「私が 私を 見つめてました」ザ・ウォッチャーズ uzさんの映画レビュー(感想・評価)
私が 私を 見つめてました
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とりあえず、街から街へ移動する中で迷い込むような森なら、普通に地図に載せよう。
そして行方不明者多数なら封鎖しよう。
定番ではあるけど、近道しようとした主人公が出来心で入っちゃった、でいいじゃん。
それはさておき、人物描写が薄すぎる。
4人の関係性もまともに描けてないのに、モノローグで「揉め事が増えた」みたいに言われても…
ダニエルは取ってつけたように唐突に自分語りしだし、これまた急に未亡人キアラとロマンスを匂わせ。
この手の作品でそれは当然フラグなわけで、あっさり回収という情緒のなさ。
“鳥籠”での生活描写も足りておらず、何となく出来事だけ並べて数ヶ月経ったが、恐怖も疲弊も感じない。
一度も水場が映らなかったのもどうかと思う。
あの建物は鬼畜教授が建てたのだろうが、だったら何故あんなにウォッチャーズに都合のいい構造なのか。
教授はビデオを回しっぱなしで殺されたのに、300日目の動画は誰が保存したのか。
マデリンが教授の捕らえてたハーフリングなら、地下の存在知ってるハズでは。
主人公の特技(?)が脱出の鍵になるわけだが、絵を描くのとマッピングはまったく別物だよ。
結局あの真相だと車が消えた説明はつかないし、ウォッチャーズが森から出られない理由も不明。
などなどモヤモヤしながら鑑賞。
そこから太古の種族だの過去との対峙だの特殊な存在だの共存の未来だのと広げられても…
途中から、鳥籠の中身が鴉夜さまで持っているのが津軽だったら…なんて関係ないこと考えてた。
ジョン以外のウォッチャーズも服を着てください。
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