「歩くことは生きること」ハロルド・フライのまさかの旅立ち たつのこさんの映画レビュー(感想・評価)
歩くことは生きること
とても素敵な映画でした。
希望と言う言葉が人に与える力の強さを改めて感じました。
ホスピスにいるクイーニーの手紙から、その場所まで歩くことを決意するハロルドさんですが、ハロルドさんがそこへ歩いて行ったからと言ってクイーニーの病が良くなる訳でもない。でも会いに行こうとする力と会いに来てくれる人を待つ力は紛れもなく希望と言う名の力になりますね。
ずっとハロルドさんの行動に反対していた妻のモーリーンさんが、くじけそうになったハロルドさんの最後の力になりました。
モーリーンさんもまたハロルドさんを待つ希望の力が最後に背中を押させたのではないのでしょうか
クイーニーの事、息子の事、最後に明かされますが、人生いろいろ、希望を持って生きて行きたいものです
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