蛇の道のレビュー・感想・評価
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ラストのサヨコの一言がメッチヤ恐ろしかった作品。 本年度ベスト級。
オリジナル版は多分、過去に鑑賞してるけど全く記憶に無い(汗)
本作観賞後も思い出せなかった(笑)
本作は柴咲コウさんの為に作られた作品だった感じ!
彼女の演技に加えフランス語や英語で喋る姿が凄かった!
(吹き替えじゃないよね?)
出だしから主導権を握る精神科医のサヨコ。
惨殺された娘の父親、アルベールの復習劇を手助けする感じ。
サヨコが何故そこまでするのか?
怪しい展開でサヨコが何かを企んでいることが推測されるけど全く予想が出来ない。
精神科医の立場を利用した展開と予想するも、そうでは無い感じだった。
アルベールが終始サヨコに操られている感じに違和感。
かなり回り道をした感じがしたけど、精神科医のサヨコのサイコパス感を表現していた感じ。
多くの拷問グッズが出てきてグロいシーンが来るかと思いきや肩透かしを喰らった感じだけど安心する(笑)
本当の復習劇のナルホド感は、途中から予想出来たので満足度は低め。
西島秀俊さんは何の為に出演していたのか?
良く解りませんでした( ´∀`)
映画に若さとか荒々しさとか粗削り感が精巧さだったり考えに考え尽くさ...
映画に若さとか荒々しさとか粗削り感が精巧さだったり考えに考え尽くされた作品を上回るわけがないというのが自分の映画観で(人それぞれの価値観で良いと思います)、そういう意味でいうと正当なリメイクだと思った。
リメイク前の無機質な香川照之も良かったけど、柴咲コウの死んだ目がすごい。フランスとの合作により『どこから見つけてきたの??』という完璧なセット、柴咲コウのラストシーンに向かっていく複数テレビの反芻シーンの面白かったらなかった。
基本的に新しもの好きなので、技術も高まっている今作のほうが好き。
ポン・ジュノで言うと(映画を映画で例えるな)、「パラサイト 半地下の家族」「母なる証明」が好きな人はリメイク版が好きで、「殺人の追憶」「グエムル-漢江の怪物-」が好きな人はその逆ではないかというド偏見。
終わりなき復讐譚
1998年制作の自身の監督・脚本作品のセルフリメイク。
その時の舞台は日本、
主役は『哀川翔』『香川照之』の二人だったよう。
今時の人は蛇が通った跡を、
見たことなどそうはあるまい。
自分は昔の人間で、
しかも田舎育ちだからそこそこ目にしている。
太い一本の線が縦に伸び、
鱗の跡が波紋のように横線を描く。
一目で蛇が通ったと判る痕跡。
本作の舞台はフランス。
幼い娘が惨殺遺体で発見され、
父親の『アルベール(ダミアン・ボナール)』は犯人への報復を誓う。
自身の治療のために訪れていた病院で
精神科医の『小夜子(柴咲コウ)』と知り合い、
彼女の助けを借りながら一人また一人と
容疑者を割り出す。
とは言え、やはり素人コンビの稚拙さ。
相手が体力の持ち主であれば
時として圧倒され、窮地に追い込まれる。
が、そうしたピンチも乗り越え、
二人は真の黒幕に近付きつつあるようにも見えるが
その後には死体がいくつも重なる。
しかし、傍から見ていて、どうにも腑に落ちない違和感が。
報復の主体である『アルベール』は全体的におよび腰で、
アシストの立場である『小夜子』の方が積極的にコトを運ぶ。
それは容疑者に対する尋問の場でも明らかで、
亡くなった娘の在りし日の姿をビデオで見せ、
死体検案書を淡々と読み上げるばかり。
こんなあっさりした手法で、
(実際に殺人を犯していたとしても)ホントに自白するか?と
思ってしまう程度の生ぬるさ。
一方の『小夜子』はパートナーの『アルベール』を時として出し抜き、
したたかなネゴシエーターぶりを見せる。
弱気ぶりを叱咤する場面すら見られ、
彼女のモチベーションの高さは、いったいなぜなのか。
とりわけ『小夜子』が、
先を見通したような振る舞いをすることの不可解さ。
この違和感の正体は、
終幕のエピソードで明らかに。
『黒沢清』は、なかなかに手練れの脚本を紡いだもの。
悪の彼岸と此岸の曖昧さを再認識することになる。
もっとも、全ての真相が明らかになっても、
鑑賞者の側は通常の復讐譚で得られるカタルシスを
微塵も感じない。
それどころか、「蛇の眼」に見つめられたような
ざらっとした不快感だけが残る始末。
『柴咲コウ』の演技の賜物は、
既に狂気に囚われた者の表情を
余すところなく体現する。
マチューがノリノリ過ぎて吹いた
オリジナル観てなくても大丈夫
柴咲コウの演技が圧巻!
予告を目にしなかったので事前情報を持たず、サスペンスものということで興味をもって鑑賞してきました。率直な感想としては、確かにサスペンスとしてのおもしろさは感じますが、スッキリしないものも残り、ちょっと微妙な印象です。
ストーリーは、フランスで精神科医として働く新島小夜子が、幼い娘を惨殺された父親アルベール・バシュレと偶然知り合い、彼の復讐に手を貸し、疑いのある男を次々と拉致して尋問しながら、しだいに真相に迫っていくというもの。事件の真相解明もさることながら、その過程で小夜子の背景が明らかになっていくという点が見どころとなっています。
全体的に拉致と尋問を繰り返す流れなので、重苦しい絵面が続きます。そこでの小夜子の言動も常に冷めたもので、彼女の真意をつかみかねます。そんなローテンションぶりがずっと続き、なかなかテンポが上がりません。しかし、アルベールが近くにいなときの小夜子の言動、精神科医として診察する姿、自宅での様子から、彼女への不信感が募ります。娘の復讐を果たそうとする男に協力していると見せかけて、実は彼を操っているのではという疑問が湧いてきます。このあたりからしだいに惹きつけられ、おもしろくなってきます。
ただ、ちょっと無理筋が過ぎるというかご都合主義な点が多いのは気になります。まずは3人の男の拉致。白昼堂々と犯行に及んだり、野ウサギを仕留める腕前の男からの銃撃をかわしたり、人の出入りの多そうな場所で派手に格闘したりと、全て成功したのは奇跡としか思えません。また、しだいに真相が明らかになるものの、結局小夜子は初めから全部わかっていたのではないかと思えるほどの落ち着きぶり。だったら、こんな回りくどいことをする必要があったのでしょうか。真相を知っていたのなら、一人ずつ抹殺すればいいし、それなら単独で実行すればよかったのではないかと思えてきます。そんな感じで、真相がわかってもなんだかモヤるのは残念です。せっかくの全編フランスロケなのに、その魅力を伝える描写が少ないのももったいないです。
とはいえ、リベンジが終わってないことを匂わせるラストは悪くないです。きっと日本にいる夫も殺されるのでしょうね。小夜子の診察を受けていた吉村がそうであったように、自身の手で終わらせない限り、苦しみから逃れる術はないのかもしれません。
主演は柴咲コウさんで、笑顔を一切封印し、全編フランス語でヤバい女を演じているのが圧巻です。脇を固めるのは、ダミアン・ボナール、マチュー・アマルリック、西島秀俊さん、青木崇高さんら。
映像美
わかりにくい
あれ?西島秀俊は?
恐怖はあるが、余韻はないかな
不条理サスペンス
オリジナル版は未見で本作を鑑賞。封切日の2回目上映で観客は15人ほど。
8歳の娘を何者かに惨殺されたジャーナリスト「アルベール・バジュレ」(ダミアン・ボナール)は病院に通院し、そこで心療内科医「新島小夜子」(柴咲コウ)に復讐への協力を申し出られる。夫婦で渡仏した小夜子だが、その後夫「宗一郎」(青木崇高)は日本に帰国し、いまはTV電話で連絡を取り合うだけの関係になっている。
小夜子がつかんだ手掛かりから「ミナール財団」が怪しいと睨んだ2人は、財団の会計係を務めていた「ティボー・ラヴァル」(マチュー・アマルリック)を拉致して廃工場に監禁。なぜか小夜子はアルベール以上の冷酷さを見せて、ティボーにトイレを許さず糞尿を垂れ流しにさせ、食事もコンクリートの床にぶちまけて拾い食いさせる。それに感化されたアルベールも、残酷さを露わにしていく。
ティボーの自供から、財団内の秘密サークルが、児童の人身売買や臓器売買、さらに生きた児童から臓器を摘出する様子を撮影したスナッフ・ヴィデオの密売を行なっていた事実が判明。2人はサークルの関係者を芋づる式に拉致・拷問して、首謀者に迫っていく――といったストーリー。
全編フランス・ロケはすばらしかった。柴咲コウの硬質な演技もよかったし、フランス語の台詞を流暢だった。
ただ、ミステリーとして観た場合、粗が目立った。ネタバレばれになるので詳しく書けないが、そもそもアルベールが娘を殺した犯人を追及しようとする動機が不明だ。
サークル関係者を拉致する過程で小夜子はばっちり顔を目撃されてしまうが、フランス警察は何をやってるんだよと思う。
クライマックスでアルベールと小夜子はサークルのアジトに乗り込むが、そこにあらかじめ小夜子が仕掛けておいたらしい小道具があるのも不自然。黒沢清監督がストーリーの厳密さより映像的表現を優先させた結果だろう。
廃工場に電気ガス水道が通っているのもおかしい。それに、どこか郊外にある工場なのかと思ったら、意外と街中にある様子が最後に映し出される。けれども、これでは悲鳴が外に漏れてしまいそうだし、近所の悪ガキに入り込まれて男たちを発見されてしまう恐れもある。ロケ地の選定にはもうちょっと気を配ってほしかった。
本作はだから、ミステリーというより不条理サスペンスと呼んだほうがいいだろう。
合わない
主演の淡々とした演技を目に焼き受け、フランス語を存分に浴びる
セルフリメイクということで、前作があるわけだが、それに全く触れずに映画館に足を運んだ。
柴咲コウが主演、全編フランスロケ&フランス語のセリフ、黒沢清監督、という点の要素に惹かれて。
始まりから、淡々としながら常に次の行動をリードをする歩き方からも強い意志を感じさせる日本女性俳優と、それに促されるように・挑発されるように・操られるように行動する複数のフランス男性俳優、というのが主たる構図。
手掛かりが小出しにされ、なかなか先が読めない展開。寝袋を介した拉致、尊厳を失わせるような仕打ち、不要になれば始末される、が繰り返され、見ていられないようなシーンも多いが、会話の中に次の行動につながる手がかりが出てくるので、日本語字幕と音から目と耳が離せない。
真実に行き着く終わりまでにこれだけのことをしているのに、主役が捕まることなく死ぬことのないダークヒロインの物語というべきなのか。
なお、日本男性俳優2名は豪華、短時間ながらも存在感は発揮していた。
全般的な雰囲気は退廃的ながら、受け付けないものではなかったのが、個人的には収穫。今後も近いテイストの作品にも触れていきたいと思った。
ポスト岸恵子。
単純に面白くない
【全て個人的な感想にすぎない】Vシネマのお手軽さ が 難解作品に変化してたよ 極めて演劇的
コレ グッズがいいんだよね 最高❗️ なんでソレ キーホルダーにするかなぁ的
金欠で手が出ず。残念😢 有料パンフは🈶購入 評論 レビュー的なもの多くて完読 事前に【真似しないでね】
『スパイの妻』の俊英監督が
過去の 哀川翔さん 香川照之さんの 懐かしき ビデオ📼 Vシネマ 再び❗️
設定変えてフランス🇫🇷
柴咲コウさんがフランス語でも熱演❗️ 西島秀俊さん 青木崇高さんも力投
だが 一つ難点があった。
俺 第二外国語 ドイツ語🇩🇪だったから フランス🇫🇷語は ニュアンスすらわからないんですよ
だから 柴咲コウさんが フランス語 素晴らしいのかどうかも 全くわからなかった。
それと フランス語🇫🇷 入眠作用あるみたい 俺には😪😪
それと あんまり場面かわらず演劇的
なんか ストーリー展開も シロウトの俺的には 無理だった。
パンフは 俺の好きな緑🟢色で良かったがな そもそも本作 緑🟢色だけで見たがな
しかし ワシには リベンジもサスペンスも理解できず❓なんで❓でした。落ちこぼれました。
イヤ ツウの方 映画ツウの方なら 面白い🤣カモです。是非劇場で❗️
キーホルダー欲しかった なんで コレ キーホルダーにするかなぁ って思った。
ご遺体の保存に疑問を呈してはいけません。丁重に弔うのが人の道です。
あっ 映画館で観ないと この意味は分かりません。
深ーい 深ーい 作品。 浅い おべんちゃら野郎の ワシには届かず。是非劇場で❗️
Vシネストーリーをシリアスに全振り
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