35年目のラブレターのレビュー・感想・評価
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そして言葉は時間と場所を超えて伝わる
幼少期に貧困により十分な教育を受けられなかった夫と彼を支え続けた妻の人生を描いたヒューマンドラマ。
人と人を繋ぐのは言葉。だが、言葉を伝えるのは難しい。誰にどのように伝えるのかが大事。そして言葉は、様々な方法で時間と場所を超えていろんな人に伝わる。手紙はただの記号の配列なのに人はそれを読んで喜び・泣き悲しみ・怒ったりする。
ラブレターである。しかも35年連れ添った妻に思いを手紙で伝えたい、その為に何年もかけ夜間中学に通う、その思いを温かく見守る妻。まるで夫婦の総仕上げを行うが如く。
映画では関西ノリの軽快なセリフがポンポン出てくる。それが手紙で気持ちを伝える難しさ重さを効果的に演出している。
若夫婦時代が良かった。重岡大毅はどんな表情をするのか楽しみだったし、上白石萌音もいろんな現実を受け入れる時の優しい表情が良かった。幼少期苦労した若夫婦がお互いを一つ一つ支え合っていく過程も伝わり、エピソードが楽しめた。
ホント優しい映画で、人の可能性を感じるのも良し、夫婦愛を感じるのも良し、映画館で没入されて楽しまれる事をお勧めします。
優しい気持ちになれました。
優しい気持ちになれるような気がする
笑福亭鶴瓶さんが読み書きできない人の役をやっていたけど意外に合っていたな
私達が当たり前にできる読み書きをできない人がまだ日本にたくさんいるんだって思った
どうやって習得したとか覚えてないけど、保育園の時にはむが難しいなぁとか思ってた記憶があるから多分私も学んだんだろうね
35年連れ添った妻にラブレターを書きたいとの一心で夜間中学に通う保を支えるきょうこ 漢字が出てこない
いい奥さんでした
奥さん役の女優はきむらたえさんが1番好きなのですがその次くらいに好きでした
(天海祐希さんは美しすぎるから奥さんでなく主人公がいい!)
そう思いました。
夫婦ものが結構好きで夫婦ものはよくみます
綺麗な奥さんだと見てるこちらも嬉しくなる
くわばたりえさんも凄く合ってました
奈良のおばちゃんもいけますね!
最後の手紙はうるうるしました
鹿可愛かったです。
倦怠期の夫婦で観てほしい映画!涙腺崩壊!
前回、映画館で予告を見てから絶対に観に行くと決めてました。
夫婦愛をテーマにした物語です。昨今夫婦仲が冷めてしまってお互いに対する思いやりが無くなって離婚する夫婦が多いので、是非夫婦で観ていただきたい作品です。
私は自分の経験も重なり、終始ボロボロに泣いてましたが、ところどころにクスッと笑える箇所もあり、飽きさせません。
俳優陣が、演技派でかためており違和感なく内容に浸る事ができます!主演の笑福亭鶴瓶さんが無茶苦茶いい!嫁さん大好きな優しい主人公を熱演してます。鶴瓶さんの映画を観るのはアマロックに続いて2作目ですが、ハズレなしです。
原田知世さんの、関西弁も違和感なく良かった。
日頃のストレスを、号泣でデトックスできました!
いい映画です!皆様是非見てください。
毎日を大切にしたい
観てよかった
無常な人生を愛と優しさを貫いて生きた夫婦
2025.3.20 趣旨を変えずに微修正
本作は、文字の読み書きのできない夫と、そんな夫を優しく支える妻の心温まる姿を綴った愛の物語である。実話に基づいているので派手さはないがストーリー展開に説得力があり素直に感動できる作品である。
西畑保(笑福亭鶴瓶)は戦時中に極貧で殆ど学校に行けなかったため文字の読み書きが出来ずに大人になる。結婚後になって漸く妻・皎子(原田知世)に真実を告げるが、妻は夫の手になると健気に答える。保は皎子の支えで懸命に働き、定年を機に妻にラブレターを書くために夜間中学校に通い始める・・・。
笑福亭鶴瓶と原田知世の夫婦役は意外だったが、歳を重ねた二人は豊富な人生&役者経験を活かした演技で違和感なく熟年夫婦役を見事に熟している。それにしても原田知世の年齢を感じさせない美しさには目を見張る。二人の何気ない軽妙な会話が心和ませる。二人の若い頃を演じる重岡大毅と上白石萌音も同様であるが、愛と優しさを貫いた夫婦という言葉がピッタリ当てはまる自然体の演技だった。
夜間中学で保は奮闘する。文字の読み書きを覚えたいという意志は強いが、なかなか上達しない。時に自暴自棄になりながらも、それでも懸命に初志貫徹していく姿に皎子への熱い愛を感じる。自然に涙が溢れてくる。ここだけでも十分感動的な作品にはなっただろうが、後半は更なる試練が二人を待ち受ける。
降り始めた雪が皎子の手のひらに舞い落ち瞬時に消えていくシーンが秀逸である。皎子の行く末を暗示している。切ない。巧みな演出である。
皎子もまた保への想いを打ち損じができないタイプライターでラブレターに綴っていた。お互いの想いを伝える手段は他にもあるが、手紙には格別な重さがある。強さがある。
二人はラブレターによって互いの想いをしっかりと受け止めて幸福な晩年を・・・とならないのが無常の人生である。そんな無情な人生であっても、二人は愛と優しさを貫いて生きた。人生は結果ではない。どう生きていくかというプロセスが大切だと強く感じさせる作品だった。
あったかい気持ちになった
若かりし頃の重岡さん萌音ちゃん夫妻も、歳を重ねた鶴瓶さん知世さん夫妻も、雰囲気があたたかくて素敵でした。
ありがとうさん、お疲れさん、ただいま...日常の何万回も交わすやり取りの言葉なんだけど、だからこそ優しくあったかく相手に伝えることを大切にしていったら、きっと歳を重ねてもお互いに優しくできる夫婦でいられるんだろうな、と気付かされました。
歳を重ねても可愛らしい妻でいることも大事だなぁ。
泣ける映画を映画館で観るのはちょっと..と思っていたけど、思っていたより初めからずっと泣いてしまったけど、疲れてしまう涙ではなく、心が洗われるような涙になりました。
見終わったあと心にあったかいものが残っていて、家族に優しく接したくなるいい映画でした。
観る価値は十分にある
あなたの笑顔が‼️❓私の笑顔です‼️❓ありがとうさん‼️❓
こんな夫婦になれたら
古くさい映画
こんな夫婦を築き、生涯を閉じたいですね
実話をもとに
実話を紹介している番組で見たことがあってストーリーは知っていた。何なら映画見ながら頭の中でナレーションも流れていた。
この心温まるストーリーが実話な事が映画みたいだ。
評価が割れているけれど、私は大号泣。
お互いを想いあう温かいお話。
死が2人を別つ時まで、いや引き離してもなお相手を想い続ける。
好きなところ3つ。毎日見つけて家族を大切にしていきたい。
撮影も編集も時間不足? 映画として力強い軸を感じられなかった
この手の作品に低評価を付けるのは気が引けるところもありますが、私の素直な評価は低めになります。表題の通り映画として力強い軸を感じられませんでした。
役者への配慮、撮影場所への配慮、時代感を取り込もうなどなど、色々詰め込んで妙に邪魔をしてしまったように思います。
映像 ★★ 撮影時間不足? それと撮影地への中途半端な配慮が邪魔
音 ★★ 効果的というか印象的な音や静寂、音楽はなし
物語 ★★★ 実話ありきながら、夫妻の地域とのつながりみたいなものが欲しかった
役者 ★★ 娘役の「徳永えり」さんが良い感じで調和をもたらしている
編集 ★★ 軸を感じず全体としてまとまりがない
粗さ ★★★
総合 2.8
夫婦にしっかり焦点をあてるというか当たるように撮影・編集してほしかった。
鶴瓶、原田知世、寿司屋の恩師、先生(安田顕)、隣人、生徒などの存在が映画という枠のなかでバラバラというのか・・・。
そのため、見てる私の気持ちも常にフワフワしていて、結局、泣くには至らず。
ちょっと例えが適切かどうかわからないが、「寅さん」は浅草の濃い面々が登場しても、寅さんとヒロイン(とその彼氏)に焦点が当たる。そんな感じ。
色々詰め込むには、NHKドラマ「宙わたる教室」のように、しっかりと時間を取って映像化したほうが良かった。映画化するなら短い時間で収まる脚本や編集が必要だと。
私の勝手ながら、どうしてもNHKドラマ「宙わたる教室」「しずかちゃんとパパ」などが頭をよぎってしまう。素晴らしい題材(実話)ながら映画化は上手く行ってないかなと。
35年目のラブレター
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