知らないカノジョのレビュー・感想・評価
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時代遅れの爺さんには不向きかも
若者向けのアニメや小説の世界では普通なのだと思いますが、前期高齢者の私にはシリアスなタイム・スリップ話は何か登場人物に共感出来ない消化不良のような後味の悪さを感じました。話が展開していく中でモヤモヤ感が募り、現実社会はそんなに甘くないけどなぁ、と思うようなシーンもありました。
「ファースト・キス」もタイム・スリップ話ですが、コミカルな味わいがあるので爺さんも楽しめたような気がします。
よく出来た映画で出演者もスタッフも頑張っているのは伝わりましたが、時代遅れの爺さんの呟きです。お許しください。
miletさん 最高!
予告編で観たmiletさんの歌声に惹かれて、本作をみました。
原作「ラブ・セカンド・サイト(フランス 2019年)」は、本作鑑賞後に配信で観ました。
おかげで、本作の不可思議なことのアレコレを理解する事が出来て有意義でした。
本作は、B級的な原作の弱い部分を多々、とてもうまく改善できており、素晴らしい脚本・構成力だと思います。<脚本賞>
原作以上に、タイトルプロローグへの進行センスが洗練されていてバツグンに素晴らしかった。 <編集賞><演出賞>
この映画は、パラレルワールド により、入れ替った世界が、もう1度交差する事で、やり直しをするのではなく、
2度の入れ替えが単純に起こるのではなく、
2つの世界が交差する事で、どちらの世界でも、失ってから、解かる"大切なもの"を取り戻し、
それぞれの世界が徐々に1つの世界に集約して、進み、それが1つの融和した世界となっていくのだと思われます、
まるで 東名・名神高速道路の「右ルート」「左ルート」の関係と似ています。
ただ違う点は、2つの世界がまた交差して、また単純に再交差することで、刺激を受けて修正されるのではなく、
1つの世界は必然的に時間を逆行する宿命になるが、そのへんはあまり考えない方が、大人であると思う。
2浪4流の僕には、ふたりの主人公以上に、桐谷健太さんに感情移入をしました。
中島健人さんは、爽やかでいい俳優さんでした。
miletさんの"途切れそうに、繊細な歌声"から力溢れる唄声に変化する歌唱力は、素晴らしいものでした。
そして彼女の演技力もバツグンに素晴らしかったです。
今まで、miletさんの素晴らしさを意識したことが無かったので、これからは彼女のファンに成る様、彼女の歌声を沢山聞いていきたいと思います。<主演賞><音楽賞>
ということで、鑑賞をしていなかった「TANG タング(2022年)」を、miletさんの唄声を聴く為に、観てみようかと思いました。
ド直球ラブストーリー
うーん、わりと低評価
確かにMILETは前半の大学時代からパラレルに入る前が特に可愛くて魅力的だった。歌も格をあげていた。ただ、それだけな気もする。
1)なぜ、パラレルワールドに入ったのか、もう少し伏線が無いと、「えー!どうして、何で」とざわざわして、没入できない。
2)トップミュージシャンにケンティがインタビューの体としても、町中でデートなんか可笑しすぎる。
3)1)がはっきりしないので、眞島秀和か演じる敏腕プロモーターが悪、みたいな構造もしっくり来ない。
4)とうでもよいが、MILETのお祖母ちゃんがコンサートに付き添えもなく、人で来るのもおかしい。
5)大学でのラストシーンでケンティがポケットに手を突っ込んでいたのに、次の瞬間に、手を出てる、つなぎを考えても不自然。つくりこみの雑さが目立つ。
6)桐谷はよい味を出してるが、バタくさい。彼女の話も、もうちょい回収できないのかと残念に思う。これも1)のせいで、微妙すぎる。
魅力あるキャストなので、細かい作り込みと、何故、パラレルワールドに行ったのかを丁寧に描いていればと残念。どんな伏線があるかと考えると、ニュースで突如消えた人物がいるとか、ケンティの書く小説にパラレルワールドの世界観を書くとか、なにかねー。気に入ってる人ごめんなさい。
忘れていた何かを思い出させてくれる
原作からパラレルワールド感を増しよりファンタジカルな仕上がり、こちらも良かった
さすが三木監督
イベではケンティにノックアウトされたニキだらけ
捻りはあるけどもアイドル映画の王道。
明るく爽やかなハッピーエンドの恋物語でした!
ストーリーの途中では、ハラハラドキドキしてどうなるの?そうなるの?と思いつつも、最後には大袈裟ですがドイツ語のアウフヘーベン(両者を肯定・包含・統合し、超越する)ような世界観の明るく爽やかなハッピーエンドになったので感涙でした。コミカルな場面も多いので、それが重い雰囲気を吹き飛ばしているようで、本当に楽しく最後まで一気走破でした笑。この映画の中では風吹ジュン(祖母)の存在がなぜかキーポイントになっていて、二つの世界(中島が流行作家の世界とmiletが天才歌手の世界)を達観しているようなポジションに、不思議な暗示を感じました!流行作家の中島がヒロインを軽んじてしまった因果によって、もう一つの世界で苦労して人生学び直します。その世界ではヒロインは天才歌手です。中島を支える立場にならなかったからこそ天才歌手になったというお話です。彼はそんな彼女との触れ合いの中で、自分のエゴに気づくのですが、その彼をヒロインは許すのです(中島は自分の愛はエゴだと言いますが、自分のために尽くすことは、他人のためになっていることもあるのかもしれません!?)。そしてクライマックスへ。もう涙は止まりませんわ笑。それにしても、人間の才能とは、実は誰もが何かしら持ち合わせているものと思います。小説に力を発揮する人もいれば、歌で発揮する人もいます。いろんな仕事で発揮する人もいます。ですので才能のない人などこの世にはいないと思っています。やっぱり私たちの世界はワンネス(平等の尊い)ですね。素晴らしい映画に感謝!
追記 脇役の桐谷はいい味出してました。ワンちゃんも可愛い笑。
始まりが面白い
何度もリクとミナミに会いたくなる作品
この作品はある日知らない世界で生きなくてはならなくなった主人公リクが、元の世界に戻るために何度も来る試練を乗り換えながら、ミナミの抱く気持ちに次第に気がついて、自分のためだけでなくミナミの最善のために生きることに繋がる『壮大な愛』をテーマにした作品でした。
ミナミの祖母の和江さんとリクの友達梶原さんの言葉の数々にも注目すると、さらに楽しめる作品です。複数回観る事でさらにストーリー&登場人物への想いが強くなりました。家族で観てもパートナーと観ても感動します。
心にささる大切にしたい映画でした
1人映画をしたくて、時間的に何となくで選んで観ました。
映画を観る前と観た後で心に変化を与えてくれます。
もしもこんな世界線があったら...を使って
様々な事に気づかせてくれるようでした。
前半はとにかくテンポが爽快です。
また、映像の写し方や音の拾い方が物凄くオシャレで釘付けでした。
ただ、映画全体に緩急があって疲れません。
物語の内容はとても素敵です。
小説を読んでいる様な感覚。
主人公とヒロインの惹かれ合うシーンがとても魅力的で、つい見いってしまいます。
miletさんの楽曲にもすごく感動しました。
歌声、歌詞が物語の壮大さをさらに大きくしているように感じさせられました。
この映画を観てよかったです。
時間が合えば是非、上映中にもう一度観たいです。
人の暖かさや尊さを改めて感じました。
沢山の人に観てもらえると良いなと思います。
miletさんの演技力
偶然だったが、公開して2日目に鑑賞。
miletさんも中島健人さんも知ってはいたが、深い前知識は無く観た。
miletさんの演技が自然だし、かなりの美人さんで驚いた。
歌にも感じていたことだが、少し独特な日本語の発声がそれはそれでクセになる。
大学生の時と売れっ子シンガーの時で雰囲気ががらっと変わっていたので凄い。
正直、これまでmiletさんの歌はあまり好きな方ではなかったのだが、歌う時のナチュラルな表情や世界観が素敵だと思えた。(映画館から帰って、本作の挿入歌を早速ライブラリに追加した)
中島健人さんの演技も初めてちゃんと拝見したが、なかなか難しそうな役だったのもあってか、その役というより中島健人さん自身に見えてしまったのが惜しかった…!
脚本的にちょいちょい「それはないだろ」というツッコミどころもあったので、そこが役者さんの演技力でカバーできたらもっと物語に入り込めたと思う。
話の内容としてはありがちで冒頭から予想ができてしまうし、タイトルも似ているがドラマ「知ってるワイフ」が好きだったので比較してしまい、少し物足りなかった。
でも「君に最初の読者になって欲しい」という純粋な気持ち、誰かのために音楽を書く気持ち、そんな心を大事にしたいなと思わせてくれる映画だった。
あ、桐谷健太さんの演技はやはり流石で、不遇な過去を知った時には思わず泣きそうになった!
ああいうキャラを自然に演じられる桐谷さん、やっぱすごい。
なんかわからん!
脇が甘すぎないかミナミ
miletさんの歌声が元々好きなこともありレビュー評価も高いのを期待して鑑賞したものの、ラブストーリーに疎い自分にとってはお互いの感情の機微が受け取れず困惑してしまった。
パラレルの世界でストーカーと化している異常者リクに何故ミナミが再び惹かれていったのか理解できなかった。中島健人さんの地味さ加減の演技は面白かったです。
それでもmiletさんの歌う挿入歌と主題歌が優しく包み込むテイストの景色にはピッタリで聴き惚れました。
結末は予想通りすぎたので2人が夢を叶えなければならないというお決まりコース一直線だけではなく、なんなら蒼龍戦記の世界が実は本当の世界だったと言うくらい突拍子のない展開の方が良かったかも。
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