正体のレビュー・感想・評価
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本作大変素晴らしかった。だけど…
本作大変素晴らしかった。鑑賞後席から動けなくなるほどに。だけど僕はハッピーエンドを願いながら、バッドエンドに期待してしまっていた。勿論、結末に不満はない。でももし、主人公が死んでしまっていたら、泣きながら5点を付けていただろう。
う〜む、モヤモヤが溢れている
演者さんは精一杯の仕事をしていたと思います 真田広之の後継的位置にある流星くんも(キムタク信長の如く)貧相で迫力ない声だけが玉に瑕なのだけど、今回の役回りでは、その声色・声力が足枷にはなっていなかった
さて物語は分かり易く、そのままサラっと流しておけばよいのでしょうが、
どうしても引っかかってしまう突っ込みどころも少なからず....
[以降↓はネタバレともなり得るので閲覧注意で願います]
さて大きなところでは
松重演じる警視◯◯の冤罪誘導の乱暴さはどうだろう?(この大胆な軽さは非現実的)
その圧力に応じた前半の山田孝之演ずる又貫刑事は「証拠はあるんだから」と血色ばむのは、凶器指紋以外にも錯乱〜心神耗弱の目撃者=被害者遺族=由子から、警視◯◯のストーリーに沿った証言を誘導した調書を作成した警視◯◯側のBad Lieutenant (悪代官)だと思われたのだが.....
第一審で鏑木が無罪を主張した折には、凶器に指紋をつけた経緯、真犯人と対面した下りを陳述していた筈なのに....
更に、又貫刑事は真犯人・足利を取り調べ時に模倣犯と呼び、それを否定した足利が、後に事件現場の東村山で勤務→退職していた経歴に”たまたま“気がつく下り...はどうだろう? 又貫は単に職能不適合者なのか
一貫して横暴な警視◯◯の態度に、初めて?反感を覚え、記者会見時に捜査誤認の可能性を彼の一存で発表する
大体、一介の担当刑事が記者会見で常にマイクを握って主だって喋っている構図を見たことがない
その後、その反組織的発言に対しての処分についてもノータッチのままだった
鏑木に「なぜ逃げた?」を繰り返し聞く又貫 鏑木は自らの冤罪を晴らす為に隠密に実に効率よく情報を集めていたのだが「信じられるものが---何ちゃら」とか言い、又貫が揺さぶられた(ことになったらしい)
控訴裁(再審?)で詳細な進捗が示されないまま逆転無罪を勝ち取る下りは、何が決め手になったのか? 実際の袴田事件の捏造証拠、DNA鑑定くらいに明確な反証がなければ、日本では逆転無罪を勝ち取れない 凶器指紋が足利のものと一致したのだろうか? 目撃者=由子が正気に戻って有力な新証言を述べたのだろうか?
う〜む、モヤモヤする
細かいところでは
ジャンプ野々村は110番通報しておいて「パニクったけど、ダチだから」と何のけれん味もなくしれっと冤罪(再審?)署名活動してるし
沙耶香の指名手配犯隠匿+「逃げて」公務執行妨害は不問に付されたようだし
沙耶香のマンションから衆人の見守る中逃走、橋から川に飛び込んだくらいで逃げ仰せてるし
物語としては沙耶香父の痴漢有罪同様に不当判決(有罪)が確定し、世の理不尽さは生易しくなかった、でも免職された?又貫ほか有志は無罪(冤罪)を立証するべく活動を続けた.....方がリアリティを勝ち得たかも
ヒューマン要素強めのサスペンス
鏑木は逃亡中各地で出会う人達の優しさに触れ、本来逮捕されていなければ普通にあったであろう小さな幸せを知っていく。
鏑木にとって沢山の初めてに出会った時の表情や仕草一つ一つが印象的だった。終盤に向かい徐々に鏑木の本当の正体が知れていくにつれ自然と涙が流れた。
キャスト全員が役をしっかり生きていたと思う。キャストの最大限の演技力を引き出した藤井監督の手腕も素晴らしいと思った。
情報に踊らされ鵜呑みにしてしまう人間の過ちと、残忍な権力。
冤罪事件はその人の限りある尊い人生を狂わせ、失った時間を取り戻すこともできない。
鑑賞後に祖母は涙を流しながら言いました。
冤罪事件が多数発生していた時代を思い出しながら観ていたそうです。
実際に早急に事件解決を図る上層部による圧力が存在していた数多の事件の真相も、私の世代のメディアでは度々放送されている印象が強いです。
人間が如何に情報に踊らされ鵜呑みにし、そこに隠された大切な事実を見落とし続けているか。
見たもの、聞いたもの全てをそのままに信じて疑うことのない怖さを改めて感じました。
生きた心地のしない逃亡生活とその先で信じてくれる人がいることで、彼(鏑木)の無実が証明されて良かった。祖母のその言葉に、私も共に涙しました。
いい映画だった イケメン過ぎて変装にならないけど
ハラハラドキドキの死刑囚逃亡の謎 ほんとにいい映画 見てよかった ただ学校帰りの高校生を有罪死刑囚は動機も状況もいくら証言があっても無い無い
原作読んで無いのでもっと深いのかもしれないが
弱め
悪い松重さんが好きなので嬉しいキャスティングでした。
横浜流星さんは大河ドラマにとっても期待してます。
この映画では正体ってほどの人物像もまわりの環境もさほど読み取れず…ハンバーグ作るのうまい優しいお兄さん、じゃ物足りないかなぁ…普通の人を演出したいのはわかるけど、それにしてはビジュアルよすぎだからなぁ…普通の人、とパワフルな脱出逃亡劇がアンバランス。もっと不器用な人なら共感&応援できたかも。器用なら器用で、もっと驚く欺き方をしてくれるとか。
あと、スピード解決が腑に落ちない…
山田孝之さんが唸るほど良かったです。石田杏奈さんと。
あと、せっかく山中崇さんなのに、ただのサイコなのか…残念。
そういう残念さも、リアルはドラマティックなものではないということにして呑み込もうと思います。ちょっと不発でしたが、役者さんがたは観に来てよかったと思わせてくれる演技でした。
生きねば。
冤罪。通りがかった高校生の第1発見者がかくも簡単に殺人犯に仕立て上げられるとは。この映画はまさに今年作られるべくして作られた作品だと思う。
生まれて初めて友達ができて、ビールを飲んで、人を好きになって、生きてて良かった。もっと生きたいと思った。
この映画の主人公・鏑木慶一のひととなりが良いからに違いないが、その信じる力が関わった人たち、自らを追い詰める刑事にさえ、影響を与えてていく。
実際はこんな風にはいかないかもしれない。
それでも、それだからこそ、信じる心、生きることを肯定するこの映画に私たちは感動する。
これが一昔前だったら、主人公が撃たれて終わり。警察組織・公権力の前に真実は埋もれてしまい、虚しい希望のない結末。
それがカッコいいと思っていた時代があった。作り手たちがいた。
今、藤井監督は観る者に希望を与えてくれる。(八犬伝を書いた馬琴のように)
映画っていいな。
目力
横浜流星の目力に引き込まれる。
目的を達成するために姿や佇まいを変化させながら目立たないように生活しているのだが、相手に気付かれそうになった瞬間の「目」にドキッとさせられる。
行く先々で懸命に生き、人のために働きかける主人公をみていると犯人ではない、ではなぜ逃げるのかと考えながらみた。
人に対して真摯に接すると自分もまた信頼される存在となる。それが、ラストに繋がっていく。
それにしても、冤罪によってしなくてもいい苦しみを味わうことになった主人公が哀れでならない。現代は大分工夫され、そのようなことはなくなったと思いたいがどうなのだろう。
原作のラストとは違うらしい。是非読んで確かめたい。
横浜流星はただのイケメンではないと思ってたけど、やっぱりそうだった!
映画観てからしばらく経ってからのレビューです。
どんな言葉を書いても自分の感じたことをそのまま表現できない気がするので、なかなか書けずにいました。
七変化しながら逃げていた彼を、関わった人が守ろうとしたことの意味
信じたかった彼を守りたかったのかなと…時間がかかったけれど、そう思いました。
最後の面会のシーン、涙腺崩壊です。
思った以上にいい映画です。
もう一度観たい!
タイトルなし(ネタバレ)
記憶に新しい袴田事件や、一家殺人では免田事件などを連想します。が、自白強要と警察側の決めつけで事が運ばれた時代とは異なり、あまたある防犯カメラや検証技術の発達した現代(多少は過去の話ですが)で設定しているこの物語において、ちゃんと検証すれば鏑木(演:横浜流星)が有罪になる可能性は低く、逆に最初の逃走時から最後まで、度重なる警察側との乱闘で、当事件は無罪となっても新たに公務執行妨害、監禁、殺人未遂が適用されるのではないかと思いました(冤罪となると全て免除でしょうか?)。法律意識もある人物設定ゆえに、この辺の行動に矛盾が見られ、米国なら射殺されて終わりでしょう。そうならなかったのは又貫(演:山田孝之)の悔恨と鏑木の戦闘力(笑)に他ならないと思いますが。
袴田事件で数十年の間、袴田氏を信じ続け、検察と闘ってきたご家族のパワーは測り知れないものですが、この物語で、鏑木と半年も関わっていない他人が鏑木を支えたパワーは何か。紗耶香(吉岡里穂)の鏑木への恋愛感情と、父を有罪とした法廷への復讐心、舞(山田杏奈)と野々村(森本慎太郎)は友情・尊敬と、鏑木を追い詰めさせた後悔の念? だとしても弱すぎて闘いきれないでしょう。ですが、この軽さ弱さを助けるように真犯人が現れ、更に事件目撃者が正気を取り戻しだし「冤罪確定」へと傾き始めます。そして終盤、観る側誰もが無罪と信じて進む判決シーンは無音の演出。
(まさか…)
そう思いました。ここでまさかの再審棄却の判決であれば、この世の矛盾や不条理、警察の闇を訴えるメッセージ力ある最高の演出だったのですが、そうならずにハッピーエンド。結局この物語はなんだったのだろうか。
とはいえ、後味悪くないのは、横浜流星さんは優しくカッコ良く、吉岡里帆さんは優しく美しく、山田孝之さんは先週観た「十一人の賊軍」とは一転したダンディな面が観られたから?
いろいろ突っ込みましたけど、それを覆す三人の要所要所の演技は素晴らしいものでした。
警察にムカつく(笑)
原作小説は未読ですが、WOWOWで放送されてた亀梨和也主演のドラマは観てたので、内容は知ってました。
率直な感想は、やはり長い小説を2時間に集約するのには、少し無理がありましたね💦
省略された事柄もありましたし、設定も違ってる箇所があり、そこは残念でした。
特に、痴漢の冤罪に悩む弁護士とWeb編集者の沙耶香を親子にしてしまい、痴漢冤罪裁判に協力することが抜けてしまっていること。
これでは、助けた弁護士が鏑木の再審に協力するという、熱い気持ちが弱くなってしまうような気がしました。
介護施設の場所を特定した経緯も、サッと流しただけだったので、見逃してしまいそうでしたし(笑)(私だけかー)
しかし、キャストの方全て素晴らしくて、ストーリーは知っていても感動して、見入ってしまいました✨
鏑木役の横浜流星の演技は特に良かったです😊
きっと初見の方は、ドキドキはらはらしながら、結末まで観られたのではないでしょうか?
あと、野々村和也役の森本慎太郎。
アイドルとはかけ離れた役で、最初誰だかわかなかったです(笑)演技本当に良かったです。
さすがに歯はとても綺麗でした✨(笑)
それにSNSや動画配信を使った事などは、今どきだなぁと思いましたね。
ラストはドラマ版と同じでした。
原作のラストは聞いて知っていますが、やっぱりハッピーエンドの方が、気持ち良くていいかもですよね。
しかしながら、「正体」でてくる警察は無能で、捜査も適当でいい加減です。
本当の警察内部は、こんなことがないことを祈ります。
警察は身内が関わっている時などは、犯人をでっち上げることが本当にありそうですよね💦
「冤罪はあってはならない」
私たちも誤解されないよう、自分の行動には注意しないといけないなぁと感じました。
考えさせられる映画でした。
太陽
脱走した死刑囚が各地を転々と逃亡する様子と、彼に関わった人たちや警察との因縁を描く社会派な作品でテーマ的に冤罪というものに立ち向かっていく作品というところに興味をそそられましたし、藤井監督と横浜流星くんのタッグというところにも惹かれました。
演技力と演技力ががっぷり四つしていて圧倒されましたし、冤罪に対しての警鐘を鳴らすような見応えのある、心に深く刺さるドラマを2時間に詰め込んでおり食い入るように観て、観終わった後も喰らい続けていました。
資金調達→情報収集→潜伏といった流れで自身の冤罪を晴らすために動く鏑木とその土地その土地で出会う人々の交流もしっかり描いており、そこでの経験が鏑木の人生を彩っていくというある種の成長ドラマとしての側面も今作にはあるなと思いました。
最初に赴いた大阪での工事現場で出会った和也と最初は同じ従業員として生活する中で、和也が怪我をしたのに会社からの補填が無いことに対して持てる知識をフル活用して会社の代表に訴えかけにいく姿は根の優しさが滲み出ていましたし、あのような現場で代表が権力を振りかざしている様子は実際に見た事があるのでよく言ってくれた!と嬉しくもなりました。
和也が友達になろうぜと言ってくれたり、一緒にご飯を食べて酒も飲んでという初体験を共にしていて笑顔が溢れていたのも素敵でした。
そんな中でもコイツが鏑木なんじゃと疑ってしまってがために鏑木はまた違う土地へ、儚いけど仕方ないのかなと思いました。
都内に戻ってきて今度はライターとしての姿になっての情報収集をする中で、安藤にご飯を奢ってもらったり家に泊めてもらったり、一緒にドラマを見たりと誰かと生活をし、人を好きになるという経験を得て表情が朗らかになっていって安心感もありました。
安藤自身、父親が冤罪なのに罪を被る羽目になってしまっているのもあって、鏑木と分かっても匿って逃がそうとしてくれる姿には胸を打たれました。
そこからは介護施設で働き、そこで被害者遺族と接触しなんとか冤罪を晴らすための行動を起こしていく中で現代らしいSNS絡みでのトラブルが起きながらも、そのSNSを利用して最後まで諦めないで姿は凄いの一言です。
面会室でこれまで出会ってきた人々との再会、そして警察との対峙を得て、鏑木を信じ続けた人たちと新たな約束をして1歩前進していき太陽の光が射すようなラストでのフィナーレが美しかったです。
警察の陰謀は表面的だけではありましたが、その表面だけで、偉い立場の1人の意見を突き通してしまい無実の青年の人生を狂わせて、世間の認知を統合させてしまうのは中々に悍ましい描写でした。
18歳から少年法が適用されなくなるという犯罪法の改変を逆手に取って、半ば見せしめのような形で吊し上げるという残虐的な行動でしたし、ばんばん証拠が出てきたとしてもそれらをあやふやにしてなんとしてでも鏑木に罪を被せようという魂胆は人の心が全く無かったです。
被害者遺族に鏑木が犯人だと思わせようとして鏑木の名前を無理くり聞かせ続けて頷かせたというのもタチが悪いです。
もちろん粗というか展開の都合の良さは今作でも案の定ありました。
鏑木の変装が最低限すぎるので最初の髭面モサモサメガネはともかく、ライターとしての顔は茶髪に染めてマスクだったけど外したらそりゃバレるよですし、メイクでつり目にした時はこれは確かにバレない!と思ったらそこまでの出番は無く、終盤の前分けメガネは流石に分かりやすすぎる(意図的とはいえ)し、ネット民の断定速度を舐めてしまった結果、良い方向に向かったとはいえ身バレしてしまうしで奇跡的な確率を潜り抜けたようになってしまったのは残念でした。
週刊誌の記者が鏑木の見た目だけで即座に分かったところもなぁなぁですし、警察ってあんなに物損しまくって大丈夫か?となりましたし、安藤の上司の後藤はいつの間に鏑木に協力してたの?と疑問点も無かったことにのようにされてるのも惜しかったです。
事件の真犯人もどう考えたって証拠を残してるはずなのにそこへの捜査をせずというのも警察が杜撰だったとはいえ鑑識とか気にしないかなとも思ってしまったり。
横浜流星くんの感情豊かな演技にやられっぱなしでしたし、森本くんのめっちゃいい兄ちゃん感も最高でしたし、優しさ滲み出る吉岡里帆さんも最高でしたし、可愛らしい後輩感全開の山田杏奈さんも最高でしたし、冷徹さと正義感を持ち合わせた刑事の山田孝之さんも凄かったですし、松重豊さんの圧は半端じゃ無かったです。
濃厚な邦画が堪能できてよかったです。
藤井監督作では1番好きでした。是非ともこのコンビでまだ見ぬてっぺんを目指していってほしいです。
鑑賞日 12/2
鑑賞時間 17:30〜19:40
座席 C-6
今春のキムタクのドラマ
『Believe-君にかける橋-』がリンクしてしまって…。
ちなみに一家惨殺事件の東村山市内にはあれだけ広い田んぼに住宅というシュチュエーションはありません。
面白かった
人を信じることの大切さを身に染みて感じた映画でした。
とはいえ、全てを信じていたらいつか痛い目に遭う。何を信じて何を疑うべきかということも同時に考えさせられますが、鏑木が再審で無罪を勝ち取った結末は、周りの人間の信頼によるものですし、鏑木自身がその信頼に値する人間だったということの証明でもあります。
ただ違和感を感じたのは、結局一家殺人事件の真犯人は足利ということだったということですが、鏑木の逮捕はあくまでその場の目撃証言(それも錯乱していた由子から無理やり引き出したもの)と状況的証拠でしかないこと。
凶器に付着した指紋や下足痕などいくらでも足利の痕跡はあっただろうに一切調べずに鏑木の死刑判決に踏み切ったのでしょうか。松重豊が法改正で18歳の刑罰云々言ってましたがそれだけの陰謀(??)と鑑識が給料泥棒したみたいな軽ーい捜査で即死刑判決じゃそりゃ逃げますわ…私なら人を信じる云々の理由が無くても死に物狂いで逃げると思います。
再審の時に安藤をしつこく追っていた記者が傍聴していて、周りと比べて雑な拍手をしていたりとか、そういう細かい描写は好きでした。
不問は愚問❓トッキュウ4号の再出発😭
特に内容把握してるわけでは無いですが、我が家ではいつも日曜9時にはTVで流れるスーパー戦隊。
2024年現在のスーパー戦隊「ブンブンジャー」巫山戯た名前だなと思いながらも、レッド役が駆る車がカッコいーと思ってたら実在してるミツオカの「ロックスター」だと知り、それが近所の中古車屋で並んでいたのを見て、記念撮影しちゃいました🤣因みにロックスターは、国内限定200台生産車なので希少価値もあり、価格700万くらいでした😱
さてさて、日曜9時に横浜流星を観ていたのは10年くらい前かな❓「トッキュウジャー」で4号のグリーン役という事で、そんなに目立ってなかった。その時のレッド、トッキュウ1号は志尊淳という事で、「トッキュウジャー」は時代をリードする役者を2人も輩出している名作となりました。「トッキュウジャー」のオープニング曲も歴代の中でも名曲で、皆さんどこかで一度は聞いた事あるはずです。因みに、「トッキュウジャー」で一番目立ってたのは、司令官役の関根勤でした🤣
ふう😮💨何を駄文を長々と書いてんだ❓
今作は横浜流星が完成披露で感極まってたのを見て、
コレはスルー不可避かなと劇場へ。
冒頭の救急車のシーンから良かった。捕まれた。
逃げる目的が早く知りたい、
それが話の推進力になっている。
大阪でカズヤ、
東京でサヤカ、
長野でマイと、
心の交流(というには短時間すぎるが)があり、
「死刑囚」鏑木の人と成りが伝わる事で、
鏑木自身の目的が果たされる事が
とても爽快で清々しい。
ラスト、スローにしないで欲しいなー😩
判決の主文もちゃんと聞きたかったなー🤣
少し残念な点。
偏見に満ちた演出が散見される。
サヤカを追いかけるゴシップライターが際たる例。
警視庁長官の物言いも、ちょっとなー🤔
松重さんがかわいそう😅
それに屈する現場の刑事山田もどうよ❓
大阪の現場作業の責任者、鶴瓶の息子も、
少しエクストリームかなー🤔
それと別で
判決の主文が聞きたいと言ったのは、
鏑木のその他の犯行について。
先ず脱獄、経歴詐称、
サヤカの部屋の器物損壊、
人質との立て篭もりと、
その辺不問なのかなー❓
不粋ですかねー😁
自分は介護に近い者ですが、
あの短期間で鏑木が介護施設で働けるのは、
ちょっと疑問符。
介護に纏わる資格は必須(ではない業務もあるが)で
確かに根詰めれば取れなくは無いが、
その前にも水産加工の工場に居たし、
時間的にどーよ❓
不粋ですかねー🤣
総じて良かったですよ。
トッキュウ4号、立派に成りました👏
他役者陣で良かったのは、
SixTONES森本かな。
なんか雰囲気が好き。
友だちになれそう😁
山田孝之は難役ながら、
ほぼ一貫して表情変わらずで、
それでもウチに秘めた心情を表現していた❗️
もうベテランですな、名人芸👏
追加で、
CBCテレビが全面協力なのが嬉しかった😊
『善人は善人、悪人は悪人』という映画
言葉が
会話ではなく、
ひとつひとつ
どこか台詞っぽい
シーンが多い
そんなに必要かな?ってところでも
間が多くて
なんとなくテンポが悪い気がする
そして間をとって、
ただ今風のことを言うだけ
今の公的な言葉(正しさ)をなぞるだけで
ちょっと眠くなってくる
別に挑戦的・挑発的な思想を
中心に据える必要もないとは思うけど、
誰一人欠片もないというのもどうかと
まったく新しい視点はないと思う
『善人は善人、悪人は悪人』という映画というか、
根本的に登場人物が薄っぺらい気がする
普通に人間の世界って
もっとゴチャゴチャグニャグニャして、
別にリアルにすればいいってものでもないけれど、
ただそこに葛藤もあると思うのだけれども
あと殺人現場で
「凶器を手に取る」って
かなりありえない
(一番やらないこと
じゃないのかな?と思う)
ましてや
「人に刺さってる凶器を
手に取る」というのは
よりありえないと思う
あんなところに
出くわしたら
脚が震えるし
緊張で体は硬直すると思うし、
「屈む」とかの意識的動作は、
自然な動きの範囲ではないと思う
目的のある動きと思う
かりに「鎌を手にとる」なら
それなりの理由を考えないと
いけないと思う
(これが象徴のシーンで全体的にどこか粗い気がする。
もちろん映画なので、わかりやすさや勢いを優先して
「あるていど割り切ってもいい」と思うけれど
「なんでもあり」なわけではないと思う。
「展開の都合10で行動の理由が0」みたいなのは違うと思う)
たとえば主人公が
若干の「知的弱者」とかなら、
大きな音に興味を持って寄っていったり、
不注意に鎌を触るとか、
また捕まった後の抗弁もうまくないとかも
それなり理由がつくと思う
(ただ逆にそういう設定なら情状酌量の余地も
出てくるのかもしれないけれど、
事件の凄惨さを理由に死刑判決になるとかの
冤罪の方がまだそれっぽいかなと思う)
ただこうすると、
「法律に詳しい」とか、
「知的な文章力」とかと齟齬が生まれたりするから、
根本的に話を変えなきゃならなくなるけれども…
監督が「ずっとこれを映画したい」と思ってたとか
熱量の高い触れ込みだったので
期待して観たのだけれども…
せめていろいろ粗いけどおもしろいならいいんだけれど、
個人的には単純にあんまりおもしろくなかったかな
ひょっとしたら
技術的な理由も
いろいろあるのかもしれない
スパイスもわからないし
料理もくわしくないけれど、
ただ食ってみて
あんまりおいしくないなってかんじだった
感動の正体
出演者舞台挨拶付き完成披露試写会行って参りました✨
藤井監督率いるバベルレーベルが
4年の歳月を経ての新作というこで楽しみだった作品。
彼の「正体」とは...
「正体」その意味に触れた時、心が震えた
ひとりの少年が
出くわしてしまった事件が織りなす
逃亡サスペンス
鏑木と関わった者達の「アンサー」は?
果たして結末はいか・・・に!
想像を超えた向こう側からの終局
胸に熱いもの感じずにはいられない
あなたは、何を信じますか?
誰を、信じますか?
とても、愛おしくなる
そして信じたくなる、この世界を・・・
心に深く刻まれる、そんな作品です⟡.*
この冬、最大の~極上逃亡サスペンス‼️
「正体」その本当の意味とは。。。
衝撃のラストに 涙し、
あなたの心も震えることでしょう。
全体としては
いつものバベルとは違う印象を受けるシーンから始まり
入り込みやすい冒頭部分となっていました。
なんと言っても脚本家の小寺氏による
彼の理が光るパズルの組合わせのような脚本で
2時間があっという間に感じました。
3年前に原作を読了済みですが
原作では印象のない山田孝之さん演じる刑事が活きていて
個人的にはもう少し刑事としての
この事件に対する苦悩を描いて欲しかったと感じた一方
吉岡里帆さんのパートでは
心情的にエモイ原作とは違うモノとなっており
逆にソレがこの作品に合う印象を受けました。
想定外だったのが森本慎太郎君演じるジャンプとの友情部分が
彼の演技によるものかグッとくるシーンになっており
特にアンサー部分はもう少し注視する造りであれば
終幕にむけて余韻が残ったかと思います。
逃走する中、様々なその場所で
関わる人を通して「少年」から「青年」へと変わってゆく鏑木
そして流星くんの、
変化も然る事乍ら
なりきる力を以ての鏑木の心情。。。
彼の「正体」を目の当たりにし、色々な感情が交錯ました。
最後のシーンは
きっと観る人によって受ける印象が違うと思います。
本作タイトルでもある「正体」
そして、おそらくもう一つのテーマでもある「冤罪」
色々考えさせられる作品です。
公開したら幾度と観て、この作品の本質に深く触れてみたい
余韻が後を引く藤井道人×横浜流星タッグの秀作です。
まさかの大泣き
臨場感が凄かった。ジャンプとのトイレ前のシーンはホラー映画か?ってくらい怖かったし、那須君の時は等身大の…なんならもっと幼いくらいの純粋さで。善悪が入れ替わり目に見えていた世界が作られたもので…。又貫は上司の大義の闇を目の当たりにしていたからこそ「信じたかった」鏑木が眩しく見えて、正しい道に帰れたのかもしれないと思いました。
また映画館に観に行きたいです。
生きる権利を求める逃走劇
公開前から報知映画賞を獲り話題をさらった「正体」
年末近くに公開される映画は来年の賞レースに持ち越されて、翌年の賞レースの頃には記憶が薄れてしまう。
来年の大河の主役がまたしても受賞となれば自動的に大河も話題に上る。
わかるよ。
社会派の名作だったし凄く熱演してたから彼にあげたくなる気持ち。
NHKや事務所への忖度じゃないって思いたいけど、ちょっとひっかかる部分ではあるよ。
しかしのっけから気持を掴まれて、私も最後は号泣しましたし。
彼のあの清らかな美しい表情はどこからやってくるんでしょうね。
最初は逃亡者として怪しげな雰囲気を醸し出していたのに、物語が進むにつれて清い心を持った彼の本当の姿が現れて、美しい青年に変貌していく様は本当に見事でした。
あんなにも清らかで捨てられた子犬のような悲しげなイケメンが冤罪で追われていたら匿っちゃうよね。
警察では真実よりも、1人の命よりも、警察のメンツを守る事を優先していたんだな、と感じる事件が多くて憂鬱になる社会。
でもこうして映画やドラマで扱われる事が多くなって来たと言う事は、少しでも変化している証なんだと思いたい。
最近も袴田さん事件が記憶に新しいけど、表に出たのは氷山の一角で、冤罪で人生を狂わされた人が沢山いるんじゃないかと思うとやりきれません。
映画では冤罪の苦しみの部分はあっさりで深掘りしてないけど、これはこれであり。
まだまだ発展途上の日本の社会がより良い進化を遂げる1つのきっかけになるといいですね。
警察が信用出来ない社会。
政治家が信用出来ない社会。
司法が信用出来ない社会。
報道が信用出来ない社会。
権力者がすべてを意のままにする独裁国家。
日本はそんな国じゃないよね。
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