「そこに「吉沢亮」はいなかった。」国宝 ぎんのすけさんの映画レビュー(感想・評価)
そこに「吉沢亮」はいなかった。
凄かった。
今年観た映画の中で、間違いなくナンバー1の映画でした。(30本くらい観た中で)
それも飛び抜けてダントツで。
吉沢亮さんは、この映画にどんな覚悟で臨んだのだろうか。
全編を通して演技が凄すぎて、エンドロールで「あ、そういえば主演は吉沢亮さんだったな」と思うくらいでした。
吉沢亮さんではなく、まさに別人の「喜久雄」でした。
ここまで己を押し殺して役に入り切ることができるなんて。
撮影終了後のケアをどうしたのか、聞いてみたいと思いました。
歌舞伎についての知識はまったくありませんが、舞台に上がる覚悟や重みが本当によく伝わりました。
劇中で、舞台後に拍手喝采のシーンがありますが、一緒に拍手をしたくなるほどでした。
アカデミー賞間違いなしの映画です。
観たことがない方はぜひ!
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