劇場公開日 2025年3月7日

「ラブレター書きましょう‼️」35年目のラブレター 三輪さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5ラブレター書きましょう‼️

2025年3月10日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

悲惨な戦争時代の中で、貧困に見舞われ学校に行けなかった主人公(重岡・鶴瓶)について、最初はなぜそれほど文字が書けない読めないのか不思議でしたが、過去の種明かしがあると、ものすごく腑に落ちました(山奥の貧困生活、盗人よばわりされて学校行けなかった)。それでも、そんな不幸のどん底のような生活の中でも拾ってくれる人がいて、立派な寿司職人になります(神仏は決して見捨てることはしないのでしょう)。そして美しい女性(上白石・原田知世)との運命の出会い(実話ですから)。文字が書けないことでの離婚を覚悟した危機を乗り越え、2人の愛らしい娘たちを育て上げます。ただ主人公の後悔は、文字を書けない読めないことで、妻にさまざまな迷惑をかけたことに対して恩返しをしたかったという設定は、とてもシンプルで清々しいものでした。最初、原田知世が画面出てくるとなんとも言えない美しさにドキドキしてしまいました笑。泣き始めは、主人公が握った心のこもった寿司の味に、妻が泣き出すシーンでした。それから、ほぼ泣きっぱなしでした。あまり泣いたので、最後のクライマックスには涙が渇くほど?笑でした。心にささった言葉は、亡き妻がお礼に書いたラブレターの一節。あなたの良いとこを三つあげますということで、「優しい、一生懸命、可愛い」ーーの言葉でした。これからの時代の男性のあり方を示唆しているようで肝に銘じたいところです(男も可愛くなければいけないのです笑)。いずれにしても、その人間が幸せなのか不幸なのかというのは、外から見ているだけではわからないということを教えていただいた素晴らしい作品に出会えて幸せです。感謝でした。
追記 私も妻にラブレターを書きたくなりました‼️

三輪
三輪さんのコメント
2025年3月10日

本当です♪

号泣です。

真心は通じるのですね
😭

三輪
uzさんのコメント
2025年3月10日

寿司を食べて泣くシーン、ともすればあざとくなりそうなのに、萌音ちゃん絶妙でした。
地味ながら名シーンだと思います。

uz