「探していた景色」国宝 ホルガさんの映画レビュー(感想・評価)
探していた景色
劇中、何度も繰り返されるきらきらとした何かが降る描写。
「役者たちの人生や命が削れたものがきらきら輝いているのが舞台である」ということだと思って観ていましたが、終盤のインタビューシーンを経て、喜久雄は父が惨殺されるのを見ながら降る雪の美しさに見とれていた(人の情を超えて美しいもの(芸)を狂信的に求める生き方)のかもしれないと思いました。
「美しすぎる顔は役者には邪魔なだけ(芸で乗り越えられるかい?)」という言葉の答え、本作の吉沢亮さんそのものかもしれません。圧巻でした。
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