「怒りに任せて投稿」ぼくのお日さま おきらくさんの映画レビュー(感想・評価)
怒りに任せて投稿
9月、まだ夏の暑さが続く中、画面に映るのは壮大な雪景色。
なんか変な気分。
雰囲気は良い感じなんだけど、かなり終盤になるまで特に大きな葛藤もなく、話が順調に進んでいくだけ。
悪い映画ではないが、退屈さを感じつつ鑑賞。
終盤、ショッキングな事態が発生。
この場面を観て思い出したのは、元総理大臣秘書官・荒井勝喜氏の「同性婚、見るのも嫌だ。隣に住んでいたら嫌だ」という発言。
この映画がその発言を肯定するような内容であることに気付いてからは、観ながら心の中で怒り爆発。
違うというなら劇中、それと同じような発言をした人物は痛い目を見るなり反省するなりの描写があってもよいはずだが、そんな描写は一切無し。
フィギュアスケートを実直に頑張る少年を傷つけて終わり。
LGBTQの人は、周りに迷惑がかかるから表社会に出てくるなってことですか?
最低すぎる…
吃音設定も必要性を感じず、意味不明だった。
怒りついでにもう一つ苦言。
フィギュアスケートで足を広げて股を見せる技は、調べたら「ファンスパイラル」という名前らしいが、この映画の中で女子中学生がフィギュアスケートの練習中、この「ファンスパイラル」をするシーンがやたら多く出てくるのが気になってしまった。
「性的目的による女性アスリート盗撮」が社会問題になってる今の時代に、配慮に欠けたつくりだと思う。
股を見せなくてもストーリーの進行上、何も問題無かったはず。
もしかしたら監督はそういうのを見るのが好きなのかもしれないが、監督の立場を利用してそういう画を撮ることこそ「気持ち悪い」と思う。
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