「その道で自分はどうあるのか。」国宝 Kikiさんの映画レビュー(感想・評価)
その道で自分はどうあるのか。
主役のお二人がどれだけ稽古をしたのかと、感服でした。
けれどいちばん光を感じたのは、きくおの子役時代。とても際立って見えました。
ストーリーも素晴らしかったけど、ひとり残されたあと「全て無くしてもいいから日本一になる」までの道すじに、もう少しだけ時間を割いて欲しかった気持ちも。
芸と血筋。
彼らにしか見えないもののようで、たとえば社会における女性がそうであったり、未だ男性しかいない歌舞伎界であったり、政治や皇室であったり、案外身近にもあるもの。
何を選び、何は選べなくて、そこで自分は「どうあるか」。
何をどうやっても、その道に戻ってきてしまうような運命性の切なさと必然性。
生まれた環境を乗り越えて掴むものは、美しい。
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