盤上の向日葵のレビュー・感想・評価
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???だらけ
原作は読まずに観に行きました。
これはサスペンス?人間ドラマ?
前半が比較的単調に過ぎて行くので、原作のあるものをそのまま脚色しているのかな、だとしたら正統派という感じで進むのかな?と思っていました。
個人的に悲劇的な場面で大仰な短調の曲が流れると「感動しろ」と言われているようで、冷めてしまうタイプ。
この映画はほぼこれで、それは監督の狙いなのかもしれないけれど、向日葵畑でコーラスが入った場面には椅子からずり落ちるかと思いました。
好きな人はいるでしょうけれど、これみよがしな感じが私は苦手。
後半になりやっと少しスピーディーになったかなと思ったら今度は「何がどうしてどういうわけで???」だらけになってしまい。
何故向日葵農家に?とか、物的証拠が無くても逮捕状って出るの?とか、相手を人殺しにしておいて「生きろ」ってどういうこと?人一人土に埋めるのにスコップ無しは可能?とか、そもそも盤上の向日葵とは?とか、脚本の独りよがり感に最後まで納得できず。
そしてラストのラストが益々???で。
役者さん達は全体的に演技が過剰な気がしました。
救いは元棋士を目指していた警察官の高杉真宙さん。
彼くらい淡々としているでしょう、普通。
高杉さんと佐々木蔵之介さんのコンビは「砂の器」を思わせるし、人気棋士の過去に遡るというモチーフも似ているのですが、「砂の器」のようにはならなかったということで。
あとは新しさが感じられない。
昭和が舞台の映画にしても映画作りの手法自体が古い気がして(音楽の使い方も含め)、すいません、退屈でした。
ただこれは原作はきっと面白いのではとは思えました。
原作を読んでみたい気がします。
キャストの熱演の甲斐なく、サスペンスは人間に迫りきれなかった
演技陣の熱量が凄い。
坂口健太郎、渡辺謙、小日向文世、音尾琢真の4人が前面で牽引しているのだが、脇の俳優陣も総じて力演、怪演だ。ただ、佐々木蔵之介と高杉真宙はメインキャストだが坂口健太郎との絡みがないからか、ややトーンが低く感じた。
音楽がまた、良い。
鬼気迫る盤上の戦いや、主人公の数奇な運命が重厚なオーケストラによって迫力を増す。
音楽を担当した富貴晴美は劇伴ではベテランだと思っていたが、まだ40歳だったとは驚いた。大学卒業後間もなくTVドラマの劇伴を手がけたのか…。
TVドラマ、CM、アニメなどの音楽を担当しつつ映画音楽も精力的に手掛けていて、今年の公開作だけでも『ストロベリームーン 余命半年の恋』『火喰い鳥を、喰う』と本作の3本がある。これらが同時期に公開されているというのも、なんだか凄い。
一方、演出は人間を見せるより将棋の勝負場面に注力していたように思う。将棋がテーマなのだから当然かも知れないが、サスペンスの演出が淡白すぎた気がする。
広範囲でロケーションを展開したようで、ひまわり畑の絶景が本物かどうかは分からないが、いずれにしても映画らしいダイナミズムが見事だった。なのに、同じ映像を繰り返して見せるシーンが何回もあって、せっかくのスケール感が縮んでしまった印象だ。
脚本がさらに残念だ。
脚本も担当している監督の熊澤尚人は、映像のイメージが先行してしまったのではないか。
殺人死体遺棄事件を追うミステリーなので、犯人がなぜ犯行に及んだかがポイントとなる。その背景に犯人の生い立ちがあり、犯行のみならず彼が将棋に命を燃やす理由も併せて伝わるから読者が感情移入できるのだ。
だが、この映画ではその大事なところが中途半端だ。迫真の演技と重厚な音楽で胸に迫ってくるようでいて、冷静に観ていると、そうなった理由の筋道が成り立っていないことに気づいてしまう。
山梨の農場をエピソードとして追加する工夫をみせているが、その効果はどうなんだろうか。
『砂の器』路線で行くなら、刑事たちの捜査の描写に工夫が必要だっただろう。元奨励会員の若い刑事を解説者で終わらせてはもったいない。
棋士の勝負魂のようなものを描くのなら、思い切ってそっちに比重をおいてもよかった。
真剣師がプロ騎士にない勝負の恍惚感みたいなものを語るのは、もう使い古されたイメージだし、壬生名人を登場させているのに主人公が壬生打倒に執念を燃やすところがまるで描かれていないから、ラストシーンに悲愴感がなかった。
ということで、力作なのだが、色々と残念なところもある作品だった。
火サス?土曜ワイド? …モブの皆さんへの演技指導と演出は何とかなら...
⭐︎3.3 / 5.0
11月4日(火) @映画館
盤上の向日葵
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鑑賞後久しぶりの「へ?」😳(小日向さんと将棋連盟と向日葵に謝レベル)巻き込んどいて「生ききろ」って?な支離滅裂っぷり🙄
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原作は読んでません・・・ので納得です。
主人公の最後はどうなったのか?が気になりましたが、作品自体は楽しめました。
俳優陣の迫真の演技はもちろんですが、映画のストーリーもなかなかだっと。
他の方のレビューにもあったように、死体を埋める場面は無理があったかな(笑)
穴が浅すぎる・・・白骨死体になる前に見つかるって!!
原作を読んでいなかったので、親子の関係なども想像しない結末でした。
さすがに国宝にはかなわないと思っておりますが、いい作品です!
『砂の器』風
高価な駒は大切に
世界の渡辺謙が、国宝越えの眼力X顔力で作品ジャック!!!
TOHOシネマズデイ『盤上の向日葵』
年末まで邦画は面白そうな作品目白押しの2作目『盤上の向日葵』
原作未読なので、ファラットに鑑賞
約2時間で、しっかり起承転結まとまってて切なさに引き込まれますが・・・
主人公が身バレする痕跡を残し過ぎなきゃ物語は成立しないけどって部分はあるね
<将棋の世界が舞台になりますが、詳しくなくても大丈夫>
ここ数年映画にドラマに出ずっぱりの坂口健太郎・・・
影のある役の方が私的には好みやけどヒゲは変に違和感しかない
先日のロイヤルファミリーでも役者魂発揮してた高杉真宙は、この作品でも濃すぎる蔵之介さんに飲み込まれず奮闘してましたよ!
小日向さんと多江さんも良かったですが・・・
世界の渡辺謙が、国宝越えの眼力X顔力で作品ジャック!!!
謙さんが助演となると最優秀助演男優賞は反則的に決まるかも!?
惜しい。
3年間見つからない死体を埋めるにはあの穴はいくらなんでも浅過ぎやしませんか?
けっこう気になってしまいました。
犯罪(現場)をしっかり描けてないと、意外とノイズになったりしちゃいます。
CSIとか観て勉強しないのかな?w
なんてね。惜しかった。
上条桂介の不遇がつらい
生まれの不遇、育ちの不遇、親の不遇
みんな悪いことが重なり、元小学校校長の助けがあるがつらいです。上条桂介の子供時代の子役をよくあんな子供を見つけて来たと感心するくらい泣かされました。父親が貰い物のキャンディをくれたり、景品の将棋セットをくれたりするのは親として当たり前なんだけど、メシ代に70円しかくれなかったり、体罰をしたりしているのに、貰うと喜ぶ姿は涙を誘います。
子役の選択が素晴らしいと思いました。
「盤上の向日葵」―光と闇の狭間で指された人生の一手
実は今回、映画『てっぺんの向こうにあなたがいる』とどちらを観るか少し悩んだ末、『盤上の向日葵』を選んだ。俺はやはりこっちやろってな感じ。
予告編で流れていたサザンオールスターズのテーマ曲「暮れゆく街のふたり」が、どこか昭和歌謡を思わせるメロディと、昭和の雰囲気を漂わせる俳優陣が印象的で、作品の空気感に強く惹かれた。
さらに、原作者が俺の好きな映画『孤狼の血』の原作者・柚月裕子さんであることも、鑑賞を決めた決定打。
この映画は、三つの時代を行き来する構成になっている。
事件が発覚し捜査が進む「1994年パート」、主人公・上条桂介(坂口健太郎)が真剣師・東明重慶(渡辺謙)と出会い、裏社会の将棋に足を踏み入れていく「1980年代パート」、そして桂介の幼少期にあたる「1970年代パート」。虐待を受けながらも懸命に生きる少年時代が描かれる。
昭和から平成へと移りゆく激動の時代の中で、登場人物たちの人生が大きく揺れ動く。
その流れを、原作やドラマ版を知らない人でも理解しやすいよう、丁寧にまとめた構成が印象的。
一方で、好みは分かれると思いますが、浪花節的な熱量のある台詞回しや、やや誇張気味の演出で涙を誘う場面も多いです。特に佐々木蔵之介さんの歌舞伎調の台詞回しは見事で、これはもう彼の“持ち味”と言える(個人的には好き)。
体調の良い日に観れば、素直に心を揺さぶられる作品。
逆に体調不良、気分が沈み気味の時に観ると、少し重く感じるかも。
季節の変わり目なので、体調管理を万全にして、映画館でじっくり楽しみたい一本。
1970年代パートで描かれる、虐待を受ける幼少期の桂介と、彼を救おうとする元校長・唐沢光一朗(小日向文世)とその妻・美子(木村多江)の姿には胸を打たれた。大人としての優しさと覚悟が心に残るシーンであった。
とはいえ、個人的に一番心に響いたのは、エンドロールで流れたサザンオールスターズの「暮れゆく街のふたり」。昭和の香りをまといながら、物語全体を静かに包み込むような余韻があり、最高の締めくくりだった。
以上
なぜ変えた?
原作既読、NHKのドラマも視聴済みです。
このボリュームを2時間にどう収めるか注目して観に行きました。
まず、ストーリー等をうまく端折り、2時間に収めたのはお見事でした。竜昇戦を全く描かないというのも、取捨選択が上手だったと思います。
以下、気になった点。
・渡辺謙の東明は綺麗すぎます。言い方変ですが、もっと汚い人のほうがイメージに合う気がしました。
・上条、東大卒業後の就職先を変えた意図が全くわからない。向日葵を強調したいだけ?外資系会社で頑張って駒を買い戻すくらいはわかるけど、その後農場勤務では、さすがにパッと1千万円よういするのは不可能でしょう。原作どおりのほうが辻褄が合っていると思います。
この2つが気になるので☆マイナス1つです。
これ以外はよくできてましたよ。
原作と違うんです。盤上の向日葵の説明がないんです。桂介の最期もやらないんです
映画化されると原作と違うことは多く、本作も随所に原作と違う点がありました。
以下は原作のあらすじです。
天才棋士・上条桂介の母親が好きになったのは実兄で桂介は近親相姦の上に生まれた子供だった。
桂介が将棋を指すと盤上に母親が好きだった向日葵の花が升目のひとつを除いて見える。
その、向日葵の花が咲いていない升目に打てば勝てることを知っていた。
実兄は近親相姦がバレることを怖れ縊死し、母親は実家の奉公人と出奔するが、桂介が成長すると実兄に似てくることを苦にしてやはり縊死する。
桂介は貧困と養父からの暴力を受けるが、不憫に思った元校長夫婦が気にかけ将棋も教える。
IQ140の桂介の将棋の腕前はメキメキとあがり続け、元校長は奨励会への入会を勧め資金も支援することを伝える。
桂介は貧困や父親から逃げるには勉強して東大に入り大きな会社に就職することをめざし、見事にそれを果たす。
この大学時代にに賭け将棋の真剣師東明重慶と知り合い、影響を受ける。
桂介は大学卒業後外資系投資顧問企業で資金を作りIT企業を設立し成功をおさめる。
※映画では桂介はIT企業起業ではなく果樹園。
そこに養父が金をせびりにくるとストーリー。
ある日、桂介の元を訪ねてきた東明重慶と将棋を打つが東明重慶から将棋のプロになることを勧められる。また、負ける度にカネを渡していたが、東明重慶から養父についての悩みを打ち明けられ、養父を殺すことを提案、桂介は同意する。
また、末期癌を患う東明重慶から最期の真剣勝負を持ちかけられ破れるが、東明重慶から自分が勝ったら自分を殺して欲しいと頼むが、桂介が躊躇していると、自ら匕首で腹て首を刺し絶命する。
桂介は絶命した東明重慶をその地に穴を掘って埋葬するが元校長から貰った将棋の駒を一緒に埋葬する。
数年後、東明重慶の死体が見つかり、一緒に埋葬された将棋の駒の所有者を辿ることで桂介が東明重慶に養父の殺害を依頼したことが判明。
タイトル戦の最終局を迎えるが、待ち構えていた刑事に連行されるが、連行される途中の大宮駅のホームから電車に投身するが、映画ではここは描かれない。
主人公の天才棋士・上条桂介を坂口、桂介に大きな影響を与えた賭け将棋の真剣師・東明重慶を渡辺が演じ、事件の真相を追う刑事役で佐々木蔵之介と高杉真宙、桂介の恩師役で小日向文世が演じています。
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