「タイトルなし(ネタバレ)」盤上の向日葵 たいやきさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルなし(ネタバレ)
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思ったより心が苦しい作品でした
ストーリーは、最初謎が多いけど段々と明かされていく展開で、やっぱりこういう展開には引き込まれます
しかも謎はどんどんと増えていきそれが、テンポ良く明かされていくので、最後まで目が離せない作品でした
正直本当に最初の方はちょっとリアルっぽくない見せ方もあって、若干戸惑いましたが
すぐに慣れてきました
キャストの演技もそれぞれのキャラクターにカチッとハマっていました
特に小日向文世さんはめちゃくちゃ合ってました‼︎
あの滲み出る包み込むような優しさはあのキャラクターに深みを増していました
将棋のシーンでは今どういう状況かはあんまり分からないのですが、それぞれのキャストの演技の迫力で画面から目が離せない‼︎
渡辺謙さんと柄本明さんの対決は顔アップになった時の、迫力と貫禄とかっこよさと本気さなどなど、色んなのが画面から伝わってきてめちゃくちゃ引き込まれました
恩師の将棋がかかっているという状況もより緊張感を際立てていて良い展開でした
坂口健太郎さんの目の奥が笑っていない演技は圧巻でした
ラストの決意の表情は一度観たら忘れられません
そう、この作品ラストが一度観たら忘れられない
警察達はピントが合ってなくて、将棋の相手にしか目がいってない演出には震えるし、
演技も相まってこの作品で凄まじいインパクトを残し、観客に今までの映画のことを思い出させてきます
そしてこの作品で1番心に訴えかけてくるシーンになっていました
最近観たっていうのもあるかもしれないけど、国宝や愚か者の身分と通ずる所もあるなと感じました
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