ババンババンバンバンパイアのレビュー・感想・評価
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もりさぁーん!
待って待って待って、もうめっちゃおもろかった!私の笑いのツボを刺激するために作られた映画なんかと思ったくらい笑った。懐中電灯のとこはもちろん吹き出しました。大好きです。
バンパイアは美しく妖艶でなければならないとお角は決まってますがビジュアル完璧でしたね。誕生日会のお兄ちゃんが歌舞伎町NO1ホストみたいで眼福でございました。いや、それにしてもWikipedia強っ!
展開とか設定とかCGとかそんなことは一旦置いといて、とりあえずサントラ下さい。これほどまでに愛でて慈しんで大切にしてるのに18歳になったらやっぱ一片の迷いもなく血吸うんかな?どうなん?森蘭丸450歳!
恋は盲目
祝!公開
原作は全く知りませんが、最後まで楽しく観ることができました。公開延期のおかげで、涼しい映画館で夏祭りのシーンを観られて良かったです。
豪華キャストが時にシリアスに、時にゆるーく、テンポよい切り替えで、登場人物たちも基本的に善き人ばかりなのが好みでした。
みんながみんな、ちょっとずつ誰かに対する想いがズレて、それが諍いや葛藤を生む、根本にはそんな深いメッセージが込められているような気もします。
そのズレや食い違いは、例えていうなら二代目(笹野高史)が常にボタンを掛け違っていて、だけどそれは目を凝らさなければ分からないような微妙なもので、それが日常になると、もうなんだかそれが普通になってしまう、だから人間は面白いのだよ。そんなことを表していたのかなぁ、なんて思いました。
暑気払いにうってつけの娯楽作品でした!
いい湯だな
原作・アニメ共に鑑賞済み。
意外と実写向きかもなと思っていましたがめちゃめちゃ実写化でも面白く仕上がっていました。
アニメ版と範囲もほぼ同じですが上手いことまとまっていましたし、実写ならではのアレンジも個人的には好きなものが多かったです。
バンパイアの森蘭丸が童貞喪失の危機を迎えた恩人・李仁くんの童貞を守るために奮起するドタバタコメディです。
原作やアニメ版では程よい間があったりして、そちらがシュールな笑いに繋がっていたのですが、実写では間を詰め詰めにして勢いのあるギャグになっていたりとで良い違いが感じられるものになっていました。
各々の考えが面白いくらい噛み合わず交差しまくるのでお互いがお互いを疑いまくる展開は面白いですし、蘭丸のリアクションがデカいのも良い具合に面白くなっていますし、「国宝」で体を張った吉沢亮くんが今作では別の意味で体を張っているギャップにまた笑わされました。
原作よりすれ違いコメディとしての側面が強化されていたのもあって、コントっぽい仕上がりになっていたのも個人的には好みでした。
実写特有の要素として何故かミュージカルが4人分用意されており、それはそれは高らかに皆んな歌うんですが、これが意外なほどにハマっており、自己紹介しながらも歌詞やメロディがバチっとハマっていて、キャラについての造形もすぐ頭に入ってきたりとでナイスな改変だったなと思いました。
テイストとしてはBLがガッツリ絡んでは来るんですが、ギャグ調なのでニヤニヤして見れますし、ベッタリベットリではなくペタペタペターって感じでソフトなので安心して眺めれます。
役者陣はこれまた皆様ハマっていて、奇天烈なバンパイアを演じた吉沢亮くんは言わずもがな、キュートさが増した李仁くんを演じた板垣くんの破壊力は凄まじかったですし、程よくバンパイアに狂ってる葵ちゃんを演じた菜乃華さんもツヨツヨでしたし、フランケンを演じたメンディーはもうビジュアル全てが反則なくらいフランケンに仕上がっていました。
バンパイアハンターの坂本もシンプルな変態になっていた満島さんもカッコよかったですし、長可兄さんもヤバいやつと弱点が割れてからのギャップを郷敦さんが演じ切っていたりと全てがどストレートに良かったです。
主題歌の「いい湯だな」のアレンジも作品にハマっていましたし、ついつい♪ババンババンバンバンパイアって口ずさんじゃいます。
しっかり楽しく面白い実写化になっていて良かったです。
公開のタイミングもうまく噛み合っていて、より盛り上がってくれたらいいなと思いました。
鑑賞日 7/5
鑑賞時間 19:20〜21:20
ババンババンバンバンパイアも観なければなりません。
私は基本、映画を観る前にその映画の情報は入れずに観ることにしています。その映画を観ることによって、私の中にどんな感情が湧き上がってくるのか。自分がどんな影響を受けるのか。それが知りたいからです。
私は少し油断していました。ホントごめんなさい。
あ~、こう言うアプローチの仕方もあるんだなと。
表現とは自分の好きな方法で、自分のやり方ですればいいのだ。求められるものを求められる形で提供するものではなく、自分が出したいものを出したい形で出せばよいのだ。
自己紹介的に本人が歌ってるのがいい。曲もいい。グイグイ押してくる感じがいい。グイグイってか、ゴリゴリってか。
出演者がみんな良い。みんな全振りなのが良い。
そして、コメディだけではないのが良い。良い時間を過ごした思いで席を立てるのが良い。
家に帰って、食事の支度をしながら「NO RIHITO NO LIFE」と、口ずさんでいました。おー!まさに「NO RIHITO NO LIFE」だよ!
映画館の帰りに思わず鼻歌が出る面白さ
映画館を出てから、思わず「ババンバ バンバン バンパイア」と鼻歌が出てしまったくらい面白かったです。
絶賛したいです。
漫画を原作にした映画。
これ、吉沢亮さんの現時点での代表作にして良いと思います。
ぜひともパート2の製作を希望します。
吉沢さんは、主役でありながらキワモノのバンパイア役だけれど、ノリノリのキレキレで楽しそうに演じています。
お話しの内容は、良くある三角関係の変形コメディなのだけれど、不老不死という隠れたテーマもあって、物語性は意外と深いと思いました。
惜しいと思ったのは、銭湯で働くバンパイアという設定が、映画ではあまり生かされていないこと。
もう一つ、銭湯周辺の人間とは疑似家族として献身的に共存していながらも、吸血鬼としては、生きるために他所の人間を捕食して命を奪っていることの矛盾が描かれていなかったことは、少し残念でした。
でも、そんなことは気にならないくらい、くだらなくて、とても面白い映画ですよ。
関口メンディーさん、満島信之介さん、笹野高史さんが、脇役として良い存在感あり。
イケメンがいっぱい
美青年・森蘭丸は、実は450歳のバンパイアで、10年前、銭湯のひとり息子である5歳の立野李仁に、太陽の陽を浴びて弱ってた所を助けられ、それ以来銭湯に住み込みで働いていた。実は、李仁の18歳童貞の血を得られるようになるまで彼の成長と純潔を見守っていた。ところが、高校生になってすぐ、李仁はクラスメイトの篠塚葵に一目ぼれしてしまった。蘭丸は、李仁の恋が成就し童貞喪失しない様にする作戦に出た。葵はそんな蘭丸に一目惚れ。さてどうなる、という話。
信長に寵愛された森蘭丸がバンパイアでいまだに生きてる、という設定も良かったし、兄長可まで出てきて、戦国時代の好きな人にも受けると思う。
吉沢亮は国宝とまた違ったコメディでも面白くて良かった。
兄、長可役の眞栄田郷敦もカッコよかったし、李仁役の板垣李光人も美少年役が似合ってた。
葵役の原菜乃華は可愛かったし、相変わらず演技も上手かった。
葵の兄役関口メンディも筋肉隆々でカッコよかった。
先生役の満島真之介はイケメンだけどちょっとウザかった。
イケメンがいっぱい出てのコメディ、これ受けるだろうな、って思ったし、ドリフをリスペクトしてるのも良かった。面白かった。
李仁のおじいちゃんはボケたふりだったのかな?笹野高史が上手かった。
吉沢亮、おそろしい子!
予告編見てゆるいコメディーかと思っていたらさにあらず。
重箱の隅までエンタメ神経を張り巡らせガッツリ作りこんだ、渾身のコメディーだった!
しかも、主要人物登場シーンは、それぞれのテーマを歌い踊るミュージカル!
バンパイヤのヘドバン!
今まで観た邦画コメディの、ベストワン!
このタイトルにして森さんの頭に金盥まで落ちてくるサービスったら
究極の味わい18歳童貞の血をゲットするため、銭湯の一人息子で恩人の、ピュアボーイ李仁が18歳になるまで何が何でも純潔を守りぬかんとする、超美形バンパイヤ、森蘭丸450歳!端正なお顔をキリリとさせ、デッキブラシ片手に「童貞喪失絶対阻止」って、予告編見るたび笑っていたが、本編見てもやっぱり爆笑。
吉沢亮の美形基本の百変化が素晴らしい。
あの綺麗なお顔からの顔芸は、ハンパない笑劇です。
やたらに脱ぐし。めっちゃいいガタイで惚れ惚れだし。
外で倒れていた身元不明戸籍も定かじゃない男を住み込みで10年も雇う、最初から正体隠してない森さんを、バンパイヤ設定ね、と受け入れている立野一家、おおらかにもほどがある。いつ会ってもはじめましてのじいちゃん、可憐な美少女にしてバンパイヤオタクの「妄想炸裂子ちゃん」葵ちゃん、ねじが数本飛んでて人ならぬものとの相性抜群なのはピュアだから! 全身リアルマンガな脳筋フランケンちゃん、カタキに血を吸われたい倒錯バンパイヤハンター坂本先生に、可憐なピュアボーイ李仁、いきなりシリアス展開ではらはらしたけど、いじけてるのがとってもカワイイ長可くん、兄なのに森蘭より幼く見えます。もし彼らが原作と合ってないことあれば、この人たちモデルで新たにマンガ描かけばいいじゃんと思うくらいのハマりよう。
何かと入る森さん全裸シーンの、モザイク使わない隠し方がツボでした。
爆笑の連続で激暑も憂さも日曜夕方の憂鬱もふっ飛んで風呂上がりのビール(見栄張りました、発泡酒です)が最高に美味かったです。
近所のシネコンでは、「国宝」と「バンパイヤ」を、向かいあう劇場でやっていて脳がバグりそう、吉沢亮、おそろしい子!
劇場で、私の後ろから小学校低学年くらいの男の子とお母さんが、るんるんしながら入ってきて、他人事ながら心配になりました。
「おかーさん、どーてーって何?」って絶対聞かれるわ‼️
{BL}の新しいカタチ
主演俳優の不祥事により、
てっきりお蔵入りかと思っていたら
禊も済んだようで、ここに来ての公開。
加えて〔国宝〕の大ヒットもあり、
予想だにせぬ絶好のタイミング。
怪我の功名とはこのことか。
俳優の資質の構成要素考える。
直近の〔国宝〕を見ているから余計に
そうした想いがよぎるのかもしれない。
有体に言ってしまえば、
喜劇もこなして当然との考えだが、
本作での『吉沢亮』はそれにしても弾け飛んでいる。
美少年が発する胸キュン科白へのオーバーなリアクション。
舞台が銭湯との設定もあり、
全裸のシーンも頻出(ある意味ファンサービスの意味合いだろうが)。
〔8時だョ!全員集合〕のコントのパロディも堂に入っており、
そうした演技を、ごく自然にやってのけたことには感心する。
作品そのものは{BL}の変化球と捉える。
主人公の目的が「十八歳童貞の(美少年)の血を吸うこと」なので、
交接はありえないわけだが、
じゃれ合ったりする場面を多く描くことで
「腐女子」の欲求は存分に満たす。
リミットが設定されていることが
更に感情を盛り上げる。
高級ワインの熟成を待つような期待と焦燥。
高校の三年間は、確かに波乱が予見される期間なのだから。
バンパイアのターゲット『李仁』が『板垣李光人』なのは知れており、
何故に初出が「冊少年チャンピオン」なのかは首を傾げるが
読者も鑑賞者も愛好者は随分と妄想をたくましくしたことだろう。
{ラブコメ}の王道、学校に遅刻しそうな朝に
パンを咥えて走りぶつかる、を男女逆転で描くのも、
対象が彼ならさまになる。
もっとも、設定は兎も角、作品の出来そのものは当日の入りが証明。
7月6日(日)@TOHOシネマズ川崎の昼下がりの回で
キャパ142の埋まっている席は五割ほど。
客層は広範で、中には小学生くらいの娘を連れた
お母さんも居たが。
予告編の編集は秀逸も、
本編のギャグにはさほどのキレも無く、
とりわけ繰り返す度に面白さが増殖せねばならぬのに、
却って「ああ、またか」と感じさせるのは
演出的にも失敗だろう。
中途に恋愛模様(?)を複雑にさせる思いがけぬ展開はあるにせよ、
収穫は『吉沢亮』に加えて
恋仇を演じた『原菜乃華』の可愛さくらいなのは残念。
アニメ化もされていることからも
素材は好いはずなのだが・・・・。
銭湯で働くバンパイアの日常コメディ
面白いコメディ映画でした。アニメを全話みて面白いなぁと思い実写はどうなのかなと気になって観に行ってみましたが再現度が高く、なにより演じてるみんな全力でやってくれてるので観てて面白かったです。キャラにあったソロ曲がある事にも面白くしかもかっこいい曲なのでオススメします。
バンパイアの森蘭丸がいなくなったりひとくんを探してりひとくんをみつけた途端嬉しすぎて駆け寄るスキップ?はなんかおかしくて面白かったです。バンパイアマトリックスが銭湯で見れたりちょこちょこ面白いシーンがあるので、そんなシーンを探すのも楽しいと思います。
内容的に苦手な人もいてるかもなので予告をみてから気になれば是非!
2枚目役よりハマっている
決め手はプラシーボ
実写&アニメ化同時発表だったことで期待して見たが、アニメはイマイチ刺さらなかった。
さて実写の方は…
うん、やはり絵柄やテンポの問題ではなくギャグ自体が大して面白くない。
しかしキャストはハマってるし、演技も振り切っているため普通に楽しめます。
森さんの森さんが盛り盛りする描写はサスガにアウトか。
吉沢亮の声使いの上手さは今までも指摘してきたが、原菜乃華も可憐な声とギャグ声のギャップが魅力的。
満島真之介なんかは顕著だけど、コメディの方が活き活きして見える役者が揃っていたように思う。
ストーリーもアニメを見た限りではこう纏めるよなぁ、という卒のない構成。
決して悪くはないのだけど、クライマックスのシリアスバトルが壊滅的にツマらなかった。
衣装の『HOT LIMIT』感も半端で残念。
一番動きのあるシーンなのに眠くなったくらいだし、もっとコンパクトに出来なかったか。
ミュージカン演出は好きだったし、肝となる蘭丸の設定解説の歌詞は必ず2度繰り返す親切設計。
完全初見への配慮もありつつ独自性を生んでいた。
ロケーションもよかったし、画角なども作り込んであって、脚本や演出の破綻もほぼ無い。
(日光が苦手なら冒頭ではせめてコートを被れ、カーテンは遮光にしろ、とは思うが)
ここまで貶すところが少ないと、やはり笑いの相性なんだろうなぁ。
あ、主題歌のチョイスは最高だし、さりげない浪川さんの起用もサービスとして適切だった。
アンミカは微妙だけど、尺取ってないからいいか。
漫画の実写化としては百点満点
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