劇場公開日 2025年3月7日

「35年間、変わらぬ愛を貫いた夫婦の姿を描いた作品。 本年度ベスト!」35年目のラブレター イゲさんの映画レビュー(感想・評価)

4.035年間、変わらぬ愛を貫いた夫婦の姿を描いた作品。 本年度ベスト!

2025年3月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

予告編から泣ける映画と予想されるも案の定、泣いてしまった。
隣の若い女性は終始泣きっぱなしでちょっと映画に集中出来無かったのが悔やまれる(笑)

寿司職人の西畑保。
タイプライターで原稿を打つ皎子(キョウコ)。
この夫婦の愛に溢れたストーリー。

若い保と皎子を重岡大毅&上白石萌音さん。
老けた保と皎子を鶴瓶&原田知世さんが担当。
世代の異なるストーリーを4人で演じ、2つのラブストーリーが観られた感じのお得感(笑)

ある理由で読み書きが出来ない保。
職を探すも断られ続け、やっとお寿司屋で働く事が出来、職人として成長して行く感じ。
そんな中、お見合いで上白石萌音さん演じる皎子と結婚する展開。
保が読み書きが出来ない事を皎子に隠し結婚したけど、それを知った皎子が心の優しさが素敵だった。

保が読み書きが出来るよう一念発起して夜間学校に通う事に。
安田顕さん演じる谷山がバツイチだけど、とても優しい素敵な先生。
学校での人と顔を合わせない生徒の素敵なエピソードも良かった。

保と皎子の2人の娘も優しく成長した感じも印象に残る。

関西系のギャグも多め。
クスッと笑えるシーンが気が利いてて好印象。

本作のタイトルでもあるラブレター。
思ってたのと違って騙された感じがしたけど、一番泣かされたシーン。

ラストで4人の保と皎子がベンチに座っているシーンもとても良かったです( ´∀`)

イゲ