「そうした意味でゾワゾワ」Shirley シャーリイ La Stradaさんの映画レビュー(感想・評価)
そうした意味でゾワゾワ
書けなくなった女流作家の世話役を任された若夫婦が、偏屈な彼女との距離を詰めながらも彼女に呑み込まれているお話です。
この作家もその夫の大学教授も若夫婦もみんなクズな面を垣間見せながら、映画自体がザラザラした肌触りで観る者の心を不安にします。でも、お話の収め方が「えっ、それだけの話しなの?」と少し呆気に取られました。どこか見逃した点があったのかな、気づいていない暗示があったのかな、単にボケてたのかな。勝手に、「こんな映画だろう」と決めつけていたのかな。そうした意味でゾワゾワの残る物語でした。
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