「面白かったです!個人的にはサスペンス調なので国宝よりも」盤上の向日葵 OENSANさんの映画レビュー(感想・評価)
面白かったです!個人的にはサスペンス調なので国宝よりも
導入部からずっと面白かった。国宝は個人的には世間で言われてるほど入ってこなかった(たぶん歌舞伎に全く興味ないから、なんでしょうけど)。 んですが、将棋は(刺さないけど)勝負の世界、なのでわかりやすかった。
【良かった点/特に良かった点/イマイチに感じた点/コスパ/その他など】
○良かった点
純粋にキャストが豪華で見応えありました。幼少に将棋に出会って、そこからのハートフルな話がすごくよかったです。そこからまた起承転なわけですが・・・。
◎特に良かった点
渡辺謙さんと塚本明さんが一騎打ちするシーン、かっこよすぎでしょ、、、坂口健太郎さんそっちのけですが。
✕イマイチに感じた点
これはどうしても触れずにおれないですが、坂口健太郎さん、どうしても童顔なので髭似合わん(汗) もう少しメイクでどうにかならんかったのかね、、、。
佐々木蔵之介さんが井之頭五郎ちゃんにしか思えてしまったの自分だけ?
・コスパ
映画レビューに本来コスパっていれてないんですが、今回敢えて入れました。というのはファーストデーで1300で観たのですが、高いよなぁと。
商業施設での時間単価で考えれば、高くないんですけど、一方で動画サービスの普及を考えると、普段の2000が高すぎて、ファーストデーでも1300かぁ〜と。
・その他など
東野圭吾さんの百夜行や幻夜みたいな印象をうけました。家庭事情で生き方を選べない子供がやっと社会に出ていけたかと思えば、今度は親がたかってくるという、まぁわかりやすい展開ではありましたが。
なんだけど、あの胸糞悪い父親設定も背景知ると、憎みきれないんだよね、、、腐りすぎとは思うが。元凶は近親相姦したあげく、罪をなすりつけて駆け落ちにひきずりこんだ母親じゃん、、、という。
ネグレクトされた子供が、僅かな父親の優しさの思い出「忘年会の景品で将棋セットをもらってそれをくれたこと」を美化してしまうのはありそうだけど、あれも気まぐれというか。それでも子供にとってはすごく心が動いた出来事だったわけで、そういうのが色々と絡み合って、見応えありました。
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