「すごい映画だけど前半不要では」国宝 みかんさんの映画レビュー(感想・評価)
すごい映画だけど前半不要では
前評判の良さに期待し過ぎました。
吉沢亮と横浜流星、渡辺謙の演技力や、歌舞伎のシーン、映像と音楽と演出は素晴らしかった。
しかし、
前半の子役時代が長いし辛い展開で、観ててだるくて疲労困憊。
ここもっと短くしてほしかった。
吉沢亮と横浜流星になってからは良かった。
なんで極道の息子?なんで抗争?その時たまたま上方人気役者が居合わせた?刺青なんのため??敵討ちどうなったよ??と、少年時代は、奇想天外過ぎて、ストーリーの必然性が分からなかった。
後年の刺青やら極道の息子やら、スキャンダルになって…の展開も僅かなシーンのみ
追放のキッカケは、結局、血筋じゃないってことと、アキコに手を出したからと描かれてて、スキャンダルあってもなくても関係なくないかと
かつ、愛人と隠し子も、刺青も、全部、彼が自ら選んだわけで、誰のせいでもない。
努力しても血筋と世襲の前に無力…の、展開の方がテーマがスッキリするかと
歌舞伎シーンの迫力は素晴らしかったし、曽根崎心中と、春江&シュン坊の逃亡を重ねるのも震えた。
しかし春江はなんなんだと多少イラつく。高畑充希のドヤ顔がいかんのかも。
吉沢亮と横浜流星の狂気に満ちた演技、渡辺謙の堂々たる役者から瀕死の老人の演技も、実に素晴らしかった
それにしても、こんなに1人の人生に色々ドラマ起こる!?と、ツッコミどころも満載かと
実話だったらすごいけど
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