盤上の向日葵のレビュー・感想・評価
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何となく、国宝と比べてしまう…
こちらと国宝はジャンルが違うのは承知の上ですが、国宝は歌舞伎の世界とストーリーは融合されていて、こちらは将棋の世界と人間関係等が、うーんと思ってしまいました。国宝が秀逸過ぎたのか?どちらも渡辺謙さん出てましたね。坂口さんの演技は素晴らしいです。イマイチ、没頭感が薄かったかなあー。
親は選べない。
原作を超えてきた
将棋に囚われた2人の勝負師の半生を描いたヒューマンミステリーです
原作は未読。将棋に囚われた2人の勝負師の半生を描いたヒューマンミステリー映画といえます。
・若き天才棋士上条佳介(坂口健太郎)は殺人事件の容疑をかけられるが、警察の捜査の中で、上条の謎に包まれた過去が徐々に明らかにされていきますが、不幸な家庭で育った生い立ち、出生の秘密(ネタバレになるため詳述しません)があるが、しかし将棋の才能に目覚めやがて勝負師として成長していく展開になります。ラブストーリー役が多い坂口だが、この映画で内容の重い重厚なヒューマンドラマを熱演しています。
・上条に勝負師としての将棋を教え込んでいくアマチュアの賭け将棋師東明重慶(渡辺謙
)は金に汚いが、勝負師の腕前は確かで、渡辺謙の演技も冴えています。
・将棋のルールや定石などはわからない素人の方でも安心して観られます。
・この映画では、勝負師として生きていく「業」を描いているだけでなく、生きていく上で血筋から逃れられないという「血統という業」も描いており、主人公を2人の警察官が追い詰めていく展開は松本清張原作の映画「砂の器」を思い出させます。
・スクリーンで度々登場するひまわりの風景がきれいです。
・映画館でご覧になっても損はないと思います。
それぞれに深いストーリーがある。
坂口健太郎 もっとフットワーク軽い演技をする人だと思ってました。
今回盤に向かって駒を置く指先までキチンと出来ている故に作品に入り込めます。
素敵です。
もちろん渡辺謙の鬼気迫る演技が彼の演技を上手く引き出しているとは思いますが本当にやり切れなさが伝わってくる。
登場人物それぞれに無駄が無く一本の線に絡んでいく。
ただ成人した息子から走って逃げられないよ。普通のオッサンは(爆)
小学5年生の頃親戚の朝日新聞の朝刊を配達していた(貧乏という訳じゃ無く大変だから…って30軒だけ配達してました)配達していたお宅からお年玉とか貰った事を思い出した(笑)
奨励会に入るだけでも凄いんだけどね…
若くして捜査一課な訳だから優秀だよねー。
ラストの向日葵のショボさは残念。
見応え十分のヒューマンドラマ
突如将棋界に現れた異例の経歴の若手将棋士が殺人事件の容者となる。
その過程と真相が少しずつ明らかになるミステリー。ストーリー展開の醍醐味と、彼と彼を取り巻く人々の人間模様が丁寧に描かれつつ、将棋に魅了され追い求めてゆく才能ある者たちの傲慢さや執念が充満した生きざま。
原作ファンなのでイメージ通りの人物像、場面、時代の空気…そして将棋。何より真剣師たちはこうなんだ、と。そして読後のあの衝撃を昇華してくれ満足できました。
皆さんの演技が素晴らしく見応えあるヒューマンドラマが繰り広げられています。観客それぞれに心惹かれる人が現れるのではないでしょうか。
脳内の想像以上に温かさや喜びの光、対して辛く苦しい場面の激しさ、将棋への熱量、 それらが溢れていました。
将棋に生きた者のミステリー
主題歌サザン!将棋士の生き様を描くヒューマンミステリー
秋最新映画
映画 「盤上の向日葵 」
スポニチ様主催 試写会 にて先行鑑賞してきました
柚月裕子 さん原作
大好きな作家さんで原作でも読破済み
将棋棋士の光と闇
悲しい生い立ちと生き様を生臭く描いたヒューマンミステリー
主題歌はサザン
坂口さん 謙さん 他演技派俳優ぞろい
私の配役イメージとは違ったけど
血生臭い 柚月裕子ワールド前回のハマり役
坂口さんの爽やかな笑顔一切封印
新たな一面を見た気がします
原作とは少しアレンジされた
映画オリジナルストーリーとなって
土屋太鳳さん役が登場されたそうです
とにかくストーリーはお墨付き
原作を読んでいても最後までハラハラドキドキしながら楽しませてもらいました
ミステリー要素もあって
テンポよく進みます
最後の展開もかなり衝撃です
感動あり ハラハラあり
なぜ向日葵なのかーーー
将棋士としての波乱の人生を男臭く描かれています
渡辺謙さんの別格のオーラ半端なかったです
彼の目力に引き込まれました
主題歌はサザン
哀愁漂う新曲も必見です
将棋のルールが分からなくても大丈夫
柚月さんの好きな方
ミステリー好きな方にオススメ
才能は環境によって伸ばされる
将棋への渇望は、過酷な子ども時代からの唯一の希望なのか、それとも師の教えから芽生えた勝負師としての才能なのか。
いずれにせよ、それが彼にとって救いだったからこそ指さずにはいられなかったのだろう。
大波に流され続けながらも決して飲まれない強さは、将棋を通して学んだんだな。
負けるな桂介!
まだ勝負は終わってない、はず。
桂介を取り巻く環境が、常にストレスを産むものと愛を与えるものがセットになっているのがとにかくしんどい。
あまりにも過酷な生活に慣れてしまうと、それを受け入れて当たり前な感覚が育つのだろうか。
だって彼はとても優秀だもの。環境さえ整っていればいくらでも幸せになれそうなのに、彼の周りの面倒に巻き込まれ、そして流されもがくけど、また違う大波にのまれていく。追っ手を無視したり断ち切ったり出来ない、これは弱さなのか強さなのか。。
でも本当、賢いって何より強いなと思ったわ。
筋書きがとても面白くて、彼を取り巻く謎にこちらもいつの間にか引き込まれてたよ。
おもしろかった!
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