「伝統とか世襲とか血とか死ぬほど嫌いでした」国宝 ゆずっきーさんの映画レビュー(感想・評価)
伝統とか世襲とか血とか死ぬほど嫌いでした
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まず、役者の方々はどの方も素晴らしかった。
吉沢亮は栄光から転落まで、正に喜久雄になりきっていたし、歌舞伎のシーンは息をするのも忘れるくらい圧巻。渡辺謙、田中泯の安定感も流石だった。
特に喜久雄の少年時代を演じた黒川想矢が素晴らしかった。この映画の中で1番印象に残りきっとこれからも多くの作品に出演して成長していくであろうことが楽しみ。
なんですが…
二代目が死ぬところまでは食い入るように見ていたんだけれど、そこから先が失速感。何の前触れもなく何で吐血したの?彰子(森七菜)とどうにかなるのが唐突すぎない?人間国宝、なんで和室に寝転がされてるの?
そして全体的に色んな意味で湿り気がありすぎて、私には合わなかった。歌舞伎も最初は圧倒されたけど、演目も飽きるし歌舞伎のセリフも節回しが耳について気持ち悪かった。
映画館ではスッキリ爽快になりたいという自分の好みを再確認しました。なぜこんなにも評価が高いのでしょうか?
個人的に高畑充希と見上愛の演技は苦手。横浜流星もやはり顔がいいだけだった。
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