知らないカノジョのレビュー・感想・評価
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リクの涙に持っていかれた
よくあるシチュエーションではあったが、いい感じにまとまった物語でした。大好きな映画です。
カフェで未来を語るミナミの言葉に涙するリクに待っていかれた。ラストは、あのまま終わってもよかったけど、いい感じで着地。
ぜひカップルで観に行って欲しい。
自然にやさしい映画の世界に入り込めた
主演2人とリクを助ける桐谷健太さん、それぞれの演技が自然でストーリーの世界に入り込んで見ることが出来た。リクを演じた中島健人さんは作家を目指す純朴な大学生、オーラのある人気作家、平凡な編集者、ミナミと恋に落ちる表情、上手く演じ分けてるというか演じてるのを忘れるくらいリアルなリクでした。全ての涙がきれいだった。ミナミはパラレルワールドで歌手になって活き活き歌う姿は聡明で気高く美しい、でも歌手としてリクに惹かれていく様を魅力的に演じてて本当に初演技?!と俺疑うほど。やっぱ歌唱シーンは凄くいい。リクと同じ気持ちで泣けました。そして桐谷健太さん演じるカジさん、風吹ジュンさん演じるミナミの祖母和江さん、2人のサポートが無ければリクもミナミも平行線だったのでは?重要な役でした。
見る前映画タイトル『知らないカノジョ』の意味はもっと深い意味があったんだなと気付きました。そしてmiletの曲が本当にいい。I still=愛してる" 天才的ですね!
意外に男性にハマる映画
恋愛ファンタジーと聞いていたので軽い気持ちで観に行ったら、軽いというより爽やかで優しい気持ちになれる作品
miletは初演技と思えない自然さで、何者でもない若者のときと日本を代表するシンガーになっての歌唱シーンの演じ分けも素晴らしく、コンサートシーンは圧巻
中島健人も一口に困惑や情けなさ、涙と言っても場面場面の心情で色合いに違いがあり、男性の方が共感するのか隣りで夫が泣いていてびっくりした
脇を固める桐谷健太との友情部分が主人公の成長を浮かび上がらせ、風吹ジュンは掴みどころのないけれど重要な役どころを担っている。その演技がまた絶妙。決して多くはない登場人物たちがそれぞれに良い塩梅で仕事をしていて、押し付けがましさがないのに泣ける、泣けるのに観終わった後に爽やかさが残るまさにファンタジーな映画
主役の2人双方がとても魅力的で良かった!!
支え合う事の意味
可愛いラブストーリーの様な予告ですが本編はすごく深い。
その予告にも伏線があり、すごく細かく丁寧に作られた作品。
パラレルワールドなのに妙に現実的。
大切な人の為に生きてるつもりでも、本当
は違うかもしれないと考えさせられる。
失う前に本当に相手を支える事支えられ事の意味を間違いたくないと思いました。
主演の中島健人はあの顔なのにダサいオタクっぽい役を見事に演じていて面白い。
成功して嫌な奴になる時もリアルだし、妻を失ってまた情けなくなる所が可愛い。
miletの存在感はすごい。
穏やかで可愛らしいのに歌う時はオーラに圧倒される。
歌声も曲も素晴らしくて、この映画をより輝かせてる。
脇を固める桐谷健太のコミカルな演技と何とも言えない雰囲気を醸し出す風吹ジュンは天才。
派手じゃないけどテンポ良く進むストーリーと美しい映像、そして何気ない幸せの大切さを思い知らされ何度も泣いてしまう。
老若男女全てに観て欲しい映画。
家族と是非
期待以上!普遍的なラブストーリー
大切な人が同じ世界に存在する奇跡を噛み締める
三木孝浩監督の作品が好きで今作が記念すべき20作目。期待していましたが、期待以上です。
登場人物全員が本当にピュアで愛らしくてひたむきに運命と立ち向かっていて、途中から涙が止まりませんでした。ありえない設定ながらもすんなり受け入れられる説得力があってリクを応援したくなったり、ミナミに真実の愛に気づいて欲しかったり。ラブストーリーですが、友情愛、家族愛にも溢れています。
ぜひ大切な人を誘って観に行ってください。
miletの演技が想像以上に良いです!心温まる作品。
小説家を目指すリクと歌手を目指すミナミ。大学で出会った二人はいつしか夫婦となる。
小説家として成功したリクと夢を諦めたミナミ。
仕事の忙しさからか2人の関係に歪みが生じ始め、ある朝リクが目覚めると、ミナミは歌手として成功し、リクは一編集部員となっている世界に変わっていた。
まず良かったのは、2人が出会ってから仲が深まっていく描写。その様子がダイジェストで流れるが、ここだけで感情移入でき、一気に世界観にハマれます。
それにしても、リク君小説家として成功したんだな・・・と思った矢先の2人の関係。
男って、仕事に成功すると相手を思いやれなくなるのか?最近観る作品はそんなパターンが多く、また彼氏!?と思ってしまった😅
ミナミをシンガーソングライターのmiletが演じていますが、想像以上に自然な演技でとても良かったですね。
歌は勿論の事、演技でもとても感動させてもらいました。
爽やかな感動を与えてくれる素敵な作品だと思います。
気持ちが優しくなれますね☺
脇役ですが、先輩カジさんがいい人すぎて、個人的にはカジさんにMVPをあげたいw
ラブストーリーだけど家族や友人を想った
1度の鑑賞で終わらせるにはもったいない作品
ベストセラー作家となり傲慢になった主人公が別の世界に飛ばされて愛する妻と小説家としての自分を失うが、親友や妻の祖母の協力を得て元の世界へ戻ろうと奔走する。そのなかで主人公が当たり前に存在すると思っていた妻とその愛がまったく当たり前ではないと知り、悩みながらも自分が妻に渡せる本当の愛とはなにか?を見つけていく。
ラブストーリーであるが、友情・家族愛も描かれており周囲の人間との関係を大切にする難しさと尊さが描かれている。
当初は傲慢であった主人公リクが並行世界で奔走していく内に観客は彼の気付きや後悔に自分の人生を重ねる部分があると思う。そうして次第に彼に共感し、彼が流す涙の美しさにせつなくなる。彼を支える親友梶原は誰しもが好きになる。そして幸せを願いたくなる。
人と人が愛し合い尊重することの美しさを大切にすることの難しさと向き合いながら、明日の自分は変えられるという希望を抱くことが出来る作品だと思う。
リクと並行世界のミナミがレストランで会話するシーンの美しさと切なさは必見。ミナミを演じたシンガーソングライターmiletのライブ歌唱シーンも劇場で是非観てほしい。
タイムリープ物というよりは並行世界物。その為、2回目3回目と観るにつれてあれはそういうことか!と考えられる映画になっている。ミナミの祖母和江の言葉に注目したりリクの親友梶原の立場で鑑賞するとまた違った面白さがある。
映画のラストを元の世界と捉えるか、はたまた"誰かがそう願った世界"と捉えるか。観に行った人と語り合ってほしい。映画ポスターにも注目。
7日~9日の特典には作中に登場する蒼龍戦記が読めるカードが貰える。この小説もストーリーに関わってくるのでこの機会に映画館で観てほしい。
主人公がパラレルワールドに飛ばされてしまうというファンタジーな設定...
見終わったとき、自分が少し優しい人間になれる
期待以上の良作
本当に良い映画でした。
心配していた中島健人さんのキラキラ感は控えめで安心しました笑
そしてmilet さんが演技上手で驚きました。これから俳優としてもたくさん出演されそうですね。
私としては桐谷健太さんが1番でした。「アナログ」の時もそうでしたがこういう役の時は本当に素晴らしいと思います。3回泣いたうちの最初が桐谷さんのシーンでした。
映画は最終的にハッピーエンドで終えたのもホッコリして良かったです。
きっと私は泣けてほっこりする心温まる映画が好きなんだなと改めて感じました。
この映画、必見ティーです!
初の1人レイトショー、初のアップグレードシートで鑑賞した。
1日の疲れもアップグレードシートの快適さも吹き飛ばす作品だった。
(冒頭シーンから作品本編までのややネタバレを含みます)
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冒頭の突然の戦闘シーンで、「私は恋愛映画を見にきたはずだよね?何が始まるんだ!?」という意外性からスタートし、そこで一気に作品に引き込まれた。
今回特に良いなと思ったのは、ナレーターがいないこと。
冒頭の戦闘シーンでは主人公リクの語りがあって、荒目の映像も相まってより一層「リクの脳内感」が強まり、現実と一線引いているところがわかりやすい。その後現実に戻ってからは、会話のみでテンポよくストーリーが進んでいくことで、「物語感」が薄れ、今まさに目の前で起こっている出来事に遭遇しているような臨場感が得られて、非常に楽しかった。
リクとミナミが出会ってからこの映画の本題である2人の喧嘩までのシーンが、台詞も語りもなく音楽に乗せて軽快に進んでいくなかで、幸せも感じつつ、節々に不穏な気配を漂わせる演出が大変良かった。見ていて飽きなかった。端的に述べて成功者とそうでない者との価値観の違いや感情がなぜか手に取るように分かって、自身にそのような経験がなくてもあーわかる、こういうことあるよねと納得してしまった。
メインストーリーが始まるまででもこれだけ引き込まれるのが純粋にすごいと思った。
そして、ひと段落着いてかなり満足したところで、「これはあくまでも序章」とばかりに映画タイトルが表示され、ああいよいよここから始まるんだと再びドキドキさせられる。
この続きはぜひ劇場で見ていただきたいです♡
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