「あまりに素敵な夫婦。涙無しでは観られません。」35年目のラブレター ゴウさんの映画レビュー(感想・評価)
あまりに素敵な夫婦。涙無しでは観られません。
読み書きができない西畑保と、そんな夫を支え続けてきた妻皎子の夫婦の人生を描いたヒューマンドラマ。
65歳を迎えた保が、妻にラブレターを書きたいという目的から夜間学校に通い始め奮闘する。
一見ありがちなストーリーで地味な印象があったが、これほど感動して涙が出た作品も久しぶり。
また、実話を基にした作品というのも驚きでした。
役者さん達の演技の賜物なのかもしれませんが、没入感というか、とにかく感情移入してしまって最初から最後まで感動しっぱなしの2時間。
本当に素敵な2人でした。
奈良が舞台という事で関西的なボケが心地よく、くすりと笑わせてくれるシーンもいい味付けになっていました。
比較するのも悪いのですが、朝ドラ放送中の「おむすび」での関西的ボケが鼻についてしょうがなかったのですが、きっと本作こそ自然なノリなんでしょうね。大分イメージ変わりました。
この作品の魅力を上手く伝えられているか分かりませんが、
若い方からご高齢の方まで幅広い年齢層におすすめできる素晴らしい作品だと思います。
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