「登場人物達皆とても良かった。」劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師 餃子さんの映画レビュー(感想・評価)
登場人物達皆とても良かった。
時代考証や、忍具の取り扱い等の考証が素晴らしいとのコメントを読み、観てきました。
時代物や忍具に詳しい訳ではないですが。
忍たまは、子どもの頃見てて、
六年生達やタソガレドキ忍軍は記憶に無かったんで、調べてから映画は観に行って、
雑渡さんのこと好きになっちゃうだろうなと思いつつ観に行ったら、好きになりました。
子ども達との関わり方がとても良い。
忍術学園の先生達は、それをメインにやってるから、がっつり子ども達のことを考えての言動で、
それもとても良かったんですが、
雑渡さんていうてしまえば忍術学園ともそこの子ども達とも無関係な大人で、
でも色々あって子ども達のこと気にかけてて、って人なんですよね。
んで、今回自分とこの子(尊奈門)のやらかしもあり、協力して土井先生を探すことになる。と。
六年生達の各々の忍具も良い。
昆奈門さんの忍具も良い。
画像調べると、本物画像あげてくれてる人達もいて、「なるほどね〜すげ〜怖〜」となる等しました。
雑渡さんの事ばっかり言いますが、
あの土井先生の事殺ったろうって動き(毒付き手裏剣投げる気だった動き)を彼がしているシーンが後から分かるとこ、めちゃくちゃ良いですよね。
忍者っぽいですし、
忍術学園関係者じゃないし、タソガレドキの不利益を考えての動きだし、
でも、きり丸の投げかけで土井先生に戻るかも見てたんだな〜、っていうのが。
あのシーンに、そこに至るまでそれぞれがバラバラに動いてたものが一気に集約してて。
綺麗だな〜。って思いました。
構成が美しいな、と。
忍たま映画って、初めて観たけど、小さな子も、大人になる間際の子も、大人になったばかりの人も、大人としてがんばってる人も同程度に出てくる群像劇みたいなとこがあって、
どの世代が観ても楽しめるように作られてるんだな。
って思いました。
すごい。
(おじいちゃんおばあちゃんぐらいの見守り世代も出てくるし、本当に網羅していてすごい。何らかの賞を貰って欲しい)
「忍術学園全員出動!の段」も観たいな。と思いました。
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