正体のレビュー・感想・評価
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かなり良かった。余韻が残る
ドキドキ、涙、心温まる映画‼︎
流星さんを、魅る映画でもある
原作は未読だが、予告編の迫真の演技から、この映画を観る事を決めました。
ミュージシャン:藤井 風さん似にも見える 首が長く 美形な横浜流星さん
「春に散る(2023年)」では、とても良い演技をしていました。本作でも、育った厳しい環境にも負けずに、ギスギスした‘’さもしさ‘の欠片も ない、心清んだ 素敵な青年役を演じてました。2025年の大河ドラマ「べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~」では、主演を演じるそうなので、来年の大河は、流星さんをじっくりと味わってみたいと思います。将来的には、大人の純愛物語や ちょっとストイックなハードボイルド映画等に出演して頂きたいと願います。 〈主演賞〉
ストーリーは、ちょっとご都合的展開は予告編通りで、平凡だが、ラストの結び方は、とても良い"ふんわりした"良い味わいを魅せてくれて、後味も良い映画でした。
カメラの配置と撮影のセンスが非常によく、映画に品格を与えていた。 〈撮影賞〉
リアル世界では、ひとりの刑事が"担当さん"となる事はなく、
対策本部なり、大勢が交代で捜査に当たるのだろうが、アメリカの地方警察の様にひとりの担当者が、すべてを引き受けてくれた方が、映画としては都合が良いので、ここはリアルさよりも エンターテイメント性を取っても良いと思う。
似たような展開は、「逃亡者(1993年)」でハリソン・フォードさんが魅せてくれましたが、
アメリカ 白黒のドラマシリーズ(1963年)は、多数回のドラマだけあって、各回の味わいは、とても素晴らしいかったので、ネットフリックスあたりで、リメイクして欲しいと願います。
年齢性別問わずオススメできる映画
初日に鑑賞しました。
主演の横浜流星くん、迫真の演技で素敵でした。
捕まりそうになるたびにハラハラしました。
髪型や雰囲気は都度変わるのですが隠しきれないイケメンオーラ。
実際にこんな顔立ちの良い逃亡犯がいたら女性にすぐ気づかれてしまうのでは?と思いました。
刑事役の山田孝之さんもお上手でした。
寡黙なキャラクターでしたが鋭い眼光に僅かに見え隠れする葛藤や狼狽。
鏑木とのアクションシーンは見応えがありました。
警察の面子を重んじる上司(松重さん)にはイライラしましたが最後はスッキリできて良かったです。
森本慎太郎くんの演技も良かったです。
工事現場にいそうなガタイの良い若者を自然に演じていてハマリ役だなぁと思いました。
横浜くんとは雰囲気が正反対ですがまた共演してほしいです。
この映画、88歳の家族も一緒に観ましたが好評でした。
内容がわかりやすくて緊張感があり最後まで存分に楽しめたとの事です。
私は結末を知った上でもう一度鑑賞したいと思いました。
逃亡の果てに・・・
予告編を見た時から期待してましたが・・・
いや〜、裏切られません!納得の面白さでした。
横浜流星さん、スゴイですね!すっかり魅入っちゃいました。
【どこからがネタバレになるか分からないので】
変装しながら逃げ回るということで、横浜流星さんが数々の顔を見せてくれます。
まぁ、話の展開から無実を証明するために逃げてるんだろうなってのは想像できたけど、タイトルが「正体」だから、実際どっちなんだろう?とやきもきする感じもありました。
実際にはメチャカッコよくて、運動神経も良いはずな横浜さんが、無様に逃げる姿も見応えありました。
そして、犯人を執拗に追いかける山田孝之さんが、また良い!当初は非情な冷血漢を思わせる刑事だったのが、自らの行動に疑念を持ち始め、最後の発言はホンっと感動的。まさに正義を貫いた感じで、横の上司を見下してやればよかったのに。
吉岡里帆さん、大好きな女優さんです。本作でもいい感じで魅せてくれます。お父さんの冤罪もどうなるんだろう?ちょっと気になるところです。
そう言えば、つい先日も冤罪の裁判が終わって無罪になった事件があったけど、ホンっと切ないよね。人生の殆どが無駄に奪われちゃうんだから。それに家族もひどい目に遭っただろうに・・・
信用・信頼・人柄・勇気…ヒューマンサスペンス
原作知らず予習も無しでレビューの良さだけで鑑賞。
単なるサスペンスだけではなく、様々な生き様を考えさせられる感動サスペンスでした。
横浜流星さんの変装の凄さも素晴らしく、変装しながら逃亡場所を変えるオムニバス形式の展開もわかりやすかったです。
正体不明(住所不定)ながらも、どこへ行っても器用に働き、好意を持たれ、日々小さな事の積み重ねで人柄ってわかりあえるもんですね。
ラストもスッキリ!
思いがけなく観た映画で最高な1日になりました。
良かった
予告編をかなり前から劇場で観てきました。
とても期待値が高かったので、そういう作品はたいてい、思った程の作品じゃない場合が多いのですけど、良い作品でした。
横浜流星くんが、主役の作品ですから、当然話しは流星の目線で話しは成り立ってますが、山田孝之刑事の目線でやってみたらまた、違って面白い作品になりそうです。
そしたら、松茂さんが演じていた警察上層部のいやらさが際立っていたでしょう。
あの後の展開で、多分吉岡里帆と流星がくっつくのでしょうが、そうなると、流星にぞっこんの若い女の子が悲しいです、まぁどうでもいい話ですけど😀
本作大変素晴らしかった。だけど…
本作大変素晴らしかった。鑑賞後席から動けなくなるほどに。だけど僕はハッピーエンドを願いながら、バッドエンドに期待してしまっていた。勿論、結末に不満はない。でももし、主人公が死んでしまっていたら、泣きながら5点を付けていただろう。
う〜む、モヤモヤが溢れている
演者さんは精一杯の仕事をしていたと思います 真田広之の後継的位置にある流星くんも(キムタク信長の如く)貧相で迫力ない声だけが玉に瑕なのだけど、今回の役回りでは、その声色・声力が足枷にはなっていなかった
さて物語は分かり易く、そのままサラっと流しておけばよいのでしょうが、
どうしても引っかかってしまう突っ込みどころも少なからず....
[以降↓はネタバレともなり得るので閲覧注意で願います]
さて大きなところでは
松重演じる警視◯◯の冤罪誘導の乱暴さはどうだろう?(この大胆な軽さは非現実的)
その圧力に応じた前半の山田孝之演ずる又貫刑事は「証拠はあるんだから」と血色ばむのは、凶器指紋以外にも錯乱〜心神耗弱の目撃者=被害者遺族=由子から、警視◯◯のストーリーに沿った証言を誘導した調書を作成した警視◯◯側のBad Lieutenant (悪代官)だと思われたのだが.....
第一審で鏑木が無罪を主張した折には、凶器に指紋をつけた経緯、真犯人と対面した下りを陳述していた筈なのに....
更に、又貫刑事は真犯人・足利を取り調べ時に模倣犯と呼び、それを否定した足利が、後に事件現場の東村山で勤務→退職していた経歴に”たまたま“気がつく下り...はどうだろう? 又貫は単に職能不適合者なのか
一貫して横暴な警視◯◯の態度に、初めて?反感を覚え、記者会見時に捜査誤認の可能性を彼の一存で発表する
大体、一介の担当刑事が記者会見で常にマイクを握って主だって喋っている構図を見たことがない
その後、その反組織的発言に対しての処分についてもノータッチのままだった
鏑木に「なぜ逃げた?」を繰り返し聞く又貫 鏑木は自らの冤罪を晴らす為に隠密に実に効率よく情報を集めていたのだが「信じられるものが---何ちゃら」とか言い、又貫が揺さぶられた(ことになったらしい)
控訴裁(再審?)で詳細な進捗が示されないまま逆転無罪を勝ち取る下りは、何が決め手になったのか? 実際の袴田事件の捏造証拠、DNA鑑定くらいに明確な反証がなければ、日本では逆転無罪を勝ち取れない 凶器指紋が足利のものと一致したのだろうか? 目撃者=由子が正気に戻って有力な新証言を述べたのだろうか?
う〜む、モヤモヤする
細かいところでは
ジャンプ野々村は110番通報しておいて「パニクったけど、ダチだから」と何のけれん味もなくしれっと冤罪(再審?)署名活動してるし
沙耶香の指名手配犯隠匿+「逃げて」公務執行妨害は不問に付されたようだし
沙耶香のマンションから衆人の見守る中逃走、橋から川に飛び込んだくらいで逃げ仰せてるし
物語としては沙耶香父の痴漢有罪同様に不当判決(有罪)が確定し、世の理不尽さは生易しくなかった、でも免職された?又貫ほか有志は無罪(冤罪)を立証するべく活動を続けた.....方がリアリティを勝ち得たかも
全て良かった
凄く面白いストーリー!
ヒューマン要素強めのサスペンス
鏑木は逃亡中各地で出会う人達の優しさに触れ、本来逮捕されていなければ普通にあったであろう小さな幸せを知っていく。
鏑木にとって沢山の初めてに出会った時の表情や仕草一つ一つが印象的だった。終盤に向かい徐々に鏑木の本当の正体が知れていくにつれ自然と涙が流れた。
キャスト全員が役をしっかり生きていたと思う。キャストの最大限の演技力を引き出した藤井監督の手腕も素晴らしいと思った。
もっと生きたい
情報に踊らされ鵜呑みにしてしまう人間の過ちと、残忍な権力。
冤罪事件はその人の限りある尊い人生を狂わせ、失った時間を取り戻すこともできない。
鑑賞後に祖母は涙を流しながら言いました。
冤罪事件が多数発生していた時代を思い出しながら観ていたそうです。
実際に早急に事件解決を図る上層部による圧力が存在していた数多の事件の真相も、私の世代のメディアでは度々放送されている印象が強いです。
人間が如何に情報に踊らされ鵜呑みにし、そこに隠された大切な事実を見落とし続けているか。
見たもの、聞いたもの全てをそのままに信じて疑うことのない怖さを改めて感じました。
生きた心地のしない逃亡生活とその先で信じてくれる人がいることで、彼(鏑木)の無実が証明されて良かった。祖母のその言葉に、私も共に涙しました。
横浜流星七変化 絵になるね
文句なし
今年ナンバーワン!
ひとつだけ文句を言うとしたら、
主題歌。
なんの印象にも残らないし
本編を引き立てもしてくれなかった。
邪魔はしなかっただけマシだけど、
もったいない。
大手配給会社にありがちな、
映画の主題歌にとりあえず若者に人気な
薄っぺらい歌手を起用する風潮はやめて欲しい。
今作とか主題歌なしで良かったのに。
エンドロールでもっと余韻に浸りたかったのに、
曲も歌詞も薄っぺらすぎて涙止まりました。
本編を締めくくる主題歌までが映画なんだから、
もっとアーティストは熟考して欲しいです。
それで星マイナス1したいくらいだったけど、
本編制作チームに落ち度はないので星5のままにしました。
本編はもう一度観たいけど、
次はエンドロールの途中で席立っちゃうかも。
それくらいつまんない主題歌でした。
反省して欲しい。
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