「吉沢亮も横浜流星もカケラも知らない。 歌舞伎にも疎い。 原作ももち...」国宝 ワタナーベさんの映画レビュー(感想・評価)
吉沢亮も横浜流星もカケラも知らない。 歌舞伎にも疎い。 原作ももち...
吉沢亮も横浜流星もカケラも知らない。
歌舞伎にも疎い。
原作ももちろん読んでない。
知ってるのは渡辺謙くらい。
35℃の猛暑を避けるために評判がいいというこの映画を見に行った。
重いな、題名からして重い。
たぶん原作に忠実に映像にしているんだろうと思うが、正直あれもこれも詰め込みすぎのような気がした。
原作は原作としてもっとかみ砕いて咀嚼したうえで2時間にまとめてほしかった。
3時間見るのがつらいとは言わないが、各シーンが冗長という気がしてせっかくの内容なのにリズムがないというかキレがない。
また子供の時のエピソードがちょっと長すぎ。
目の前で親が殺されて背中一面に入れ墨を入れて報復の殺しをしようとするにしては目と声が優しすぎて気持ち悪い。
大人になってからようやく落ち着いて映画を見れた。
大人から始まって子供の時は回想シーンでいいように思った。
成功と失敗、勝ちと負け、生と死、それが感動にもつながるのだがやはり詰め込みすぎ。
歌舞伎がそもそもスローなんだからそれ以外のシーンにテンポがほしかった。
動作、口調、表情にもっとスピードとキレと分かりやすさがあったらスローな歌舞伎にマッチしただろうと思う。
両方スローに見えて重く長く感じてしまった。
そのへんはやはり吉沢亮も横浜流星もあくまでイケメン俳優であって、演技で何かを感じさせる俳優ではないところが自分にとっては若干不満だった。
もっといいものにできるはずだったのに、もったいない映画だった。
レビューへの反論コメントの、レベルの低さに違和感。
レビュー内容に、納得が行かないのなら、どのように違う感想を持ち、どんな風に良いと思ったのかを、書けば良いのに。
それをしないと「レビュー内容には反論できないのかな?」って思わされちゃうし、書かれた内容にではなく人格を攻撃をしている時点で「こんな低レベルの人に支持される映画なのかな?」っていう印象が付いてしまう。
貴方がたの意に反して、この映画にとって最悪の応援者になっているということに、気付くべきだと思う。
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。

