「警察にムカつく(笑)」正体 イオナさんの映画レビュー(感想・評価)
警察にムカつく(笑)
原作小説は未読ですが、WOWOWで放送されてた亀梨和也主演のドラマは観てたので、内容は知ってました。
率直な感想は、やはり長い小説を2時間に集約するのには、少し無理がありましたね💦
省略された事柄もありましたし、設定も違ってる箇所があり、そこは残念でした。
特に、痴漢の冤罪に悩む弁護士とWeb編集者の沙耶香を親子にしてしまい、痴漢冤罪裁判に協力することが抜けてしまっていること。
これでは、助けた弁護士が鏑木の再審に協力するという、熱い気持ちが弱くなってしまうような気がしました。
介護施設の場所を特定した経緯も、サッと流しただけだったので、見逃してしまいそうでしたし(笑)(私だけかー)
しかし、キャストの方全て素晴らしくて、ストーリーは知っていても感動して、見入ってしまいました✨
鏑木役の横浜流星の演技は特に良かったです😊
きっと初見の方は、ドキドキはらはらしながら、結末まで観られたのではないでしょうか?
あと、野々村和也役の森本慎太郎。
アイドルとはかけ離れた役で、最初誰だかわかなかったです(笑)演技本当に良かったです。
さすがに歯はとても綺麗でした✨(笑)
それにSNSや動画配信を使った事などは、今どきだなぁと思いましたね。
ラストはドラマ版と同じでした。
原作のラストは聞いて知っていますが、やっぱりハッピーエンドの方が、気持ち良くていいかもですよね。
しかしながら、「正体」でてくる警察は無能で、捜査も適当でいい加減です。
本当の警察内部は、こんなことがないことを祈ります。
警察は身内が関わっている時などは、犯人をでっち上げることが本当にありそうですよね💦
「冤罪はあってはならない」
私たちも誤解されないよう、自分の行動には注意しないといけないなぁと感じました。
考えさせられる映画でした。