劇場公開日 2024年6月14日

「柴咲コウのニコリともしない静かなる怒りの演技が秀逸」蛇の道 ひでちゃぴんさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0柴咲コウのニコリともしない静かなる怒りの演技が秀逸

2024年6月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

冒頭のアルベールと小夜子(柴咲コウ)の行動が謎すぎて
グイグイと物語に引き込まれました。

まあ、とにかくこの二人のやっていることが
えげつないし容赦ないし人を人とも思わない扱いをするのがすごい。
とにかく拉致監禁しまくるんですよね。もう異常としか言いようがないわけです。
このあたり、トイレに行きたい!といったコミカルな演出もあるのですが
リアルに想像すると、、、想像を絶するキツさです(笑)

拉致監禁しながら、どんどん明かされていく謎。
最終的には、だいたい私の想像通りのラストだったので
意外性はなく、そこは残念だったのですが
なかなかテンポも良くて面白く観ることができました。

本作はもう柴咲コウの全く笑わない演技と
流暢なフランス語にやられてしまう作品だ!と言い切って良いと思います。

西島秀俊と青木崇高も出演していますが、驚くほどチョイ役でした。
なんて贅沢なんだろうと思いましたね(笑)

血の気のひくラストではありましたが、
こんな演技をする柴咲コウを堪能できて幸せでした。

ひでちゃぴん
ひでちゃぴんさんのコメント
2024年6月15日

トミーさん、ありがとうございます。柴咲コウのミステリアスな演技にやられてしまいました!

ひでちゃぴん
トミーさんのコメント
2024年6月15日

共感ありがとうございます。
柴咲コウ、凄く溶け込んでましたよね。日本に帰れば続編も出来るかも。

トミー