「将棋が軸のお話しなのに将棋の勝負が描かれていない」盤上の向日葵 ねこたまさんの映画レビュー(感想・評価)
将棋が軸のお話しなのに将棋の勝負が描かれていない
クリックして本文を読む
けっこう期待外れでした。
ミステリーなのに、話の奥深さに少し欠けているような気がします。
脚本と演出の問題なのか、各々の役者さんの演技もあまり深みが感じられません。
鍵になる子役の演技が、少し物足りないです。小日向文世さんは、ストレート過ぎる役でちょっとミスマッチ。
その妻役の木村佳乃さんも、年代的にミスマッチ。
佐々木蔵之介さんは、役のキャラクターが不鮮明(これは脚本の問題)。
渡辺謙さんは、一本調子の演技で物語全体をダレさせている気がします。最近の渡辺謙さん、ちょっと物足りないですね。
柄本明さんは、ステレオタイプの演技。これも脚本や演出の問題かな。
ヒロインの土屋太鳳さんは、全く魅力が感じられませんでした。ちょっとお疲れ気味?
主役の坂口健太郎さんは、役にはハマっていましたが、お話しがとっ散らかっているので、ちょっと空回りに思いました。
将棋が軸のお話しなのに、全く将棋の勝負が描かれていないです。ガワだけ使っている感じがして良くないですね。
要するに、全部があまり良くなかった。
偶々だとは思いますが、初日の夕方なのに劇場はガラガラで、一割くらいしかお客さんが入っていませんでした。
コメントする
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。
