「原作より映画の方がよかった」盤上の向日葵 ファランドルさんの映画レビュー(感想・評価)
原作より映画の方がよかった
原作既読。
山中で発見された白骨死体は、なぜ高価な将棋の駒を抱えていたのか、という謎が解明されていく話だが、そこに、不幸な過去を背負う若き天才棋士上条桂介と、賭け将棋の無頼な真剣師東明重慶との、濃密なドラマが展開する。
原作は、上巻では駒の持ち主探しがダラダラ続き、キーマンの東明は下巻からやっと登場。そこから無理無理な急展開で、いかにも作り物臭さがあったが、映画ではそのバランスの悪さが解消され、渡辺謙ほかのキャストの熱演もあり、見ごたえ十分のエンタメ作だった。
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かばこさんのコメント
2025年11月5日
コメントありがとうございます。
原作がそもそもあのようなご都合の良いストーリーなんですね
映画では、渡辺謙がバッグの角で殴ってやりたいようなクズな骨の髄からの鬼棋士が圧巻、渡辺謙抜きで字だけの小説はツライかもしれませんね
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