「この世界を信じたい‼️」正体 活動写真愛好家さんの映画レビュー(感想・評価)
この世界を信じたい‼️
「この世界を信じたい」‼️そんな映画ですね‼️凶悪事件の犯人として、死刑判決を言い渡された無実の青年が脱走し、様々な場所へ逃走し、潜伏していく中での刑事たちからの逃走劇と、出会っていく人々との交流を描いた作品‼️逃走劇としてはちょっとディティール不足かな⁉️主人公は建設会社で働いたり、コラムニストしてたり、水産工場で働いたり、看護師したりしてるんですけど、例えば身分証や看護師の資格証の偽造とか、吉岡里帆のマンションから川へダイブした後に、どうやってあれだけの警察の追跡を交わしたのか⁉️などの細かい描写を加えて欲しかったですね‼️そして逮捕された事件のフラッシュバックと、真犯人による新たな殺人事件のシーンが擬似していて、構成的にちょっとだけ分かりにくかったりする‼️そして横浜流星の変装シーンが、最初のボサボサ頭、太メガネ、ヒゲ面はいいんですけど、他のシーンは明らかに横浜流星で、すぐ通報されるだろうとツッコミ入れたくなる‼️ただ主人公は自分の無罪を証明したく逃走を続けるんですけど、自分を追う刑事を信じ、証拠の決め手となった被害者家族のことも信じ、そして主人公と関わった人たちは主人公の人柄と無罪を信じる‼️世の中そんな甘っちょろくはないと思うんですが、この作品の終盤はそんな人間の善意に満ちた展開で、心が温かくなりました‼️無罪になってヨカッタ〜‼️
彼が「イイヤツ」なのが多くの人の気持ちに通じて、世の中捨てたものじゃないという気持ちになります。綺麗事でしょうが、映画なのでそれでも良いです。
警察は怖い、その気になれば無実の人を死刑囚にできるんだと思いました。袴田さんのように。
藤井道人監督、ハズレ無しと思いました。