「あっという間の3時間体験だった〜☺」国宝 らまんばさんの映画レビュー(感想・評価)
あっという間の3時間体験だった〜☺
既に観てた方々からの反応を受けてどうにも音にこだわって観たかったけど同日公開のリロ・アンド・スティッチに押され、なかなか良シアターでの上映が見つからず……109シネマズプレ新行くことに(ちょいお高いけど)。でも結果それが良かったなー。包み込まれた音響体験での没入感がマジで凄かった!!平日限定クラスA500円OFFキャンペーンに感謝感謝💜
さて、本編。
原作は未読。でもストーリーとしてはトレイラーで観てたものがほぼ全て。どちらかと言うとDon't Think, Feel.的な作風。
その感じまくってた中での雑感やえを以下に箇条書き👇️
(雑感)
◎喜久雄の少年時代を演じた男の子の色気凄い
→怪物に出てた子なんだ。是枝さん苦手だけど観てみるかな。
◎永瀬正敏が見せたかった父の姿は何だったのか…
→すんでのところで殺られちまったけど、本来喜久雄に何を見せようとしていたの??
◎宮澤エマ、極妻決定✨
→元から上手いけど色気も増してきて最高かよっ!
◎吉沢亮は上手いけど流星の方が心に残ったなー
→複雑な感情のバリエーションはしゅん坊のが多かった気がするな
◎森七菜、ただただ可哀想
→好きだからという理由だけでお嬢さんの立場を捨てて駆け落ち。喜久雄と一緒にはなれたものの、結局喜久雄の大切な後ろ盾にもなれなきゃ芸の肥やしにもなれてない。ただただ可哀想。ってか、そもそも喜久雄の何が好きだったの??
◎藤駒はわきまえてるイイオンナ!
→この映画の中で一番漢らしい🌀美しく慎ましやかでいて、なおかつカッコイイ!藤駒万歳🙌
◎田中泯さん演じる万菊さん、とにかくスゲーです
→声だけ聞いてたときは美輪明宏かと思ってましたww
◎春江、なぜ梨園に受け入れられた?(最大の謎)
→任侠出身の喜久雄が紋々背負ってるのとは訳が違う、好きな男に合わせてタトゥー感覚で入墨彫っちゃう痛女。それでも献身的に支えるのであればまだ分かるけど、自分が必要とされたら男を乗り換える承認欲求強女。同じ部屋で御曹司と部屋子の2人喰い。御曹司の逃亡の片棒担ぐ。マジで何してんの?
シレッと戻って『梨園の妻』の座にちゃっかり収まったのは跡取り息子を産んだから。寺島しのぶ女将さんも喜久雄で入れ墨耐性できちゃったから息子の嫁が背中におっきな入れ墨あっても気にならなくなってんのかなw
ま、そんなイカれ女でも受け入れざるを得ないほど『歌舞伎の血』は絶対ってことなのねー、きっと。(半弥の死後は絶対にお姑さんとぶつかるだろーな)
あれこれ好き勝手に書いたけど、素敵な映画だったなー。
芸の道を突き進むとこうなるのね、とザワつきました。
ちょっと残念だったのはあれだけ本編中でしっかりと歌舞伎の演目をタイトル表示してた割にパンフにその説明がなかったこと……。ネット時代だから自分で調べろってことかな?一方でパンフはインタビュー記事とかめちゃんこ充実してて読み応えあり!
そして思い出した落語の演目『中村仲蔵』。
久々に歌舞伎にも行きたいし、立川志の輔さんの中村仲蔵聴きたくなったー。
らまんばさま、初めまして。
劇中に登場する歌舞伎の演目、パンフレットに載ってますよ🫡
井口理さんの主題歌「Luminance」の1ページ前に、早稲田大学演劇博物館館長の「歌舞伎の世界」で、登場順に演目の場面写真と解説があります🧐
公式サイトにも紹介ありますけど、パンフレットの方が詳しいので、売切で買えなかったという声も見かけるから、購入できて良かったですね🙂
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