劇場公開日 2025年6月6日

「何回も観たいー女形の読み方について」国宝 るんるんさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0何回も観たいー女形の読み方について

2025年7月11日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

主人公2人の演技(まるで、それぞれの人生を生きている様)に惹き込まれて、3時間経ったとは思えないほどでした。本物の歌舞伎は、演者にあれだけ寄っては見れません。そこに映画ならではの、醍醐味があるのだと思いました。寄っても美しい顔と所作の2人だからこその演出でもあるかと思います。泯さんも圧巻でしたし、謙さんもさすがでした。
横浜くんは、蔦重とは全くの別人のようだし、吉沢くんも渋沢とは全く別人のよう、やっぱりその役を
生きているんだなと納得しました。
2回見ましたが、また見たい作品です。1年半の練習も、凄まじいものだったのだろうと予想します。それほど、2人は凄かったです。だから多くの人が心打たれるのだと思います。何回もみたい作品です。
一つ補足になります。
他の方が、劇中で女形を「おんながた」と言うのはやめてとの趣旨の投稿があります。が、おんながたで正しいそうです。おやまと言う時は、「立女形(たておやま)」「若女形(わかおやま)」のように、特定の役柄を示す際に「おやま」と読むことがあると習いました。

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るんるん
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