「「国宝」のタイトル」国宝 sora78aoiさんの映画レビュー(感想・評価)
「国宝」のタイトル
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文字通り国の宝だと思っていました、なので映画でも歌舞伎の女形の持つ幻想的な美や、それと真逆の迫力、それらの魅力に演者が狂気的にハマってしまう。そんなイメージを持ちながらの鑑賞となりました。
演ずる舞台が徐々に大きくなり遂に大舞台へ
その迫力に圧倒されました
昨年タイトルを総なめした「将軍」も、圧倒する迫力が売りでしたね
しかし国宝の内容なのですが、思っていたのと大きく違って、女形を演じてその魅力に取り憑かれる、というより、血縁の跡継ぎと無縁の最高の演者との役獲りに後半は割かれます
友情を軽く超える嫉妬や、競争心が強過ぎて好戦的とすら思える脚本に少しダレました。(その演技は文句無しの最高)
女型の演者を襲ったサラリーマン風の男3人組が服を脱がせて吐いた言葉「こいつ偽物じゃねーか」このセリフは必要でしたか?
国宝である伝統文化、その女形に対して偽物と罵り暴行するプロット、例え本音でそう思っていたとしてもこれは要らない!
吉沢亮 横浜流星などの演技は素晴らしいものでした、不満の殆どはこの国宝に対する製作側の本音の見え隠れする脚本と思わせてしまう事
敬意を表せないのならせめて「国宝」のタイトルは外して欲しかった、それであればこのモヤモヤは無かっただろう。
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