劇場公開日 2024年11月29日

「日本版『逃亡者』?、否、それを超えたかも!」正体 Haihaiさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5日本版『逃亡者』?、否、それを超えたかも!

2024年12月6日
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鑑賞方法:映画館

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悲しい

知的

2024年、松竹。

【監督】:藤井道人
【脚本】:小寺和久、藤井道人
【原作】:染井為人

主な配役
【逃亡中の殺人犯・鏑木慶一】:横浜流星
【野々村和也】:森本慎太郎
【安藤沙耶香】:吉岡里帆
【酒井舞】:山田杏奈
【刑事・又貫征吾】:山田孝之
【又貫の部下・井澄正平】:前田公輝
【模倣犯?・足利清人】:山中崇
【唯一の生存者・井尾由子】:原日出子
【又貫の上司・川田誠一】:松重豊

1.脚本が素晴らしい
原作の流れを汲みつつも、
登場人物の数や設定(背景)は、かなり変更が加えられている。
結果的には、これが大成功していると思う。
限られた上映時間の中で、原作の意図をキチンと表現できているのではないか。

逃亡生活を追う前半部(大阪と東京)を観て、
「これをあといくつ観なくちゃいけないのかな」
と、やや飽きてきはじめたタイミング、
そう、実に絶妙なタイミングで急展開し始める。

◆警察に包囲される鏑木(横浜流星)
◆緊迫の突入シーン
◆又貫(山田孝之)との面会シーン
◆判決言い渡しのシーン

素晴らしい脚本、素晴らしい演出だった。

2.俳優たちの熱演が素晴らしい
主演の横浜流星はもちろんだが、
山田孝之、吉岡里帆、山田杏奈らの演技は作品全体の格調を高くしていた。

テレビドラマから始まった『逃亡者』は、
1993年にハリソン・フォードとトミー・リー・ジョーンズによって名作の仲間入りをし、
続編の製作やリメイクがおこなわれた。

本作は、日本版『逃亡者』かと思ったが、
本家を凌ぐほどの出来栄えといえる。

☆5.0ではないのか??

鏑木がいかにして、逃亡を続けられ、
◆作業員やライターになれたかの描写が、少しは欲しかった
◆音楽が物足らなかった
これをもって、☆4.5とさせていただきたい。
m(__)m

Haihai
琥珀糖さんのコメント
2024年12月7日

おはようございます。
コメントそしてフォローバック、
共感ありがとうございます。
レビューは残っていますが、繋がりません。
新しい気持ちです。

琥珀糖
琥珀糖さんのコメント
2024年12月6日

お知らせが遅くなりました、すみません。
実は11月14日にログインに失敗しました。
元のアカウントに戻れず、新規登録しています。
よろしくお願い致します。
(ドジです・・・)

この映画は、とてもまとまっていて、エンタメとしても
シリアスとしても良い作品でしたね。

琥珀糖