劇場公開日 2025年6月6日

「美しいが、表面的で退屈な作品」国宝 mi iさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0 美しいが、表面的で退屈な作品

2025年7月5日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

映像は大変美しく、この映画に関わる俳優陣やスタッフの方々が心血を注いで撮影に挑んだであろう情熱は伝わってきました。
が、その熱意は表明的な映像美に終始するのみで、映画としては退屈でした。

熱量の感じられる俳優陣の演技には特に不満もありませんが、脚本が悪いのか監督の力量か、単に時系列に筋を追うだけで、そこに至るまでの人物の心情が描かれていない為に登場人物に全く共感、感情移入できず、ストーリーもご都合主義な予定調和。
子役時代の前半はまだ新鮮味を楽しめましたが、後半すっかり飽きてしまい退屈で退屈で、早く終わってくれ〜としか思えませんでした。

私は感動症なので心の琴線に触れる映画はどんな小作品でも泣いてしまうのが常ですが、こちらは映画として『一見豪華で綺麗だが、内容は人の心が描かれていない表面的な作品』と感じられてしまい、鑑賞後は時間を無駄にした徒労に胸のモヤモヤと苛立ちを感じながら映画館を後にする事になりました。
映像面であそこまで美しく作り込んでいながら勿体無い作品だとも思います。

非常に多くの方々による大絶賛のレビューを読み、人の感じ方は本当に人それぞれである事を改めて実感致しました。
お好きな方には申し訳ありませんが、私の正直な感想です。

mi i
まなつびさんのコメント
2025年8月27日

同感です。もっと違う描き方はできなかったのか。はっきり言って主役が本気で歌舞伎を学ばずとも良いのだ。演技なのだから。映画の本分はそこでは無くストーリーだから。肝心のそこが浅い。だから感動や共感がわかずモヤモヤしたまま終わってしまった感が否めない。

まなつび
miyaさんのコメント
2025年7月10日

あなたと共感したという皆さんは本当に気の毒な人たちだ。こんな感想二度と読みたくない。ブロックします。

miya
kyさんのコメント
2025年7月8日

分かります。
実の父が殺害される光景に魅せられてしまった時に既に彼は悪魔と取引きしたのかなと思わせる構成以外はどうでもいい普通の大河ドラマ。

ky
ヒデキさんのコメント
2025年7月8日

全く同意見です
同じように思う人がいて良かった

ヒデキ
らいむさんのコメント
2025年7月6日

あら、残念。

らいむ
さんのコメント
2025年7月6日

同じく
最初の一時間こそ感動して涙しましたが、その後はその涙が乾いて再び泣くことなく、ただただ長いだけでした。。

竜
あいさんのコメント
2025年7月6日

それは残念でしたね。
感動症なのにとても残念でした。

あい
PR U-NEXTなら
映画チケットがいつでも1,500円!

詳細は遷移先をご確認ください。