「100年に一本のコピーに偽りなし」国宝 うさぎさんさんの映画レビュー(感想・評価)
100年に一本のコピーに偽りなし
大傑作と思う。
原作を読んでいたので、この作品の映画化はハードルは高いと心配していた。
主演の吉沢亮のプレッシャーも相当のものだったに違いない。
その心配を吹き飛ばすような出来栄えだったと思う。
上下二巻の長編小説を3時間にまとめるのだから、半分ぐらい端折った部分があったように思うけど、小説では表現しきれない、映像だからこそできる演出が随所に用意されていて大満足。
まさか、大首の浮世絵を実写で見ることができるとは思わなかった。写楽の浮世絵に江戸庶民が熱狂した訳がわかったような気がした。
森七菜ちゃんの登場が、小説ではちょうど折り返し下巻(花道編)の冒頭附近になるのだけど、欲を言えば、そこから後が少々走りすぎた感じがしたことだろうか。でも5時間越えの作品になっちゃうね。
是非映画館で見て欲しい作品です。
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