「普通に。。。」新米記者トロッ子　私がやらねば誰がやる！　ギャツビーさんの映画レビュー（感想・評価）

「恋は光」が良かったので、今回の映画も観ました。
個人的には、まあ普通でした。。。
登場人物が少ないのは相変わらずで、コンパクトでありながら物語で表現していく姿勢には好感を持ちます。
今回自分が普通だなと感じたのは多分に「新聞記者」という存在にそこまで興味や、そもそも関心を持っていないからだと思います。
自分は途中から物語を推理しながら、楽しんでいたのですがそれができないとなかなか楽しめないと思います。
そういう設定なのはもちろん分かりますが、新聞部の部長や主人公の「新聞記者」という存在への憧れというか熱量の高さは何だろう？と思ってしまいました。
今時新聞記者になりたい人なんて変わっているよなあと思います。産業としても斜陽産業で、業界としてはデジタルへの移行が課題でしょうが、新聞部の部長はアナログにこだわっているし、まあそういうキャラクターということなのでしょうが。。。
ストーリーもキャラクターも正直あんまりリアルだなとは感じませんでした。まあ別に必ずしもリアルでなくてよいのですが、「新聞記者」という題材との相性が悪いような気がするのです。
まあそういう漠然とした青春の「青さ」のようなものを表現したいのでしょうね。そういうもの自体は嫌いではないので、全体的には良いです。