「雰囲気映画なのに3時間もある」国宝 えんらさんの映画レビュー(感想・評価)
雰囲気映画なのに3時間もある
結論から言って、決して傑作とは思えない。なぜこれだけ評価されているのか分からず、周りと自分との評価が乖離した一作品。
かろうじて評価できる点は映画序盤の期待感と、おじさんたちの演技力の高さなど。
その評価できる点を裏切るような脚本の薄さと、引き伸ばされた映画の時間全体が★1.5とする理由の全て。雰囲気を楽しむ映画としてなら良いが、それなら割り切って切り良く1.5時間くらいで終わらせて欲しかった。主役の人たちの演技も鼻につく感じで、ぎこちなくどうも好かない。「純粋に応援できる登場人物が出てこない」ということ自体は邦画あるあるだが、やはり3時間ある映画でそれをやられるとしんどい。
長時間にわたる動きのない映像と展開。観終わったときの徒労感がとにかくすごかった。
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