日

国宝のレビュー・感想・評価

全2138件中、181~200件目を表示

5.0命を懸けた舞台の幕が上がる!

2025年9月7日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

興奮

やっと鑑賞出来ました!
前回は満員で
チケット購入を断念
今回も満員に近い観客でしたが
何とかチケットゲット出来ました。
本当に良かった~

3時間あっと言う間でした!
息を呑むシーンの連続で
スクリーンに釘付けでした。

人生の
愛や憎しみや喜びや悲しみ
多くを経験するほど
芸が磨かれていく
その身を削りながら
命を懸けて舞台に立つ姿
鬼気迫るものがありました。

美しい映像でありながら
自らの全てを
燃やし尽くすような
真剣勝負の舞台の連続
感想の言葉が見つからないほど
凄かったです。

人は誰でも
何かしらの宿命を背負って
生きています。
登場人物達の
自らの宿命に必死に抗う姿
泣けてきました。

人生の全てが詰まった
最高傑作でした。
改めて
大スクリーンで鑑賞出来て良かったです!

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ブルーボイス

4.5王道プロットだが、圧倒的なビジュアルで魅せる力技

2025年6月8日
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これは喜久雄が悪魔との契約で常人では到達できない、あるいみ怪物的な存在になってしまう話となっている。

李監督の作品は一貫して映像が美しい。「悪人」も「怒り」もあらゆる構図、カットがバランス良く心地良い。
とにかくビジュアルに徹底的にこだわって作品を作っている監督だと思っている。
それが本作ではビジュアルそのものがテーマになっているように感じた。

プロット自体は王道で、ライバル2人が成り上がっていく友情あり愛憎ありのサクセスストーリー。「さらば、わが愛/覇王別姫」か、そこに日本の伝統芸を舞台にしたところでいうと1番近いのは「昭和元禄落語心中」だろうか。さらに引き取った子が実の息子より才能がある話等であればディズニー「ライオンキング ムファサ」だろう。

歌舞伎を題材にした映画でいうと溝口健二監督の「芸道一代男」や、小津安二郎監督のドキュメンタリー映画「鏡獅子」がありますが、どちらも実在の歌舞伎役者を代材にしていました。ちなみに本作の原作である吉田修一の「国宝」は溝口健二監督の短編「残菊物語」という歌舞伎役者の菊之の話に影響を受けて執筆されたとのこと。喜久雄の名前もモロに影響が出てますね。

他、Sgt. Kabukiman N.Y.P.D.(邦題:カブキマン)というアメリカのおふざけB級映画があります。大きな声では言えませんがyoutubeでフル視聴可能です。ニューヨークの警察が歌舞伎役者の連続殺人に巻き込まれてる途中、ひょんなことから偉大な歌舞伎役者の力を手に入れカブキマンに変身し悪を懲らしめていく話です。日本の伝統芸能である歌舞伎を題材にした映画というと怒られる映画です笑

本作はそんな王道プロットの上で、今現在メジャー作品では長らく扱われてこなかった"歌舞伎"をテーマに、ある意味国宝級イケメンである吉沢亮君と横浜流星君を主役に抜擢というさすが李監督といえるキャスティング。2人とも大河ドラマを経験して脂が乗ってきた最適なタイミング。

とにかく歌舞伎の女形の美しさを切り取った映画で、「二人藤娘」、「二人道成寺」、「曽根崎心中」、「鷺娘」の演目を通して2人の人間ドラマを描いている。

特に最後の国宝になった上で演じる「鷺娘」は圧巻のビジュアルで、孤独な主人公に唯一救いとしてある人物との再会も重ねる演出にすることで後腐れなくカタルシス抜群になっている。

3時間近い長編だがそれでも拾い切れていないところも多々ある。喜久雄を引き取る経緯や喜久雄の歌舞伎復帰の話は端折りまくり、特に寺島しのぶ演じる俊介の母 幸子との関係は最後拾って欲しかったところ!

正直もっと観たいと思った。
それだけ主役2人の演技、ビジュアルが素晴らしい。
歌舞伎の舞台に飛び込むカメラ、2人の顔面にクローズアップするカメラ、良い!
一度は逃げた俊介が最後は命懸けで演目「曽根崎心中」のお初に挑むというドラマも良い!
(ちなみに「曽根崎心中」の舞台といわれているのは大阪のお初天神(露天神社)で、記念碑もある。近くに住んでいたら聖地巡礼したかった。)

来年のアカデミー賞国際映画賞にもノミネートされるか?日本アカデミー賞は最優秀作品賞受賞確実だろう。

※この題材なら松竹配給だろ!と思ったらまさかの東宝配給。そんなことがあるのか。後で調べたら本作で歌舞伎監修をしている四代目中村鴈治郎さんはかつて東宝が歌舞伎に進出した唯一の東宝歌舞伎時代の公演メンバーの1人である二代目中村扇雀(四代目坂田藤十郎)さんの息子さんであることがわかった。東宝で歌舞伎を題材にしてこれだけの規模の映画を撮るのは色んな意味で大変だったんじゃないかと思う。松竹の歌舞伎座は当然借りれないよね笑 逆に松竹が絡まなかったから色々と自由に出来たのか。

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ヘルスポーン

4.5見どころは当代随一の若手二枚目俳優達の熱演

2025年6月7日
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興奮

知的

まず「国宝」という映画タイトルに圧倒。副題も無し、真剣勝負だ。映画化にあたっての重圧がどれほど大きかったか容易に想像できる。結果、その想像は期待を裏切らないと先に申し上げたい。

見どころは当代随一の若手二枚目俳優達の熱演だろう。
吉沢亮(主人公喜久雄)や横浜流星(俊介)の歌舞伎の所作が正しいかは歌舞伎初心者の私にはわからないが、彼らの凄まじいまでの稽古量と役への熱意はスクリーンより伝わってくる。扇子を持つ手がビシッと止まる。視線の合わせ方。
そして舞台の熱演を最高のシーンに昇華させたスタッフの熱意も十分に伝わる。

喜久雄は人生を芸の道に捧げる。極端な生き方をする彼に共感性を感じることは難しい。その孤独と執念がどのように報われるのか、それは舞台の上でしか答えは存在しない。映画の中の観客もそれを観る映画館の私達もその瞬間を待ちわび、目が離せなくなる。

歌舞伎の演目の選び方が良いのか、予備知識がなくても、すっと梨園の世界に入り込めるエンタメ性があります。美しい映像、心に響く音楽、そして圧倒的な演技。これらすべてを大スクリーンで体感できる、映画ならではの贅沢な時間をぜひ味わってください!

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ihatakaeight

3.5あっという間の3 時間

2025年6月7日
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鑑賞方法:映画館

「素晴らしかった〜ぁ…」とため息まじりに連呼してるおばさま多数。
(もちろん道成寺のリズムで退席)

原作があるから映画のせいではないのだけれど、
「そんなの起きる!?」な、やりすぎエピソードが連発して、ちょっとドン引き。
そんなの抜きでも、設定だけで、じゅうぶんに見応えある作品になった気がするだけに。

少年時代をもっと見たいと思わせる序盤から、キャストが全員素晴らしい。
への字口の寺島姐さん、貧乏くじがお似合いすぎる森七菜ちゃん。等々、女優陣が良い。

「さらば、わが愛 覇王別姫」ぽいのを想像してたら、そんなの皆無。
もっと愛憎入りまじる人間関係を期待してたら、意外とあっさり。
肝心の舞台シーンは、カット割多めで誤魔化してるなあ。
そして、王道な終わり方。洋楽かぶれなエンディングソング…!!!

そんな不満もありますが、キャストが全員良いので、それを見るだけで料金の価値はあったと思います。

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ababi

4.5大作。演目は予習が吉。

2025年6月7日
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大作。これはスクリーンで観てほしい。約3時間を短く感じることはなかったが、内容はずっしり。事前告知で窺い知れたあらすじのその先の人間ドラマが凄かった。

青年期の二人が思った以上に重責を担っており、吉沢亮・横浜流星へのバトンタッチが見事だった。私は黒川想矢の演技は怪物以来、越山敬達はぼくのお日さま・天狗の台所以来。着実に力をつけているタイプの違う若手で、選ぶ作品が良い。次が楽しみ。
キャストはご承知の通り脇もがっちり固まっていたが中でも田中泯の存在感は突出している。
歌舞伎を知らなくても楽しめるが、公式でも紹介してくれていた劇中の演目をさらっていった方がより理解が深まると思う。
メインの二人がこの映画のためにどれだけの準備を重ねたのか、終盤の鬼気迫る曽根崎心中は忘れられない。
この映画を背負って立つのはもちろん吉沢亮であり最後まで素晴らしかったが、血筋を背負ってしまったことによる俊ぼんの葛藤とクライマックスのあの演技を見て、横浜流星が支えなかったらこの話は成り立たなかったなと感じた。
歌舞伎のみならず日本の伝統芸能に潜む、血の滲むような努力と人間の業を垣間見たような気にさせられた作品。
無事世に出てきてくれて良かった。

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may 929

5.0ザ 歌舞伎

2025年6月7日
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歌舞伎の世界も国宝の凄さも全く興味ありませんが、素晴らしかったです。

舞台裏の苦悩や努力、伝統や芸を追求する姿勢は、
現代の自分にも通じる部分があり、共感できました。

ただ3時間がっつり披露される歌舞伎でしたが、
演技や衣装、音楽は圧巻で、侍タイムトリッパーばりの本格的な歌舞伎が観れました。

と言っても、普段ならなかなか見る機会のない歌舞伎の世界なので、歌舞伎が映画を通じて身近になりました。

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たもつ

5.0鬼気迫る演技

2025年6月6日
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Nana

5.0化けに化けた吉沢亮!

2025年6月6日
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映画が終わった瞬間に、エンドロールを観ながら、続けて今からもう一度観たい!と思ったのは久しぶりだ。

素晴らしい!化けに化けたな吉沢亮!
横浜流星との化学変化で息を飲むようなシーンがどんどん生まれて行く感じ。
二人道成寺や曽根崎心中などの歌舞伎のシーンは圧巻。
嫉妬と恨みから出る本音の言葉を上手く濁すシーンが2回。2回とも素晴らしい。立場が逆なのがなんとも言えない。
そして、少年時代を演じた2人も素晴らしかった。
とにかく、あっという間の時間。映画館を出た時、え?3時間近くもあったの?という感じ。ミッションインポッシブルファイナルレコニングも同じく長い映画だったけど、国宝の方は1秒たりとも無駄なシーンがない。
贅肉を全てこ削ぎ落としたような無駄のなさ。説明ゼリフのなさ。瞬きするのも惜しい美しさがある。
画角がまたいい。このアングルで来るか!と唸る。

キャストが抜群で非の打ち所がない。
田中泯さんの舞も観られて大満足。所作も目の動きも唸るしかなかった。
歌舞伎界から、寺島しのぶが睨みを効かせているのがまたよかった。
個人的には三上愛ちゃんの耐え忍ぶ隠し妻の役も良かった。
そして成長した娘、瀧内公美のカメラマンも良かった。

本物の南座が京座として映ったり京都の景色も楽しめた。

間違いなくもう一度観る。外国に向けても自信を持って勧められる日本の映画が生まれた。

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momo

5.0古典芸能に限った話ではなく

2025年6月6日
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泣ける

知的

大作です。圧倒されました。
本作は歌舞伎の世界が舞台ではありますが、
何かに懸命に打ち込んで「悪魔と取引してでも」何事かを成し遂げたいと願うことは
誰にもあるのではないか。
その気持ちになってみると、
不遇の時期の喜久雄が目指すものを見失って狂乱するシーンは
胸に迫ってくるものがありました。
吉沢亮さん、素晴らしい演技でした。

原作を読んでから(というか、某サービスで尾上菊之助さんによる朗読で鑑賞して=これがまた凄い完成度でした)観たのですが
作中で2度演じられる「曽根崎心中」の扱いが映画ならではの構成になっていて、
これには大きな拍手を送りたいです。
横浜流星さんのお初、泣けました。

惜しむらくは、映画の尺に収めるために削られてしまった
原作で描かれたチャーミングな登場人物のことです。
長崎で喜久雄ぼっちゃんのお供役だった徳次が
放浪の果てにシンガポールで大成功して凱旋する様子は、
映像で見てみたかったなあ~~~。

「百年に一本の壮大な芸道映画」
決してオーバーな表現ではないと思います。ぜひ劇場でご鑑賞を。

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Yoko

4.5歌舞伎は見たことないですが、凄さは伝わってくる

2025年6月6日
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役者の生涯を通しての努力や成功、苦悩や喜びが描かれていました。
知らない世界のこともあってかとても斬新に感じられて、あっという間の3時間でした。
私自身は食うために、ある意味仕方なく働いている面があるので、こういった目的のある人生に憧れてる気持ちがありますね。

歌舞伎は見たことないですが、女性の役を男性が演じていて、その中で生まれる葛藤のようなものが異様な迫力を生んでいる気がしました。
江戸時代に女性が行う歌舞伎は規制されたらしいですが、女性が演じる歌舞伎を見てみたい気がします。

とにかくいい映画だったので、これを機会に舞台の歌舞伎にも興味が湧きました。

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ジュンヤ

4.5『国宝』級映画

2025年6月6日
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海老の助

5.0海外の人に観てもらいたい

2025年6月6日
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泣ける

グイグイ引き込まれ、あっという間の切ない物語。
歌舞伎ってよく知らないからこそ楽しみにしていた。
エンドロールの縦書きがより素敵な映画だった感を醸し出してる。曲もしみじみと、席を立つまで吉沢亮の演技を振り返っていた。

女方、と言えば坂東玉三郎さんしか知らないけど
あの方より美しい人もいるんでしょうね。

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ねこのあお

5.0言葉を失う傑作

2025年6月6日
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最初から最後まで、すべてが見せ場。
スクリーンから一瞬も目が離せなかった。
正直、3時間近いので長かったけれど、削ぎ落とせるシーンは残ってませんでした。
何もかもが素晴らしかった!!!

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ミントグミ

4.0「国宝」らしい重厚さは映像美で堪能できるが‥

2025年8月10日
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歌舞伎の魅力を最大限に映像美で切り取った作品。劇中演目の圧倒的な迫力は必見。特に『曽根崎心中』での喜久雄(吉沢亮)と義足の俊介(横浜流星)の花道シーンは、現実離れした美しさに息をのむほど。

吉沢亮と横浜流星は、1年半に及ぶ稽古の成果を存分に発揮。吉沢亮は、「上手くいってない演技」と「会心の演技」の違いが分かるほど演じ分けていたとの評価もある(私はわからなかったけど‥)。
吉沢の透明感が際立つ一方、横浜流星の妖艶さと色気は圧倒的で、両者の美しさが物語の核となっている。

ただ、数年後への突然の場面転換など説明不足な点も目立ち、個人的に映画としての完成度には物足りなさも‥。俊介の挫折や喜久雄のスキャンダルなど、キャラの葛藤・復帰過程が薄く「想像で補完してね」的な部分も多め。3時間という長尺ながら、心理描写や深掘りに限界を感じた。

あと配役に関して女性陣が地味にまとめられているのは主演2人の美しさを際立たせるための狙いかな?寺島しのぶさんは素晴らしかったが、もっと意地悪でいてほしかった。

「国宝」らしい重厚さは映像美で堪能できるものの、映画作品としての構成―とくに劇的な挫折、復帰、人物の深み―には物足りなさを覚える。上手く言えないが、もっと魂を揺さぶられたかった。

歌舞伎×現代イケメン俳優という贅沢な時間を、大画面で味わう価値は十分だけど、エンタメ性と芸術性のバランスをどう感じるかは好みが分かれそう。

調べたら1978年に『曽根崎心中』が映画化されてる。主演は宇崎竜童さんと梶芽衣子さん。是非観てみたい。

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ひみあ

4.5人生

2025年7月25日
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くり

2.5流されて観に行くな!(行ってもいいけど…)

2025年7月20日
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悲しい

日本映画最高傑作とか安易に言うことなかれ!

三時間は長い、兎に角長い
途中で尿意を感じやむなくトイレへ…
幸い40分遅れの上映が有ったので紛れ込んだ
長い映画は 休憩 を入れた方がいい

何より吉沢、横浜に感情移入できない…
歌舞伎のシーンが長すぎ、ストーリーがぶつ切れだ
映画で歌舞伎を見せたいのか? それは無理だ
歌舞伎を映画で表現できるのなら生でやる意味はない

他の方のレビューで「私は良く分からなかった。と言ったら『何言ってるの? 綺麗な男の子が踊ってる姿を堪能すればそれでいいのよ』
と友人に言われた、私は納得できなかった」との言葉に共感!

興行収入40億超え…
侍タイムスリッパー が一年ががりで稼いだ10億を2ヶ月で超えてしまった…
この映画を観てないと オシャレじゃない、分かってない 的な雰囲気が漂う

歌舞伎は血の世界、お茶もお花もそう…
その辺りの批判も入れながら、日系三世である監督に徹底的に批判でも称賛でもいい
描いて欲しかった

中途半端な濡れ場シーンは必要だった?
やるなら不自然な撮し方をせず、堂々と魅せて欲しかったな…

誰も幸せになれない映画

美を追求するためなら命も惜しまない?
そんな人が 歌舞伎の世界に存在する?

海老蔵(現團十郎)の悲劇、猿之助の悲劇…
お金を国から貰い延命している世界
物珍しいから守る価値がある? 外国人が喜ぶ?
様式美の世界… 観客の拍手のシーンは実写だそうだけどCGに見えた

もっと門戸を開き、血の世界を断ち切ってこそ税金を注ぐ価値がある
そして悲劇を繰り返さないで欲しい

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てりーぬ21

5.0恐ろしいほどの凄みがあり、奥深く、美しい映画

2025年6月20日
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k k

3.0吉沢と流星は◎◎なのに…脚本が雑すぎて歌舞伎シーン以外は👎

2025年6月8日
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本当は☆5付けたいほど主役2人は圧巻でした💯なのに脚本が台無しにしてます😔以下は気になった点①歌舞伎の描写が上っ面すぎる、稽古シーンこそ多少あるが実話なら松竹や黒衣、鳴り物たちとの人間ドラマがない②各ターニングポイントも手抜きすぎで◯吉沢を代役にする渡辺の葛藤無い◯流星が戻る克服の心理描写も無い◯万菊→なぜ人間国宝が場末宿?もあるが、そこから一気に一線復帰ってタイムリープですか👊③何で突然人間国宝ですか?成田屋が怒りますよ😆
以外にもドサ回りでの絡まれ方、流星の息子を正式跡取りとして嬉々としてる母の描写は陳腐すぎるし、ラス前都合よく登場した娘の許せぬ父でも役者として惹かれるくだり、あのキモをあんな場面でセリフとして喋られて一気に人間国宝のありがたみが失せる
これが2時間なら文句言いませんが3時間😱
でもラストの曽根崎心中はすごいです✨

主舞台の南座、花街の何れかの歌舞練場など背景もとても良いので行ったことない方は行くことオススメ、特に南座の緞帳はホンモノ作ったのかなぁ→すごい金かかる😆それとも合成かな

映画でなく、主役二人を見に行くのがオススメです😁

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JAG

4.0田中泯だけでも⭐︎倍増

2025年6月8日
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泣ける

知的

驚く

原作既読、歌舞伎は20年以上観ております、マニアの入り口程度にはいると自負しております。
原作者がこの作品のために歌舞伎の裏方に三年入ったというだけあって、舞台の上がる前の行き詰まる緊張感や演者たちの微妙な距離感、血縁主義の強さなどが遜色なく著されております。
文庫でも上下2巻の内容を映画にするには流石にそのままとはいかないのは当然のことでした。

正直なところ、女形のお家芸であるならば吉沢亮と横浜流星ではゴツい。観る前からそれはわかっていたので、人気のためにはしかたないかとあまり期待しておりませんでしたが、吉沢亮の声が予想外に板の上にはハマっており嬉しい収穫。
お二人ともそれこそ血の滲むような努力をされたのだろうと察しました。しかし悲しいかな、どうしてもずっと日舞をされてきた本場の人たちとは違う。本場の人たちは扇子が体の一部のように動く。どうしても手首の固さはその域まで達していなかった。

師匠に渡辺謙はあまりにもイメージが違う。立役だろう…荒事だろうよ…。師匠連中には梨園が良かったのではと思いましたが、万菊役の田中泯が素晴らしすぎて脱帽。語り口も驚きましたが、何よりも所作が何十年も女形として生きてきた人のそれであり、演じることの究極はここなのではないかと感嘆いたしました。
この作品につけた星全て田中泯といっても過言ではありません。
もはや田中泯を観に3時間使ってくださいと宣伝したいほどです。見応えありました。
でも鷺娘は玉三郎を観てほしいな…。

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ひよこまめぞう

5.0名作、そして役者魂を感じた。※2回目鑑賞追加あり

2025年6月7日
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2回目鑑賞。1回目は公開初日に観て、とにかく圧倒されて終わってしまったのですが、2回目は少し落ち着いて観ることができました。そのためか、ところどころで涙が。そして今回もあっという間の3時間でした。改めてこの作品は後世にも残すべき作品だと感じました。

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1回目の感想↓
息をする間もないくらいずっと圧倒され、終わった後は6時間くらい観ていたような疲労感でした。
いつもは映画を観ながら他のことを考えてしまうこともあるのですが、そんなこともできないほどの映画でした。
とにかくすごいものを観た、映画ってこういうものだよねというのが率直な感想。

予告で観たときは、歌舞伎も簡単にサラッと形だけやるだけだろうなと思っていたのですが、そんなことはなくかなり本格的に様々な演目があり驚きました。

最近は毎週映画館に足を運んでいますが、久しぶりにこのような名作を観ました。吉沢亮と横浜流星の役者魂も感じ、役者ってすごいなと感動しました。伝統芸能である歌舞伎を本格的に演じるのは、並大抵なことではなかったと思います。恐らくアカデミー賞、最優秀も獲るのではと。

学生時代の役者もめちゃくちゃ魅力的で良かったですが(怪物に出ていた黒川くんとか)、この役を市川染五郎と市川團子で観たかった。さすがに本物の歌舞伎役者では難しいのかな。
いや、本物の歌舞伎者じゃないかよかったのかも。
でも、寺島しのぶが出ていたのはよかった。

井口理のエンディングの曲もとてもよかった。

薄っぺらく感じない映画を久しぶりに観たので、本当に良かった。とにかく圧巻。
ここ数年稀にみる傑作だと思う。

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ももか
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