劇場公開日 2025年10月31日

「スピード感あり、最後まで惹きつけられる。」盤上の向日葵 ぱんだぷらすさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0 スピード感あり、最後まで惹きつけられる。

2025年11月1日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

原作にない土屋太鳳さんの配役、佳介の元婚約者との設定に見る前は不安を感じていましたが、素人の杞憂に終わりました。最初から最後までスピード感があり、惹きつけられます。原作を読んでいるにも関わらず、啓介の生い立ちに何度も涙し、東明との絡みも最高です。演技派に囲まれて隙がありませんが、なんといっても渡辺謙さんの演技が凄い。原作の東明そのものが目の前に現れたようです。ラストについては、原作は更に啓介を奈落に突き落としますが、それに比べると優しい。ちょっと救われた感じすら覚えます。
映画の評価とは別に、故郷をロケ地に選んでいただいてありがとうございました。(もともと原作でも啓介の故郷が諏訪でありますが…)ゴジラ-1.0に続き、旧岡谷市役所庁舎が使われ、今回は重要文化財旧林家も登場します。タケヤみそは、看板に修正なし、実名で登場とは、いい宣伝になりますね。諏訪地方は味噌蔵が多く、聖地巡礼の折には是非とも信州味噌をお買い求めください。(私は関係者ではありません。あくまでも郷土愛から。)

ぱんだぷらす
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