知らないカノジョのレビュー・感想・評価
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今の大切さと誰もが考える"もしも"に思いを馳せる作品
じんわり涙があふれるような映画。
1回目鑑賞したときよりパンフレットも読んでから観る2回目のほうが、セリフ・キャストの表情・衣装・美術などの気づきがあって、涙があふれました。1回目はリクとミナミの関係が気になるけど、2回目は梶さんや和江さんのセリフや表情が気になりました。
大切な人なのに身近にいてくれるのが当たり前になっちゃって、つい甘えてリクみたいにあんな態度を取ったりパートナーにあんなこと言っちゃったり…あるなと。
もしもあの時に別の選択していたら…と考えることはあるけれど、今があるのは良くも悪くも自分の選択なんだと改めて思ったし、自分本位になりがちなのを反省しました。
ヒロインはmiletちゃん以外には考えられないくらい自然な演技で、とってもチャーミングで凛としていてステキだったなぁと。
主題歌I stillも劇中歌Nobody Knowsも
曲自体ステキだけど、この歌たちがあるから映画がよりすばらしいものになってる気がするし
聴くと映画を思い出します。
現実にはありえないんじゃ…と思う設定も
"観られるのが恥ずかしい"と言うぐらいに
着飾らない健人くん演じるリクのおかげで
リアルに感情移入して観られました。
予告から想像しないシーンもあるから
老若男女楽しめそう。
三木監督らしい光が美しいなと思うシーンや独特な質感を感じるシーンがあって、目でも楽しめる作品だなと思います。
愛のカタチ、愛の意味を考えさせられる作品
リクとミナミのパラレルワールドなラブストーリーだけれどそれだけではない展開や2人を支える周囲の人達の想いと愛に序盤から心が震え、たびたび涙が溢れました。
中島健人さんのピュアで繊細な表情ともしもの世界でミナミとの日々を想い流れる涙は切なくグッとくる演技でした。
そしてmiletさんの歌声がなんと言っても1番心を揺り動かしエンドロールまで涙が止まらなくなるのです。妻ミナミの可愛らしさと歌手ミナミのオーラを見事に使い分けた演技は初とは思えないほどでした。
2人を見守る桐谷健太さん演じるカジさんも
風吹ジュンさん演じるミナミの祖母もかなりのキーパーソンで観る度に感情移入し違った角度から人物像を見ていくのも楽しい。
三木孝浩監督の作る独自の世界と映像の美しさを堪能出来るのも、当たり前になりがちな自分自身の大切な人への感謝や愛を再確認出来るところも素晴らしい。
老若男女安心して観られるピースフルな作品だった。
フジテレビ!CM多すぎ!
N君のせいなのか、テレビでCM流しすぎ。映画観る前に歌に飽きてしまう。いろいろ事情もあるのかもしれないけど。それだけフジテレビ観てるって事だけど。フジテレビも応援してます。
中島健人はバラエティ番組に出ているケンティは面白いけど、演技は苦手。「僕の演技見て!」オーラが強すぎて失笑ししまう。
miletはとても良かった。もともとどんだけ可愛いんだよ、とは思ってましたが、地味メガネmiletも最高ですね。歌が上手いからキャスティングかと思っていましたが、演技も良かったです。また映画でも観られると良いですね。
聞き飽きていたと思っていたあの歌も最後に聴くと感動的でした。miletは素晴らしい!
ストーリーは全体的に甘ったるい。展開としてはよくある感じです。ケンティの演技と合わせて、既視感がある。フランス映画が原作とのこと。フランスなら甘々で良いのか。原作映画も予告は覚えています。面白そうだったけど甘そうで観てなかったけど。
ただ、最後はどうなるのか分からなかったし楽しめた。
最後に三木監督、光の魔術師だと思っていますが、今作はあまり逆光使わないな、、、と思ったら今作は月光か。綺麗でした。
miletの笑顔
miletは好きだ。ライブも2回行ってるんで笑ってるところも知ってるが、どちらかというとあまり笑わないシリアスなキャラでデビューしてた様に思う。本作ヒロインとして発表された時は不安もあった。しかし前半に普段見られない自然な笑顔も見られ、また気取ったスターの顔も、想定外のSF戦士の姿も見られ、ステージ上のドレスの肩幅も含めて最高のデビュー作となった。何よりプログラムピクチャーの作り手としてハズレが少ない三木孝浩が監督していることが成功の要因だと思う。
ところでオリジナルは未見だがラストが違うらしい。俺にはあのラストが物凄く気持ちいい。話が違うが「1ST KISS」にもあんな締め方があったんじゃないの?てな。
あとケンティーも嫌いじゃないけど最近ちょっと殻を破りたい感が出過ぎてて、大丈夫だから焦るなよと言いたい…って俺ナニサマ?
追記
風吹ジュン様の役の解釈。リク同様に飛んだ経験者、過去は誰でも知ってる歌手だったんだけど飛んじゃった。でも「覚悟を決めて」「全て失い」飛んだ先の世界で暮らしてた。ボケて昔のことを思い出すけど、それは事実なのだ。
すごく心が温かくなる映画で、途中何度も涙が溢れてきて大変でした。 ...
milet
に魅了された。
挿入歌で涙してしまったのは、JUJU、uru以来で本当に久しぶり。
ストーリーとしては予告編から想定されるところから大きく外れない。
過去にもこの類いの設定はいくらでもあったな、という既視感。
となるとキャストの力量が問われることになるが、冒頭に書いたとおり。
じじいだし、主に聞くのは洋楽なので、
名前は聞いたことはあったものの歌をまともに聞いたのはおそらく初めて。
独特の雰囲気が感じられる歌声に加え、全く違和感のない演技に引き込まれた。
歌は初期のyuiのような独特の存在感があって、ぜひ改めてチェックしたい。
風吹ジュンの纏ったミステリアスなオーラも素晴らしかった。
年を経るごとに魅力が増していくように思える。
樹木希林亡き後心に響く女優に飢えているので、今後も注目したい。
役柄としてもミステリアスなままだったが、明確にならない方が良かったのかも。
桐谷健太は初め鬱陶しくも思えたが、中盤から大逆転。
いろいろな意味で胸アツだった。
周囲が素晴らしかったので若干見劣りはしたが、中島健人も悪くなかった。
監督で映画は選ばない(避けることはあっても)のだが、
この監督の作品好きかも。
I still
原作映画よりもピュアで爽やか、気軽に楽しめる
原作のフランス・ベルギー映画『ラブ・セカンド・サイト』を以前鑑賞していたので、日本で三木孝浩監督がどのようにリメイクするのか気になり鑑賞。
三木監督のフィルターを通すとこんなピュアで優しい映画になるんだなと感じた。
画家のルノワールが「人生は嫌なことで溢れているから、楽しくて美しいものだけを描きたい」みたいなことを言っていたが、三木監督にもこれと通ずるものを感じた。
原作が好きな人からすると、綺麗事すぎるとか、余白がない、蛇足だと感じる部分はあるかもしれないが、私は原作の2人が恋に落ちる納得感が感じられずモヤモヤしていたので、
本作では三木監督がリク(中島健人)とミナミ(milet)を愛おしく感じるような人物として丁寧に描いており、素直に幸せな気持ちで見られたのは良かった。
好みにもよるかと思うが、より幅広い層に気軽に楽しんでもらえる作品になっていると思う。
ストーリーの大枠は原作と同じだが、キャラクター設定やラストの展開が一部変更されており、味わいも異なるので、別物として楽しんだ方が良い。
ツッコミどころはあるものの、そこは原作に準拠している部分もあるので、その枠組みの中で綺麗にまとめられていると思う。
また、ミナミの職業を原作のピアニストからシンガーソングライターに変更したのは正解だったと思う。
日本人は音楽を聴くときに歌詞に込められた意味も含めて楽しむ人が多い気がするので、歌詞があることで二人の感情や物語がより伝わりやすく共感しやすくなっていたように思う。miletの歌が作品の盛り上がりとなっていた。
リクとミナミの大学時代や2人のシーンは、キュートで愛らしくもっと見ていたかった。
監督が80,90年代のハリウッドラブストーリーがお好きとのことで、洋画のテイストを感じられるような学校のロケ地を選んだそう。
また、リクを演じる中島健人に、大人になったのび太のように失敗はするけど愛おしいと感じるようなキャラクターでいてほしいと監督から伝えていたとのことで、原作よりも応援したいと思えるような主人公になっていた。
ただ失敗の内容が引っかかってしまう人はいるとは思う。
桐谷健太演じる友人の梶さんはみんな好きだと思う。
お茶目で懐が深くて居てくれるだけで安心するしどうか幸せになってくれ…となる。
原作映画でもこのキャラクターが一番好きだった。
ロケ地の中に私の母校も出てきたので、青春時代を思い出して甘酸っぱい気持ちになった。
ミレイ
miletかわいすぎた
けんてぃはいつも通りのけんてぃのまんまの役みたいな感じで、miletファンの自分としてはちょくちょくイラッとくるシーンもあったけど、miletが普通に演技上手かったしめっちゃかわいかったし歌めっちゃうまいし、それだけでこの映画はサイコー。リピ確定!
映画の内容はよくある感じの恋愛ものの映画って感じで内容も理解しやすかった。最初のシーンで桐谷健太(45)が大学8回生の役してて笑ってしまったけど、けんてぃを手助けする良き親友っていういい役してて、なんか良かったなぁ。
正直、miletがかわいすぎて内容があんまり入ってこなかったので、とりまもう一度観に行きます。
知らないカノジョ
大切な人と見たくなるピュアなラブストーリー
幅広い世代が楽しめ、見終わった後で家族や恋人や友人など大切な人に感謝を伝えたくなるような温かい作品だった。
中島健人のひたむきさと桐谷健太の包容力、そしてmiletの色彩豊かな歌声に彩られた三木監督の映像美溢れる純愛物語を、劇場の音響と大スクリーンでぜひ多くの方に体感してほしい。
振り返りつつスッキリ!何回も見たくなるデトックス映画
ファンタジーで可愛い感じの映画かと思いきや、柔らかく温かいのに、自然に自分の行動や相手の思いをリクを通して、内省が心にしみ込んで勝手に涙が出ていた。それでも温かい、今に感謝したい、もう少し相手を大切にしたいと希望の心を持てた。日本人らしく繊細な伏線も入り、より心に響くのに、原作よりもスッキリ!スカッとした気持ちになれて、イガイガした時にこれから何回も観たくなる映画になった。
主演の中島健人さんの静かに出てくる繊細な涙と表情が心の深い所まで何度も優しく届いたと思う。miletさんの迷い込んだ世界の凛とした澄んだ姿がより心をスッキリさせてくれた。
そして桐谷健太さんの包み込む温度ある演技で温かい気持ちになれた。
映画のインテリアと音楽と画面が少し明るく夢がある作りで、どんどん内省が進むのにスッキリ明るい気持ちになれた。
三木監督だからこそ幸せになれる映画なのかと。
まだまだ伏線が前はまだ分かってないので何回も観てみたい!
謎解きしながらデトックス映画になりそう。
幅広い世代に刺さる作品 miletさんの歌声が沁みます
テレビのCMでよく流れてましたが、CMの内容だけでストーリー大体わかりそう…とか思ってませんか?
全然そんなことなくてビックリ!
三木監督最高だなって改めて感じる作品でした
何ならオープニングからタイトルまでの流れでもう泣けてくる・・・
こんな大学時代送ってきた家族、友人のことを思い出して素敵だなぁって泣けてしまった
自分は縁なかったけどw
miletさんの歌声もよくCMで流れていたので聞き馴染みがありましたが
スクリーンでストーリ一を噛み締めながら聴くと涙が自然と出てきました
本当にいい曲、いい歌声・・・ キャストのみなさんもそれぞれが適役で素晴らしかったです
そして観終わったあとの余韻が三木監督作品ならでは
泣いてるのに幸福感でいっぱいでした
若い人はもちろん、どの年代の人も楽しめる作品だと思います
すぐにリピートしたいかも
miletちゃん最高すぎ!!!
今まで観てきた恋愛映画の中でダントツに面白かった!恋愛要素だけじゃなくて友情とか家族愛とかもあって、老若男女誰でも楽しめる、最高の映画だった。
まず最高なのは、miletちゃん!映画初出演とは思えない演技で、大学生役から歌手になった印象がガラッと変わってめちゃめちゃ可愛いすぎて、大好きになった。トップアーティストとしての葛藤もうまく表現されていて、今後お芝居もみてみたいと思った。走るの速すぎてアクションとかもやってほしい!後は歌が最高で、最後のリクのシーンはmiletちゃんの歌声だからこその説得力で、歌詞も繊細な歌声もあって涙が溢れて、miletちゃんの存在がこの映画の核となっていたと思う。
そして中島健人さんと梶さんの演技も良すぎて、世界に入り込めた。描写や映像が綺麗で三木監督のすばらしさを感じた。とにかく、最高の映画!!!これは映画館で観ないともったいないと思う。みんなに観てほしい!
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