正体のレビュー・感想・評価
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みんな「逃亡者」見てないの?
ツッコミどころ満載だけど気にせず観れた
完璧人間すぎないか?
主人公が完璧マンでスーパー良い人すぎて、あんに良い人が可哀想な目にあってたら助けてあげたいじゃん。善意の元気玉で解決!みたいな流れが受付けず
こんな素敵な人じゃないと冤罪から救われないの?そんな世の中ポイズン!と感じてしまった…
配信サイトの方がよかった
横浜流星の演技力には定評があるし、期待を裏切るものではなかったけれど、先に配信サイトで亀梨和也バージョンを見ていた事もあって作品としての評価が下がった。原作本を読んでいないので、あくまでも配信版と映画との比較になってしまうけれど、初めて配信を見た時に「原作がおもしろい」と思った。細かいところを言ってしまえば、死刑囚が人助けをするなど色々と無理があるけれど、それなりに心が温まる。脱獄囚としての緊迫感もあった。けれど、映画版は元々の原作を2時間
強という枠の中に無理矢理収めた感が否めない。5つの顔を演じ分けているというが、実際には3つしか思い浮かばない。パン工房で働いていた期間の印象が全くない。痴漢冤罪の人助けをしたエピソードもない。確かに横浜流星の演技力は評価に値するが、日本アカデミー賞という華々しい場所で金品を贈呈されている様子を目の当たりにすると、亀梨和也が日陰の身という感じで可哀想に思えた。
山田孝之というだけでブランド価値がある彼が演じた刑事役が、かろうじて作品に内容を与えているが、それがなかったら、本当に配信サイトで見た人にとっては穴の空いた作品に思えてならない。
エンディングに流れる主題歌はじっくり聴いたら良い歌
やっていないのに死刑が下されていた。自分はやっていない、だから逃げ...
やっていないのに死刑が下されていた。自分はやっていない、だから逃げて、真実を明らかにするために。
主人公は色々な人格を持ち、ヒロインたちと交流する。
疑う、恋をする、信じる、それぞれヒロインたちが主人公を救うきっかけとなっていたのが交流していたからこそのその人の良さがあったんだと。
ラストシーンは、裁判官からの判決でそれぞれの反応に胸がジーンときました。
逃げるのはよくないが、きっと声を上げても変わらないと思う。この作品を観て他作品「それでもボクはやってない」との少し重なっていた。逃げない、声を上げるだけ...でも結果的には良くなかった。
二つの作品に社会とはそういう社会があるんだと考えさせられた。
「正体」日本アカデミー賞、おめでとうございます🏆✨️
うん、いい作品!!
久しぶりに邦画でいい作品に出逢った!という作品だった。
最初は横浜流星(かつらぎ)が、ただの逃亡犯なのだと思い観ていたが、横浜流星の演技でその人となりに引き込まれて、登場するかつらぎに関わる人と同じく彼を信じる気持ちになった。それは、横浜流星の演技の凄さなのだと思う。失礼なことを言うと、彼の演技をうまいと思ったことは今までなかったが、この作品は凄いものを見せられたとすら感じた。周りの共演者の演技も凄いのだが、かつらぎ(横浜流星)を取り巻く人という分類になってしまうほどの演技だった。
しばらく、余韻が残る作品。
是非みてほしい。
君の正体はいったいどれが本物なの?
大好きな藤井監督と横浜流星くん。これは見るしかないよね!と思う気持ちと、宣伝される5つの顔を持つ逃亡犯のサスペンスものにちょっと苦手意識が働いて悩んだ末の上映ラスト3日前に観に行く。結果は観に行って良かったし面白かった。
出だしの死刑判決を受けて投獄中の刑務所内での脱獄のための自身を傷つけるシーンからドキドキして、最後まで観られるか?と心配になったけれどもストーリー展開の上手さと流星君の演技の上手さにどんどん引き込まれていった。
何のために誰のために逃げ続けるのか?国家権力によって奪い取られた未来ある自分自身の尊厳・存在を取り戻すための唯一の証人を探し出すためだったことが分かると、いっぺんにスクリーンの中の空気が変わって見えた。国は国民を守らない、どころか全く関係のない人間に罪を被せて一生を奪い取ってしまうことも有る(冤罪)と思うと空恐ろしくなる。人の命など国家にとっては虫けらと同じなのか?せめてもの良心として山田孝之演じる刑事・又貫が警察の記者会見で再捜査を口にしたときにはホッとした。
念願の無罪判決を受けた瞬間に、殺人事件に巻き込まれたあの時の何も知らずに事件現場のすぐ近くを歩いていた18歳の高校生の自分自身に会えてよかったね。
袴田さんの刑事補償が決定した日に
「それでもボクはやってない」
ただ純朴な高校生が、人生を狂わすタイミングに招かれた。
ひとりの証言が逃走劇を生み、またひとりの証言が人生を救った。
映画「それでもボクはやってない」が2006年に公開。"冤罪"という重い罪が存在することを世間に知らしめ、認知度を広めた一方で今も尚この世にこの罪は存在している。
2019年には韓国ドラマを日本でリメイクしたドラマ「TWO WEEKS」でも、三浦春馬さん主演で冤罪における逃走劇を繰り広げ、再び"冤罪"への注目、関心度を高めた。
そして今作は圧倒的に横浜流星さんの気迫溢れる演技と、今作の大きな展開の鍵となる吉岡里帆さんの演技にただただ胸を締め付けられ、涙がでました。
(SixTONESに関してはひたすら友達ヅラしてたけど…最初に通報しようとしたのは誰だっけ?…と最後まで許せなかったけれど、、、(笑))
刑事としての使命感を唯一持ち続けていた山田孝之さん演じる刑事の風格もとてもよかった。
【冤罪】
それは、現実に起きていることであり
聞き慣れた言葉ではあるけれど、
過ぎた時間は戻らない。奪われた時間、汚された名前、踏み潰されたものたち、その代償は計り知れない。
○年間を無駄にした
と、文字にするのは簡単だけれど、
…………………。
言葉に詰まるそれらを映画に反映させ、アカデミー賞の受賞にまで繋がった。
藤井直人監督、アッパレです。
改めて、おめでとうございます。
藤井直人監督の代表作は私の中で「余命10年」だったのですが、今作は今後、肩を並べる作品だなと思いました。
現在のネット社会は「同調圧力」が目覚ましい。
それは良い風にもなり悪い風にもなる。
"人を信じること"について改めて考えさせられました。
一人でも多くの方に観てほしい作品です。
今作が世に残り続けると思うと未来は少しは明るいのかなと思えた。
めちゃくちゃヒドい作品
かなり期待して見たんですけど、見てられないなと感じる作品でした…。
プロットも演出もヒド過ぎて、とても退屈してしまいました。原作があると聞いたんですけど、主人公が脱走して、真の犯人を見つける?自分の無罪を主張する?そこに対する原動力みたいなものも、よく描ききれてないなと思いました。原作はどういった作品か分かりませんが…。
内的な描写が少なかった気がします。
ドラマの方が出来はいい
冤罪×逃亡×再生
死刑囚・鏑木慶一(横浜流星)が脱獄し、各地を転々と潜伏。
「本当の犯人か、それとも冤罪か?」という緊張感の中で、彼は工事現場・介護施設・WEB企業など様々な場所で出会った人々と人間関係を築く。
逃亡を追う刑事・又貫(山田孝之)は、証言を得ながら鏑木を追い詰めるが、周囲は「彼は違う」と信じ始める。
ラスト、鏑木の目的──冤罪を晴らし、「信じること」の意味を問いかける言葉で幕を閉じる。
「この世界を信じたかったんです…」というセリフは胸に刺さる展開。 
『正体』は、“冤罪×逃亡×再生”がテーマのサスペンス。
横浜流星が逃亡の中で見せる“七変化の演技”は圧巻。
森本慎太郎、吉岡里帆、山田杏奈とのそれぞれのふれあいシーンも温かく心に響く。
「この世界を信じたかったんです…」というラストの言葉は涙😭
出会う人それぞれに真摯に向き合い、「信じること」の大切さを教えてくれました。
横浜流星×藤井道人監督というタッグの到達点とも言える一本。
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