「悪魔との取り引き、、、」国宝 アテネさんの映画レビュー(感想・評価)
悪魔との取り引き、、、
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まず言えるのは、役者陣の演技の素晴らしさ。
圧巻。歌舞伎の世界に惹き込まれる、、、、。
歌舞伎の練習に真摯に取り組んできたことがよくわかる。吉沢亮、横浜流星が女形でここまで色気が出せるとは!
カメラワークもよく、ストーリーも深く全てを話せば長くなるだろうが、歌舞伎や2人の主人公を主軸に良くまとめられている。
喜久雄と俊介の友情や羨望、絡み合って別々の方向を歩んだ2人の感情が、すごい伝わってくる、、、、
まぁ、ドロドロ・ギスギスが苦手なので終わり方が、良かったけれど苦しいところも多々あった。何より、彰子ちゃんが可哀想すぎる、、。だからこそ、最後の綾乃の言葉。
血筋があったがライバルに役を取られ心が折れるが、ついてきてくれた女性と結ばれ役者に復帰するも病気になってしまった俊介。ヤクザというしがらみはあるも努力し才能で役者になるも、そのしがらみから上手くいかず、女性も振り回し全てを切り捨てて国宝となる喜久雄。どちらの人生が良かったのか、どう行けばよかったのか、これが正解なのか。考えさせられる。
悪魔との取り引き。全てとの引き換えに芸を得る。
プロフェッショナルって大変なのね。
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