「横浜流星のスターパワー」正体 水原秀策さんの映画レビュー(感想・評価)
横浜流星のスターパワー
横浜流星の惚れ惚れする男っぷり。同性の私が見てもそうなんだから、女性にはたまらないだろう。多少薄汚れてる時のほうがかっこよく見えるなんてスター以外何ものでもない。
ただし、話はガタガタで彼と吉岡里帆が出てなかったら⭐️はゼロだ。
特に吉岡里帆のパートは酷い。あの程度の関係性で信じたりするか? まだ恋愛未満の段階なのに。そもそも同居を申し出たりするか?
とにかく脚本上の工夫が足りない。父親の痴漢冤罪と絡めて横浜流星の力がどうしても必要で、とかいくらでもやりようがあったはずだ。
また事件の真相の部分も弱い。横浜流星が犯人に誤認されるくだりといい、いくらなんでも警察が無能すぎる。
あと話が終わったあとの涙涙のパートも長いし、クサイ。あれは全部カットでいい。
他にも身分証がないのにどうやって仕事を得るんだとか言い出したらキリがない。
この監督さんは前作の時も感じたが、横浜流星をカッコよく見せる腕はある。が、そこに頼りすぎている。脚本を徹底的に詰めてから映画撮影に臨むべきだ。
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