「自分の人生と重ねて愛を噛み締める映画」知らないカノジョ もにさんの映画レビュー(感想・評価)
自分の人生と重ねて愛を噛み締める映画
SNSでは泣けた!という感想をよく見ます。
私も泣きました。
でも、御涙頂戴の映画ではないです。
もちろん、CMでも見るレストランのシーンなど、主人公が泣いていたり、主人公に感情移入してつられるシーンもありますが、
それぞれの観客の内省による涙というか、見る人の人生の後悔や大事にしているポイントなどがキャラクターの人生に重なって涙が出てくる…というような感覚かと思いました。
個人的には、2回目が1番泣けました。
1回目は試写会で見るチャンスがあり、ここってもしかして…?と引っかかっていたところが数個あり、
結末を知ったあとに見る2回目ではとても切なく苦しく、とてつもなく愛であったんだ…と涙が止められなくなりました。
出だしがいきなり映画内部の作品の世界観で始まるとか、
演出上の都合なのはわかるけど、
いやいや!どういう規模の歌姫やねん…!(出待ちで存外に簡単に触れ合うチャンス、車移動が表から、取材と称してデート紛いのことができる、そもそも契約?!、楽屋ってそう簡単に入れるかな……)と常識が邪魔するポイントなどはあるんですが、ご愛嬌ということで…笑
是非一度見て、もしよかったら二度目も見てみて欲しいです。
私はこのあとノベライズを読んで、衣装展が始まったらどうにか予定に折り合いをつけて見に行こうと思っています。
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